Bog Hoodlums / 沼のチンピラ (5)(黒)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
沼のチンピラはブロックできない。
沼のチンピラが戦場に出たとき、対戦相手1人と激突を行う。あなたが勝った場合、沼のチンピラの上に+1/+1カウンターを1個置く。(激突を行う各プレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードを一番上か一番下に置く。自分のカードの点数で見たマナ・コストの方が大きいプレイヤーが勝つ。)4/1
沼のチンピラとは目が合わなくてもぶつかってくる。
『ローウィン』のコモン。6マナにして4/1、さらにはブロックができない。これだけではいくらなんでも弱すぎるが、『ローウィン』ブロックのメカニズム「激突」を持ち、これに勝つと+1/+1カウンターを獲得する。
・・・勝ったところで6マナ5/2ブロック不可。ゴブリン、戦士共にローウィン=シャドウムーアブロックで取り上げられた部族テーマに含まれているが、部族シナジーを活用するにも重すぎる。
激突の方は《森のこだま》《炎族の反乱》といった激突を行うたびに誘発するエンチャントでデッキを組めるようにはなっている。
《森のこだま》 | 《炎族の反乱》 |
その方向で見ると、《沼のチンピラ》の6マナは激突面で強い。MTGは軽量こそが正義、さらには土地という実質0マナがデッキの多くを占めるゲームである。
実際に社会の沼である繁華街で激突してくるチンピラの当たりは強く、ブロックできない。こちらが弱いと見るに金銭カウンターを要求し、強いとわかると去って行く。仮に激突で勝利したとして、攻撃性こそ高いが体力はなく、本格的に鍛え上げられた筋肉には手も足も出ず、差し違える覚悟すらない。こういう側面もチンピラらしい。
あからさまに弱いカードだが、実はフレイバーに富んだクリーチャーなのがよくわかる。
ならず者でなく戦士なのが不思議に思えてきた。
フレイバーテキスト
ガチンコジャッジってここからきてたのかぁ
デュエマに激突あるんですね 知りませんでした
チンピラに厳くて管理人がカツアゲにでも遭ったのか心配
みんな道を開けてくれるので絡まれたことはないです
後光が差し込んでるのかも