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1169枚目「ゼンライブリッツ」

水蓮のコブラ

Lotus Cobra / 水蓮のコブラ (1)(緑)
クリーチャー — 蛇(Snake)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、好きな色1色のマナ1点を加える。


広げた首に咲く花は警告の印である。贈り物を受け取り、それ以上近づくな。

2/1

水蓮のコブラがカスレア認定される世界がここにある。





 
発売日恒例、ブースターブリッツをしながら行った開封記事である。

ブースターブリッツ!!!!!!

 
~ブースターブリッツのルール~
1.ブースター1パック開封し、3枚デッキを4個構築。
・先に構築終了した方が最初のゲームで先攻獲得。※
・余ったカードはゲームで使用しない。
2.お互いにランダムに使用デッキを選択し、対戦。※
・初期ライフ5、手札3枚(デッキすべて)
・ライブラリーからカードを引けなくなっても敗北しない。
・決着がつかない場合は引き分け。
3.ゲームが終ったら別のデッキで新たなゲームを始める。
・直前のゲームの敗者が先攻。
・引き分けだった場合は何らかの方法で先攻後攻を決める。
4.全4ゲーム中で勝利数が多かったプレイヤーが勝ち。
・引き分けることもあります。
※僕たちの場合は最初のゲームから先攻はダイスで決め、使用デッキはランダムでなく選択式。

ブースター1パックずつ持ち寄ればプレイ歴など関係なく平等でお手軽に楽しめる。
クリーチャー戦闘時のやりとり、いわゆる「コンバット」が非常に重要で、MTGの勉強に役立つ。

それでいて、マナ常時無限が織りなす独自のぶっ壊れ展開が発生し、実に味わい深いゲームである。

3なる弾薬を4の弾倉に装填・・・!ぶっ放せ!!

ブースターブリッツ!!!!!!




ゼンライブリッツ的解釈

『ゼンディカーの夜明け』の戦術的メカニズムであるパーティー、上陸、キッカー。これらに触れながら記していく。

パーティー

クリーチャー・タイプの職業「戦士」「ウィザード」「ならず者」「クレリック」最大1体ずつでパーティーを構成し、その人数に応じてボーナスを得るメカニズム。
コスト軽減は完全に無意味だが、効果量を参照する能力は2体でも充分なことが多く、3枚デッキでも活用するのは現実的である。
《カビーラの先導》 《同期した魔術》
すげえよく出て来る人。先導って名前の割に後から出てくる。 4点除去+PT分本体火力。3枚デッキなので最大2点。
逆に同じ職業を参照する能力が混在し、パーティーというよりも「職業メカニズム」といったほうが適切かもしれない。
これらの併せ技により、パック内で全くシナジーがないということは稀である。

上陸

土地が戦場に出たときに誘発する能力。構築では土地サーチ呪文により複数の誘発を狙うのが基本だが、ブースターブリッツではライブラリーが存在しないため不可能である。

完全に死に能力・・・と思いきや、土地カードを手札に戻す能力を持つクリーチャーが存在する。このため、ターンを跨いだ複数回の誘発が可能となっており、+1/+1カウンターを獲得するなど持続性のある能力の場合は有効な戦力となる。

《火砕のヘリオン》 《カザンドゥの踏みつけ》
本体2点火力。4/5でサイズも上々。  6/5トランプル。上陸関係なく勝ち筋になり得る。

また、両面カードが1枚確定収録なため基本土地と合わせて1パック内に土地が2枚封入。上陸持ちが複数嵩張っても許容できるだけの受け皿は持ち合わせている。

キッカー

コストを追加で支払うことで効果が強化される能力。お察しの通り、常時無限マナなのでキッカー前提で使用

《血の長の渇き》 《血の招き》
普通に確定除去。 ぱっと見だけ名前もイラストも《血の長の渇き》と似てる。

さらに、キッカーしていた場合に誘発する能力を持つカードが存在し、それら・・・というかもう具体的に言えば《ドレイクの休息地》を見たら他にキッカーがあることを祈ることになる。

《ドレイクの休息地》
これ自体もキッカーでドレイクが出せる。飛行が弱い世界はない。




必殺技

 

