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810枚目「い」

霧中の到達
Reach Through Mists / 霧中の到達 (青)
インスタント — 秘儀(Arcane)
カードを1枚引く。

名を一言知らば、妄想が始まりぬ。二言知らば、妄執が起こりぬ。三言知らば、狂気が降りぬ。すべて知らば、その先如何なるかを知るは神のみ。
――― あざみ

霧中の到達せしめんとする。





『神河物語』こもん。1マナで1枚ドロー。それだけである。本当にこれだけである。
軽くインスタントなのが大変魅力的ではあるが、単体では厳しい。バイバックにより後半何度も使えるようになる《ミューズの囁き》や、占術がくせになる《選択》とは異なり、本当にただ1枚引くだけ。

主に青が有する「インスタントを唱えるたび~」などの誘発型能力への利用、特に神河では秘儀を参照する「スピリットクラフト」というメカニズムが存在するが、安定性に貢献できるとはいいがたく、カードパワーの貧弱さから他に優先すべきカードがあるだろう。採用するには秘儀であることを活かすコンボ前提で《急かし》に近い立場といえる。

いつでも腐らずプレイできるという「連繋」元としては最高峰の秘儀である。
お馴染み《氷河の光線》連繋で3マナ2点火力のキャントリップ。

火力とドローの共存はカードゲームにおける正解の一つである。2枚必要とはいえその実用性は驚異的で、禁忌に片足を突っ込んでいる。なお《電解

《常在精神》連繋で3マナ2ドローインスタント。

霊感》を超える効率だが《常在精神》の使い勝手がよろしくない。連繋専用なことから手札に複数の精神が常在していき、最終的に4つの精神が宿ることになる。

秘儀主体デッキには《禍御鳴の激憤》なる奥義があり、【青赤カウンターバーン】といえる秘儀連繋デッキが構築できた。

テクニカルぶれる術師っぷりはとても楽しかった。

他にも《御霊の復讐》を連繋で使いまわすのも強そうなのだが、単体で充分効果的かつ使いまわすのに向かない効果なので連繋が飾りになりがちである。しかし、《思考の鈍化》連繋で自らのライブラリーを掘り進めて《御霊の復讐》連繋しまくりという秘儀は大変ロマンがある。霧中になり過ぎてリアニ先が手札に到達したら笑おう。これら手間とリスクをすっ飛ばす【けちな贈り物】は異常だ。

ただし、先述した《御霊の復讐》や《魂無き蘇生》を搭載する【けちコントロール】の存在から《思考の鈍化》でのライブラリーアウト狙いは中途半端、自殺行為であった。ディミーア家ほど特化してないと厳しく、それでも辛い。40枚構築となるリミテッドではライブラリー削り使いまわしは凶悪そのもので狙う価値があった。

このように、秘儀がついてるおかげで真理へ到達しようと、深遠をのぞき見ようとする探求心が生まれる。いつかこの思考の霧を晴らしたい。





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フレイバーテキスト

  1. いろはにほへと

  2. いとをかし

  3. いーあるさんすー

  4. いちにーさんし

  5. いつむーななや

  6. いいよこいよ
    いきすぎいくいく(810枚目)

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