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580枚目「ストレージから1枚取り出してみた回」

精神の吸収

Psychic Drain / 精神の吸収 (X)(青)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーのカードを上からX枚、自分の墓地に置く。あなたはX点のライフを得る。

金ならばまた稼げばいい。物ならばまた手に入れればいい。モロイが盗むのはそのどちらよりも貴重な若さで、一度失われたら二度と取り戻せないのです。
――― 市井の癒し手、バータ・スザット

精神の吸収とはもろい。





『ラヴニカ:ギルドの都』のアンコモン。黒でたまに登場するXマナドレイン呪文のディミーア仕様となる。ライフを吸収するのはなんとライブラリーから

通常、ライフよりもライブラリーの方が数が多いためエンドカードとしてはドレイン呪文よりも膨大がマナがかかり適さない。
2マナ10枚削り《不可思の一瞥》などと併用しライブラリー削り+延命措置として採用する形になる。
一応、自分に打てば墓地肥やしとライフ回復を同時に行えてお得に思えるが、おすすめはしない。

・・・かつて私はディミーアだった。
スタンダードにおけるライブラリーアウトはカードプールの狭さから完全特化型にするのは難しく、基本的にコントロール寄りの構成となる。というかディミーアがブレているから難しい。

ライフはいくらあっても困らない。むしろ欲しい。しかし《精神の吸収》はクリーチャーに打てないのが致命的であった。ライフを取り戻しても、奪って行ったやつはそのままそこにいる。
ただライフを稼ぐだけよりも脅威となるクリーチャーも同時に除去できたほうが稼ぐ時間は多くなる。
1ターンとは即ち1枚削り。その積み重ねがライブラリーアウト。

『時のらせん』にて《堕落の触手》が登場し《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》とのお手軽コンボの方が理にかなっていたのであった。あと単純に削り効率が悪い。2マナ+1マナ1枚だぞ。
戦慄艦の浅瀬》のようなマナ貯蔵ランドがあったが、それでもなお使いにくかった。

フレイバーテキストに登場するのはあの《モロイ》。

テキスト内容からイラストで描かれているのも《モロイ》のようだ。4マナ4/4フライヤー。
1点ルーズのデメリットがあるがそれでも強力で、ディミーアのブレの象徴で、ガチプレイヤーの象徴でもある 。


スターライト・マナバーン「MTG部、爆誕」より





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フレイバーテキスト

  1. 脆い…

  2. おもろい

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