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488枚目「神童」

工匠の神童、ミシュラ
Mishra, Artificer Prodigy / 工匠の神童、ミシュラ (1)(青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
あなたがアーティファクト呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分の墓地と手札とライブラリーからその呪文と同じ名前を持つカードを1枚探し、それを戦場に出す。あなたがこれにより自分のライブラリーからカードを探した場合、それを切り直す。

時間の中を漂うことで、才能ある若者の心に邪悪なひらめきが生まれた。

4/4

工匠の神童、ミシュラとはドラえもん級のウィザードである。





『時のらせん』レア。古のセット『アンティキティー』から語られた、かつて次元:ドミナリアで「兄弟戦争」を引き起こしたウルザの弟が満を持して登場。
本来、兄より優れた弟など存在しないが、MTGでは兄がカードとして存在しない。
ところで《無明の予見者》とは一体何者だったのだろうか。

『モダンホライゾン』にてついにウルザ本人が登場。兄より優れた弟は居なかった。

兄弟ともに歴史に名を残した偉大な工匠(アーティフィサー)であり、ミシュラの能力も唱えたアーティファクトをそっくりそのまま複製するという、まさに神童。
手札、墓地、ライブラリーと領域を選ばないのでほぼ確実に2個目を探しだすことができる。
マナファクトを2個並べるなり単純にクリーチャーを2体に増やすだけで脅威である。
特にブービートラップの製造技術は特筆に値し、ガラクタをぶん投げることで起爆させるのはあまりに有名。

当時のスタンダードで実現したコンボで、あからさまに仕組まれた爆薬である。
ミシュラのイラストでなんかいじくっているのもブービートラップに見えなくもない。

そんなミシュラの最高傑作は自身の工房だろう。

使用先がアーティファクト限定ながら3マナも生み出すのに伝説でないふざけた《Mishra’s Workshop》、クリーチャー化する土地「ミシュラン」の語源になった《ミシュラの工廠》。
兄ウルザの代表作「ウルザトロン」と共に現代においても使用する言葉に名を残す大した兄弟である。

ミシュラ本人は、能力の方に目が行きがちだが、4マナ4/4と本体も実は優秀である。装備品を複製してそのまま殴りかかるのもいいだろう。
だが、細菌の装備品は装備するまでもなく殴りかかったりするので、ミシュラの人生をなぞるようにファイレクシアへと魂を売り渡すのもいいだろう。

最後に。ミシュラに複製して欲しい健全なアーティファクト選手権を書こうと思ったが、
《白金の天使》しか思い浮かばない。
それも大して健全じゃない。

やはり茶色は不遇の色。

追記 2020年12月31日

ウルザは年の初めに、ミシュラは年の最後に生まれたことにちなんだ大晦日に相応しいカードなのだが、なぜか5年前の私はそのことに全く触れずに投稿している

2020年最後の投稿をミシュラらしく過去記事の複製する形で謝罪としたい。ハッピーバースデー、ミシュラ。





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フレイバーテキスト

  1. 今年も一年、記事執筆お疲れ様でした。
    来年も楽しみにしてますよ

  2. ファイレクシアの変形者を作って貰えばよりどりみどりだ

  3. ジェ…ミシュラさんか!

  4. センの三つ子、銅箔の天使、原初の土。
    色々いける。

  5. プライスや絹に包まれる神童だと思った(真顔)

  6. 今年もお疲れ様でした、来年も楽しみにしてます。

  7. 最近と細菌をかけてるんですね

  8. 今年一年、お疲れ様でした。
    まさかの追記に神童も油にまみれて悦んでいるのではないでしょうか。

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