《乱動の噴火》

キッカーと見て察した方もいるかもしれないが、5点どこでも火力である。しかし、ソーサリー。戦場に出たときや上陸などによりライフ回復するクリーチャーは珍しくなく、先手番で処理しなければならない。

《髑髏砕きのミノタウルス》

 

パワー5速攻。次点でキッカーにより速攻を持つパワー4《焦がし乗り》がいる。

《タクタクの瓦礫砦》

全員速攻。誰でもいいからパワー5以上揃っていることを祈る。

《精神流出》

今回びっくりしたカード。先手2枚手札破壊はおおよそ詰みに近い。それに1点ドレインがついたのだ。そう、あのブースターブリッツ最強の一角《精神腐敗》上位互換である。(厳密には上位互換ではない。)

《海底の忍び寄り》

無限パワーにアンブロつくやべえやつ。無限パワーは他に《ぐらつく峰の伏兵》がいる。

今回の最強カード ※個人の感想です。

誰だと思う~?^^

予想してみてね^^

ヒントはコモン、クリーチャー。

《海門の旗騎士》
味方全員無限パワー/タフネス
無限パンプは珍しくないが正直目を疑った。単体でも強力だが、速攻や飛行など他との組み合わせが凶悪極まり、単体除去では追い付かない。
コモンに彼がいるか確認することから始まる。




総括

いずれのメカニズムも問題なく機能し、職業関連と上陸ともにデッキ構築が楽しめるという奇跡の仕上がり。全体的に非常に楽しめた。両面カードは裏面をそれとなく置いておけば判別は難しく、代用カードを使用しなくとも大きな問題はない。ただし、FOILは反射で即バレる。

シンプルなカードで構成される『基本セット』を除くと、ブースターブリッツ界では最上位のセットであるぜひおすすめしたい。

開封結果

※ブースターボックスのみ。

 
ボックストッパ―
《黒割れの崖》(黒赤ファストランド)

 

神話レア
《団結の標、タズリ》《影さす太枝のニッサ》
《髑髏砕きの一撃》《野生の魂、アシャヤ》

レア以上FOILとか
《スカイクレイブの荒廃者、グラークマウ》FOIL
《影の評決》FOIL
《エメリアのアルコン》FOIL

ショーケースレア
《水蓮コブラ》《カザンドゥのマンモス》
 
いや、これきっつ・・・
 
2箱目だああああああ!!!!!!!!!!!
 
ボックストッパ―
《乾燥大地》(赤白フェッチランド)

 

神話レア
《見捨てられた碑》《海門の嵐呼び》
《運命の天使》《石成エンジン》
《髑髏砕きの一撃》

レア以上FOILとか
《乱動追い、カーザ》FOIL 
《敏捷な罠探し》FOIL
《河川滑りの小道》フルアート
 
ショーケースレア
《硬鎧の大群》《カザンドゥのマンモス》
 
いや、これ・・・。トッパーってすげえな!
 
両面カードが1パックに1枚収録され、それらがアンコモン以上となる関係上、通常のアンコモンは2枚となるので集まりが悪く感じた。気のせいだったら済まない。
予てより青黒に瞬速持たせるのは強すぎるのでは論者である私は、同デッキの構築に挑んでおり、前環境ではカード不足を補うべくすでに瞬速を完成させていた青緑を取り込んだ「スゥルタイフラッシュ」を構築していた。
そして、『ゼンディカーの夜明け』にて青黒のみで構築が可能となるほどのパーツが揃い、その主軸となるのはならず者たちである。特に、《空飛ぶ思考盗み》の存在は大きく、何としても4枚必要だった。結論から述べると、1箱につき2枚。かなり危うかった。
バンドル込みで《夜鷲のあさり屋》を3枚引き当て、無事に青黒ならず者デッキに必要な最低限の枚数を確保。
 
『基本セット2021』の《盗賊ギルドの処罰者》もやたらと偏って4枚自力引き当てており、アリーナですでに楽しんでいる青黒ならず者(瞬速寄せ)の初期案が紙でも完成できた。いやー、あぶなかった。

ザレス=サン!?
青黒小道!?

1枚もないのナンデ!!!!!????





 

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フレイバーテキスト

  1. 上陸空母ゼンライティ…?

    うっ…うぅ…頭が…

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