溶岩の打ち込み
Lava Spike / 溶岩の撃ち込み (赤)ソーサリー — 秘儀(Arcane)プレイヤー1人を対象とする。溶岩の撃ち込みはそのプレイヤーに3点のダメージを与える。神は時には、狡猾さや手練手管で生きるものの世界から希望と誇りを奪い去った。それ以外は、もっと単純明快だった。
溶岩の撃ち込みとは1マナ3点火力の三番手である。
神河物語のコモン。
本体に対して火力呪文の原点、稲妻と同じ効率を誇るがソーサリー。
「1マナでプレイヤーに3点ダメージ」
これほどまでにシンプルな効果ながら《溶岩の撃ち込み》が出るまでは条件付きでもない限り存在しなかった。
1番手の《稲妻》、2番手の《Chain Lightning》に次ぐ性能であり、レガシー及びモダンにおいてフルバーンの基本パーツとして扱われている。
そして神河出身らしく「秘儀」のおまけ付き。
「連携」を持つ火力《氷河の光線》とセットで登場している。
こちらは2マナ2点と効率は落ちるものの、連携により繰り返し使用可能。
クリーチャーも焼けることで《溶岩の撃ち込み》の欠点をカバーしている抜群の相性を誇った。
《血の手の炎》も含め神河には優秀な火力多い。(「日出国」とはよく言ったものだ。)
なにより、神河において本体を焼く点数は10点で良い。
問答無用の4マナ10点火力。
《碑出告の第二の儀式》である
1T:《溶岩の撃ち込み》 3点
2T:《溶岩の撃ち込み》 3点
3T:《血の手の炎》 4点
4T:《碑出告の第二の儀式》 10点
イージーウィン。
1T:《ショック》 2点
2T:《溶岩の撃ち込み》 3点
3T:《溶岩の撃ち込み》+連携:《氷河の光線》 5点
4T:《碑出告の第二の儀式》 10点
イージーウィン。
実際はダメージランドにより1点削れていたりするのでこうはいかない。
《ショック》を始め火力呪文には偶数ダメージが多く、調整の意味でも奇数の火力である《溶岩の撃ち込み》は大いに役立った。
1T:《ショック》 相手ダメラン 3点
2T:《溶岩の撃ち込み》 3点
3T:《血の手の炎》 4点
4T:《碑出告の第二の儀式》 10点
イージーウィン。
さらに一度でも決めれば相手はライフを10点にしなくなるのでマナバーンで勝手に1点食らってくれる。
0マナ1点火力。
究極の完成である。
そんなマナバーンが廃止される5年前の話。
フレイバーテキスト
バーン絶対許すまじ
大きな大会のシールド予選で、第二の儀式で死んだのは良い思いでです。
あれ以来、戦闘に入る前に一回状況を確認するようになりました。