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811枚目「魔法大全考古学研究会」

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ば、ばかな・・・?読める・・・!




アモンケットに収蔵される謎めいた石板。
辛うじて読めるのはマナコストだけである。
この石板が意味することを理解するには高度な専門知識が必要となるので順番に読み解いていこう。

通常のカードでは名前に当たる部分。

対抗呪文名前

古代アモンケットで用いられた象形文字、その中でも魔術の行使を許可された神官が用いた『古代神官文字』である。
現代人は全くもって読むことができないわけだが、独自ルートで入手した解読表を用いた結果、この部分は「COUNTERSPELL」と表記されていることがわかった。

この文言が意味することをさらに日本語翻訳すると「カウンタースペル」となる。
呪文売り場ということだろうか。翻訳制度の技術課題はまだ解決を見ない。

次にタイプ欄を見ていく。

カード名と同様の手法で解読を試みたところ、
に当たる部分が『INSTANT』、すなわち『インスタント』と表記されていることがわかった。
ここまでした解読の結果、この石板は瞬間的に放つことのできる呪文だということが理解できる。

しかしまだなにをするのかがわからない。
そのヒントはイラストにあった。

中心にいる人物が古代神官である。
かつて神官同志による模擬戦闘、『決闘(ディアハ)』が活発に行われていた根拠となる重要な場面で、対峙した相手が放った火花を弾いているように見える。
薄い青色の膜を貼ることによる防御呪文であるようだ。

今回の研究で理解できたのはここまでである。
最後にテキスト欄に記された謎の文章を開示する。
『古代神官文字』とは異なる文字が記されており、いまだ解読には至っていない。

この文言を読み解き、太古の呪文を再現するのが今後の研究課題だ。





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フレイバーテキスト

  1. これがヒエラティックテキストちゃんですか

  2. 美術的にも価値がある…これはマーケティング的にも大正解ですよ!!

  3. どうせお粗末な呪文だったんだろうさ

  4. かうんたー……たーげっと…すぺる……?

  5. 文章欄が未来の言語すぎる(英語の歴史自体がクソ新しい)

  6. まあ、少なくとも腕のひらひらとか呪文のぶつくさとかは印象的だったかな。

  7. え?聖なるバリアでしょ?

  8. 生物呪文防げなさそう

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