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1163枚目「無罪」

アングラスの暴力
Angrath’s Rampage / アングラスの暴力 (黒)(赤)
ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはアーティファクト1つを生け贄に捧げる。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはプレインズウォーカー1体を生け贄に捧げる。

「大都市だと?違う。ここは不潔な檻に過ぎない。」

アングラスの暴力は自主的に処分させるので無罪となる。





『灯争大戦』アンコモン。2マナで生贄に捧げるいわゆる「布告」系の除去呪文。
しかし、クリーチャーのみならず、アーティファクト、プレインズウォーカーを指定するモードを持つ呪文で、異常なまでに使い勝手が良い。
『ラヴニカの献身』には同じ対象を取れる除去呪文《魔性》が存在する。
《魔性》
『ラヴニカの献身』
《魔性》はシンプルに対象を取るインスタント除去。だが、シンボル指定で扱いにくく、3マナというのも構えにくい。
比べるとしたらさらに遡って《戦慄掘り》の方が近いかもしれない。
《戦慄掘り》
『ラヴニカへの回帰』
パイオニア以下では《戦慄掘り》が《ニヴ=ミゼット再誕》の黒赤枠を担うことが多い。
複数並びがちなクリーチャーに対しては直接対象を取れる《魔性》《戦慄掘り》が優るが、支配的な盤面を造り上げるプレインズウォーカー、デッキの軸となるアーティファクトは選択の余地がないことが珍しくなく、それでいて対象は対戦相手で呪禁や破壊不能も関係なく問答無用で生贄に捧げさせる《アングラスの暴力》には充分な利点があるといえるだろう。
それにしても、次元:イクサランを脱出できたと思えば、今度は次元:ラヴニカへと捕らえられ、「不潔な檻」と罵るほど怒り狂ってる割には凄まじい器用さである。アングラスの高い技量が垣間見える。
彼には雑にクリーチャーを捧げさせ、《世界を揺るがす者、ニッサ》をぶん投げさせ、《魔女のかまど》を撤去させてもらった大きな恩ができた。
未だ不明な彼の地元次元が物語の舞台となり、縦横無尽に鎖を振り回す姿を拝める日が来ることを願うばかりである。





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