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952枚目「灯火三十六景 ドビン・バーン」

支配の片腕ドビン

Dovin, Hand of Control / 支配の片腕、ドビン (2)(白/青)
伝説のプレインズウォーカー — ドビン(Dovin)
対戦相手がアーティファクトやインスタントやソーサリーである呪文を唱えるためのコストは(1)多くなる。
[-1]:対戦相手がコントロールしているパーマネント1つを対象とする。あなたの次のターンまで、それに与えられるダメージとそれが与えるダメージをすべて軽減する。
5

支配の片腕、ドビンとは中間管理職である。





人間に似た部族、ヴィダルケンのプレインズウォーカー。
ヴィダルケンは青の知性を象徴する部族でミラディンやアラーラのエスパー、カラデシュといったアーティファクトに関わりが深い次元に加え、ラヴニカにも存在する。
各次元のヴィダルケンは青い肌という共通項こそあるが身体的特徴が異なり、ドビンの出身地である次元:カラデシュのヴィダルケンは6本指が特徴である。
ラヴニカのヴィダルケンには頭髪がない。

しかもラヴニカのヴィダルケンはアゾリウス、ディミーア、イゼット、シミックと青が入るギルド全般に所属しており、部外者であるドビンがいきなり訪れても大きな問題がない世界であった。


物語での初登場はエルドラージとの死闘を終え数か月の時が過ぎたラヴニカ。
ゲートウォッチの本拠地になったギルドパクト、ジェイスの庁舎に訪れたときである。
あらゆる機構、機械を精密に分析し欠陥を見抜く才能を持ち、その才覚を認められた彼はカラデシュにておけるすべての発明品に評価を下す首席検査官の地位にある。
カラデシュにて開催される発明博覧会においても検査官の地位にあり、妨害工作を始めた反領事府の改革派への対処にゲートウォッチの協力を依頼しに来たのだった。
しかし、ゲートウォッチはあくまで次元への脅威に対する機関。個別の案件は管轄外としてこの要請を拒否される。
その後、せめて食事だけでもと誘われ食事会に参加。その最中、チャンドラ・ナラーが次元を渡ったことを知らされる。
この時、ドビンはかつて改革派を率いたナラー夫妻の娘で行方不明になった少女がチャンドラだと推測。
上手いことゲートウォッチをカラデシュへ連れてくることに成功した。

Magic Story -未踏世界の物語- 郷愁

だが、カラデシュの領事府最高権力者である審判長がテゼレットであることが発覚し、ゲートウォッチはテゼレットの目論みを防ぐべく改革派と共闘する。
さらにはテゼレットの指示の元、執行人たちが発明品の押収しだして大混乱。
ドビンはテゼレットにこの騒動を鎮める命令を受け適切に対処する。
同じくテゼレットから陽動のためチャンドラと決闘する命令を受けた「遵法長、バラル」の監視役を勤め、彼が敗北すると、バラルの虚偽報告及び彼の『魔導士絶対許さん』(なお自分も魔導士)という私情を絡めた虐殺行為に殺人罪を適応し逮捕。

Magic Story -未踏世界の物語- 業火

かつてバラルはチャンドラが魔導士であることを知るとナラー一家を追い詰め処刑した。そしてこれを『チャンドラが放火して一家が死亡』と嘘の報告をしていた。

あくまでカラデシュの役人として『法の下の平等』に則り仕事をこなす姿勢を見せた。
最終的には『次元橋』を奪取し逃亡したテゼレットを追うべくサヒーリとラシュミが作成した「ギラプールの希望」を破壊し、爆発に巻き込まれぬよう次元を渡る。
だが次元橋の機能停止させる霊気攪乱装置こそ破壊していたが、飛行装置は残っていたために追撃を許してしまいテゼレットは敗北し、革命が成功。

Magic Story -未踏世界の物語- 起死回生

ドビンのその後は不明だったが、テゼレットの背後にいた黒幕ーーーニコル・ボーラスに接見。
そこで『好き勝手にいじくれる次元1個』を報酬にボーラスに忠誠を誓いラヴニカへ。アゾリウスに所属すると出世街道を爆走。
灯争大戦開始前、ラル・ザレックがニヴ=ミゼットギルドパクト化計画のためにアゾリウスの会議場に訪れた時点でギルドマスター、イスペリアから自身のナンバー2として紹介されている。

ドビンは欠陥を見抜く才能に加え『法には絶対忠実』『完全に統治された機構を求める』といった側面がアゾリウスの理念及び創設者であるアゾールに通じ、ぴったりな人材なことから何ら不思議はないだろう。
その後、イスペリアが暗殺者の報酬になるとそのまま実権を掌握。
アゾリウスはギルドマスターであるドビンに対し規則により服従する模様。

灯争大戦では『不滅の太陽』の守護を担当しチャンドラ、サヒーリ、、ラヴィニアと対峙。
成長したチャンドラに敗北し、目を負傷してしまう。

なんとか逃走には成功したが、ギルドパクトとなったニヴ=ミゼットはヴラスカにドビンの追跡を命じるのだった。

ラヴニカ:灯争大戦――結末の灰燼

石化の魔眼を持つヴラスカに目が見えないドビンを担当させるのはどうなんだとは思うが、きっと深いお考えがあるに違いない。

おまけ:独断と偏見によるプレインズウォーカーの強さランク。
ソシャゲーのwikiでよくある、キャラの強さランク。
これを私個人が独断と偏見で勝手に決める。リセマラの参考にしてくれ。
前提として、明確に最強であるラヴニカ襲来時のニコル・ボーラスを10/10、まだ若く発展途上故に際立った強さを描かれていないナーセットを5/5、俺たちゴリラを1/1。これらを基準として設ける。
ドビンバーン
・機構、機械の欠点を一目見ただけで見抜く。
・だが視力を失ってしまい今もこの能力を活かせるのか不明。(考察:生まれ持った才能を魔法でさらに強化していたことから魔法である程度代用できる可能性はある。そもそも、目の代わりになる機械があれば問題は解決され、彼にはその知識も能力もある。)
・機械に限らず事象をも把握し即座に対処法を立案する高い知性でテゼレットを追うゲートウォッチの妨害を幾度もこなした。
・法律のような決まり事に絶対忠実。悪く言えば融通が利かない。
・カラデシュではチャンドラ相手に完封。灯争大戦では成長した彼女に敗北。
・仕事を完遂する能力は高いのだが権力者に従いがち。完璧を追い求める割には詰めも甘い。
・指の本数が安定しない。
6/6 B-RANK

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  1. たしかに詰めの甘さは感じますね。
    いずれ新ファイレクシア絡みで出てきたりして……

  2. サヒーリのあとに読点が二つあるのが不自然ですね(すっとぼけ

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