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1031枚目「マイコシンスの禁止」

マイコシンスの格子

 

Mycosynth Lattice / マイコシンスの格子 (6)
アーティファクト
すべてのパーマネントは、そのタイプに加えてアーティファクトである。
戦場以外にあるすべてのカード、すべての呪文、すべてのパーマネントは無色である。
プレイヤーは、マナをすべての色のマナであるかのように支払ってもよい。

マイコシンスの格子とは胞子である。





 
ダークスティールのレア、バトルボンドにて神話レアで再録。
ミラディンブロックを通して存在する、『3マナ未満を3マナにする』『相手のターンをコントロールする』『マリガンやり直し』など挙げればまだまだある何かとルールをいじくる系アーティファクトの一種。
なんとパーマネントをすべてアーティファクトにしてしまう。
これに目が行きがちだが、さらにすべての色を無くす。書き方で勘違いしてしまうかもしれないが、『戦場以外にあるすべてのカード』『すべての呪文』『すべてのパーマネント』を無色にするのですでに戦場にあるパーマネントも無色にする。
特に追放領域だろうが、ライブラリーだろうが無色にするのでサーチ呪文との兼ね合いには注意したい。

 

さらにはマナの支払いにも介入。これがまたややこしく、マナの色を変えているわけではないので、例えば次セット:フィフスドーンの『列日』には影響を及ぼさない。

烈日(これはその上に、それを唱えるために使われたマナの色1色につき+1/+1カウンター(クリーチャーでないなら蓄積カウンター)が1個置かれた状態で戦場に出る。)
 
3種もの頭を抱える能力を一つにまとめたまさにミラディン産らしいアーティファクトだが・・・。
『マイコシンス』とはミラディンで描写された限りでは『肉体を金属に、金属を肉体に変える胞子をばら撒く謎の菌糸』でミラディン中枢に蔓延っていた。
 

ミラディンの管理人、メムナークは掃除にいそしんでいたが取り除くことは叶わず、プレインズウォーカーの灯を巡る抗争の末、グリッサ・サンシーカーに敗北、その後死亡。
すくすくと成長しついにはーーー

 

新ファイレクシアを『完成』させる。

 

マイコシンスは黒い空洞を何にも縛られること無く育ち続け、有毒のエネルギーを抱えた母体へと姿を変えていった。
《大量破壊の網》
油はマイコシンスを生み出した。 マイコシンスは新ファイレクシアを生み出した。
《マイコシンスの水源》
 
『マイコシンス』とはかつて創造主カーンから滴り、メムナークを狂わせた原因である『ファイレクシアの黒い油』から生じたものであり、能力も含め伏線だったのだ。
 
 
参考文献:

《マイコシンスの格子》に話を戻す。
ルールぶっ壊しにもほどがありやはり何か使えないかとコンボを模索された。
同セットのマイコシンス製である《マイコシンスのゴーレム》はある種の使い道の教示であり、親和デッキの1種:マイコシンス親和として構築された。

マイコシンスのゴーレム (11)
アーティファクト・クリーチャー-ゴーレム

親和(アーティファクト)(この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき(1)少なくなる。)
あなたが唱えるアーティファクト・クリーチャー呪文は、親和(アーティファクト)を持つ。(それらを唱えるためのコストは、あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき(1)少なくなる。)

4/5

基本土地だろうがアウフだろうがエイトグだろうがすべてアーティファクトと化す《マイコシンスの格子》のおかげで《マイコシンスのゴーレム》の11マナは苦労せず、誕生後は後続の重すぎる系アーティファクト・クリーチャーの大行進が・・・あ、あれは!

ダークスティールの巨像 (11)
アーティファクト・クリーチャー-ゴーレム

トランプル、破壊不能
ダークスティールの巨像がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにダークスティールの巨像を公開し、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。

11/11

《ダークスティールの巨像》さん!!

しかし、行進したのは巨像だけではない。

機械の行進 (3)(青)
エンチャント
クリーチャーでない各アーティファクトは、パワーとタフネスがそれぞれ点数で見たマナ・コストに等しいアーティファクト・クリーチャーである。(クリーチャーである装備品(Equipment)をクリーチャーに装備することはできない。)

パーマネントすべてだ。

《機械の行進》はあまりにもアーティファクト過ぎた世界でその名を冠するデッキを生み出し、中でもその1種であるコンボデッキ:マイコマーチ
《マイコシンスの格子》によりアーティファクト化しているため土地すべてが消し飛び、《マイコシンスの格子》自身が6/6で殴りかかるのである。


やっとたどり着きましたね。《マイコシンスの格子》自身が6/6で殴りかかる。
《マイコシンスの格子》はおもしろカードの一種として色濃く記憶に残っていたが、灯争大戦。
36+1人ものプレインズウォーカーが登場したこのセットに参戦した《大いなる創造者、カーン》が一変させる。

大いなる創造者、カーン (4)
伝説のプレインズウォーカー-カーン

対戦相手がコントロールしているアーティファクトの起動型能力は起動できない。
[+1]:クリーチャーでないアーティファクト最大1つを対象とする。あなたの次のターンまで、それはパワーとタフネスがそれぞれそれの点数で見たマナ・コストに等しいアーティファクト・クリーチャーになる。
[-2]:あなたは、ゲームの外部か追放領域にありあなたがオーナーであるアーティファクト・カード1枚を選び、そのカードを公開してあなたの手札に加えてもよい。

5

常在型能力により、《マイコシンスの格子》影響下では対戦相手だけ土地がマナを生み出すことすらできない。
[+1]で《マイコシンスの格子》自身が6/6で殴りかかる。
その《マイコシンスの格子》は[-2]でゲーム外部から用意。
奇しくも《マイコシンス格子》のきっかけとなったカーン自身に3つの能力すべてが噛み合っており、一人マイコマーチである。
モダン以下、共存する環境で凶悪なフィニッシャーとして採用され、ウルザトロンの無色マナからカーンからのマイコシンスという新たなるファイレクシアまでの物語を描きつつ、めちゃくちゃに勝てるコンボが搭載されるようになったがーーー

モダン
《オパールのモックス》禁止
《王冠泥棒、オーコ》禁止
《マイコシンスの格子》禁止

カーンから滴った《マイコシンスの格子》は禁止へと至る。
やはり土地使用不可はやりすぎだった。
菌糸の格子が胞子で奉仕し禁止を行使。(カーン!)


 

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フレイバーテキスト

  1. マイコシンスは禁止になりましたが
    毎更新すは瀕死にならないよう頑張って下さい

  2. 毎回うマイコと考えるもんだね
    感シンスるわ

  3. マイコシンスってファイレクシアの油由来だったのか…

  4. 旧pw強いのはいいが強すぎる
    とくにドミナリアの連中
    キッパっぺもコイツも最高工匠卿も環境を食い荒らす事に余念がなさすぎる

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