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1135枚目「石を紡ぐ者」

古代を継ぐ者、ナヒリ

古代を継ぐ者、ナヒリ (2)(赤)(白)
伝説のプレインズウォーカー – ナヒリ
[+1]:白の1/1のコー・戦士・クリーチャー・トークンを1体生成する。あなたはあなたのコントロールしている装備品1つをそれにつけてもよい。
[-2]:あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたは「その中から戦士か装備品であるカードを1枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為に置く。
[-3]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。古代を継ぐ者、ナヒリはそれに、あなたのコントロールしている装備品の総数の2倍に等しい点数のダメージを与える。

古代を継ぐ者、ナヒリとは意志が固い。





『ゼンディカーの夜明け』神話レア。プレビュー開始は日本時間9月2日なので油断していたら、プレビュー開始の告知ツイートでジェイスと共に公開された。
通常版ボーダーレス版
 
その後、イラストを手掛けたDave Rapoza氏のTwitterにて全体像が公開。

なんかやたらと戦っている。ソリンとの決着はついたのだろうか。

そもそも、「ナヒリって誰なの?」状態の人は以前書いた記事で少しわかるので少し読むといいだろう。

三行じゃ無理だった要約

・ウギン、ソリンと共にエルドラージをゼンディカーへ封印。眠りにつきつつ見守る。

・封印が解けそうになったのを感知。対処後、ソリンの消息を知るべくイニストラードへ。

・危機対応をしていたソリンと遭遇。意見が食い違い「獄庫」へぶち込まれる。「この女は何ですか!」

・獄庫が破壊され解放。ゼンディカーに帰還。エルドラージがもたらした惨状を目の当たりにする。

・ソリンへの復讐を決意しイニストラードへエムラクールを呼び寄せる。「ソリン、あなたからすべてを奪います。」

・決闘の末、ソリンを石柱へ閉じ込め勝利。「あなたを生かしました。『特別の計らい』のお返しです」

・『灯争大戦』時のラヴニカでソリンと再戦。永遠衆との戦闘には参加していた。


 

かつては名前だけ言及された存在だったが、『統率者2014』での初カード化から始まり、物語本編にも登場。今回で4度目のカード化となる。​

《石術師、ナヒリ》《先駆ける者、ナヒリ》《石の嵐、ナヒリ》
『統率者2014』『イニストラードを覆う影』『灯争大戦』

「石術」という岩石を操作する魔法を得意とし、石鍛冶の技巧と組み合わせることで剣を鍛造する。ゲーム的には装備品カードとの関係性が深いプレインズウォーカー。だが、復讐に駆られた赤白以降は薄めであった。

[+1]:白の1/1のコー・戦士・クリーチャー・トークンを1体生成する。あなたはあなたのコントロールしている装備品1つをそれにつけてもよい。

装備品ではなく、コーの戦士を生成。《石術師、ナヒリ》[+2]の職業違い。
[-10]のような装備品生成が来ると思っていたが、以前から持っていることでもわかる通り、彼女はコーの弟子を取り石術やエルドラージの脅威を伝えていたので違和感はない。

「2色」「4マナ」「忠誠度プラス」による同族生成は《イニストラードの君主、ソリン》を彷彿とさせる。1/1と言えども最低限の防御手段になるので充分。

[-2]:あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚見る。あなたは「その中から戦士か装備品であるカードを1枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為に置く。

6枚は充分多く、意識して組むのなら不発はないだろうという数字。

戦士は『エルドレインの王権』~『基本セット2021』時点で25枚。(参考
軍団のまとめ役、ウィノータ》とは同色で、コーであるトークンと相性が良い。

それより重要なのは[+1]を存分に扱うための装備品。(参考
「プレイするコストが軽い」「強力だが装備コストが重い」の両方を満たす装備品が理想的。(ハンマーは忘れよう。)
現在のスタンダードを代表する《エンバレスの宝剣》は特性上、ゲームエンドのインスタント呪文的な側面が強い。これを用意できれば充分って考えは正しいかもしれない。
『テーロス環魂記』の《影槍》はわざわざナヒリに頼らずとも軽い。
接死を付与する装備品があればとても嫌らしい動きができるが、今のところない。有色なのが厳しいが《悪意の鎌》を利用するのは面白いかもしれない。

[-3]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。古代を継ぐ者、ナヒリはそれに、あなたのコントロールしている装備品の総数の2倍に等しい点数のダメージを与える。

いきなり放てる火力。そのせいか、プレイヤーへと通らず、装備品オンリーデッキはいきなり厳しくさせられた。
2枚=4点からが実用範囲。3枚=6点からは耐えきるのは難しい。これを効率が良いと見るか悪いと見るか。

 

身も蓋もないが総じて、今後登場する装備品次第である。かつて《石鍛冶の神秘家》が後続の『ミラディンの傷跡』ブロックで相性の良すぎる装備品に恵まれスタンダード禁止へと至ったように、長い目で見ることになるだろう。

『ゲートウォッチの誓い』には《石鍛冶の傑作》という装備品があったので参考にするといいだろう。

やはり気になるのは装備品をつける「生体武器」のような動作。確かに《石術師、ナヒリ》でも行っていたことだが、時期的にとてもきな臭い。杞憂であってほしい。

『ミラディン包囲戦』初出。新ファイレクシア陣営が有した、装備品を黒の0/0細菌トークンに装備させた状態で出せる能力。(一例





 

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フレイバーテキスト

  1. ハンマーシュートはヒストリックで!
    ブロールなら更に楽しそうです

  2. 今回も赤混じってるしまだダメそう

  3. 装備品にロクなものが出なかったとしても+でトークン湧いてくるだけで非常にうざったいと思われる
    ハンマーもだけど祖先の刃が入れ替わりで助かった

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