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564枚目「命の安さ」

殺し

Snuff Out / 殺し (3)(黒)
インスタント
あなたが沼(Swamp)をコントロールしている場合、あなたは、殺しのマナ・コストを支払うのではなく、4点のライフを支払うことを選んでもよい。
黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。

スクイーは、同情と安堵が入り交じった気持ちで、カイレンの同類たちが死ぬのを見ていた。

殺しは沼刑4点。





メルカディアン・マスクスのコモン
同ブロックに復活した、代替コストによりマナの支払いが不要になる呪文、通称:ピッチスペルの除去呪文。
通常では1マナ重い《闇の追放》だが、4点のライフを支払うことで0マナ除去として扱える。
フルタップでも放てる除去の有用性は《殺戮の契約》を考えるとわかりやすいだろう。

ピッチスペルとしての使用にはライフだけでなく「沼をコントロールしている」という条件があるので必然的に黒いデッキでなければならない。
この条件を取っ払ったら四肢が切断される。
ライフ4点は決して小さくないが、あれを見るに妥当な範囲であることはお分かりいただけるだろう。

独自の強みを持つ単体除去として構築でも通用する除去呪文だが、同セットには「血の復讐」という優良除去が存在する。

血の復讐 (黒)
インスタント
黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。あなたは、そのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを失う。

破壊できる対象は同じで、ライフも失う。
《殺し》の場合は4マナで唱える事もできるが、ライフの損失が4点で固定。
《血の復讐》はライフの損失が変動し、1マナかかるので奇襲性に劣る。
当時の環境としてはリベリオンが君臨していた関係で軽量クリーチャーを丁寧に除去出来る《血の復讐》の方が合っていたように思う。
しかしパーミッション系のデッキにはフルタップで隙を見せてからの《殺し》の方が狙いやすい。
いずれも一長一短であり、デッキ構築において非常に悩ましかったであろう。
なお、この2枚は共にコモンである。

後にデュエルデッキにて再録。
リリアナちゃんの笑顔が素敵な新イラストである。

大きな健全はより速やかに命を奪う

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フレイバーテキスト

  1. 流石に読めた

  2. 命削ってまでおさわりに鉄槌を下すリリアナさんハンパねぇ
    もしかしてシリ……おっと誰か来たようだ

  3. そのVendettaはガイ・フォークスの方だ

  4. リベリオンの文字を見るとベールのキレキレの動きを思い出してニッコリしてしまう

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