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1052枚目「ビヒモス」

ラノワールのビヒモス

Llanowar Behemoth / ラノワールのビヒモス (3)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを1体タップする:ラノワールのビヒモスはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。

たいていの種族は、石や鋼があってもまともな武器を作る事ができない。エルフの連中なら、きっと泥とツタだけで立派な武器をつくってみせるだろう。

――― ウェザーライトの艦長代行、ジェラード

4/4

ラノワールのビヒモスとはエレメンタルである。





ウェザーライトのアンコモス
後に基本セット第8版、第9版に再録されている。

第8版の日本語版ではタフネスの修正値が書かれてないという誤植のおまけつき。
第9版ではイラストが新しくなると共に、ビヒモスが廃止されエレメンタルとなった。
旧イラストとフレイバーテキストを見るに、エルフがつくりあげた生体武器のようで、ビーストはそぐわなかったのだろう。
他のクリーチャーを自身の戦闘力に加算させる能力によりリミテッドでなら戦力になったに違いない。
第9版では見た目こそ獣じみているが、紐で繋がれている。よく見ると、二人組が引き連れており《ラノワールのエルフ》の散歩風景なのがわかる。
ビヒモス/Behemothとは本来ビーストである。
Behemothは旧約聖書に登場する陸の怪物で、海の怪物『レヴィアタン(リヴァイアサン)』と対を成す。かつては共に海に住んでいたがでかいの二体もいたら海が溢れると陸担当になった、川の流れにびくともしない巨獣などと描かれ水陸両用の側面を持ち、それでいて温厚で他の獣から慕われているという。これらの要素から基となったのはカバだとされている。
ファンタジー作品の怪物として時折登場するが、『ベヒモス』や『ベヒーモス』なと表記がぶれていることで有名。
次元:日本のファイナルなファンタジーでは『ベヒーモス』が採用。
だいたい明らかにレベル違いの場面で初遭遇し、高威力のカウンター攻撃とメテオ(ファイナルアタック!)で全滅することになる強敵である。
MTGでは『ビヒモス』が採用され、ビヒモスという種族ではなく、とにかく巨大な存在にその名を冠することがあるようだ。
《ラゾデブのビヒモス》は初のビヒモスを冠するカバ。さり気に原典回帰を果たしていたといえる。
スカイシュラウドのビヒモス》《カロニアのビヒモス》といった規格外のサイズは稀で、種族もまちまちなのがわかる。
ビヒモスに詳しいキオーラ氏を筆頭に直近のセット、特に灯争大戦とテーロス環魂記にてパワー4以上のクリーチャーを参照する能力が続けざまに散見され、さらにその先の新セット、イコリア:巨獣の棲処への伏線と見るのが自然である。

やや尚早との意見はあるがこのことを鑑み、表記揺れが目立った『ドミナリアスケール』4/4をビヒモスとすることとした。

ドミナリアスケール
多元宇宙生物学研究会で用いられる生物指標。プレインズウォーカー(助力者でない)のライフ20を基に算出される。一部抜粋。
1/1無名な人間武装、非武装問わず。
2/2ショック死する。
3/3象(またはビースト)野生、訓練済み問わず。
4/4ビヒモス
5/5怪物生まれ持った戦闘能力により君臨する捕食者階級。
6/6さらに魔法など特殊能力を持つことが多い。
7/6氷河期の災厄

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フレイバーテキスト

  1. やっぱりぼくのこのワームのかーどはさいきょうなんだ…!

  2. ドラゴン≒だいたいビビモス

  3. つまり、大気の精霊はビヒモス?エレメンタルだし

  4. 氷河期の災厄という呼称は甲鱗のワーム全体に対するものなので7/6そのものが災厄ではないという豆知識

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