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1026枚目「上手に焼けました」

モーギスの狂信者

Fanatic of Mogis / モーギスの狂信者 (3)(赤)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) シャーマン(Shaman)
モーギスの狂信者が戦場に出たとき、これは各対戦相手にそれぞれあなたの赤への信心に等しい点数のダメージを与える。(あなたの赤への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(赤)の数に等しい。)

4/2

モーギスの狂信者とは赤単信心である。





テーロスのアンコモン。
4マナ4/2といういかにも赤らしい体格に、赤への信心分対戦相手にダメージを与えるこれまた赤に相応しい能力を持つ。クリーチャーこそ燃やせないがその舌はきっと燃えているに違いない。
攻撃的なクリーチャーを駆使し序盤から攻め立て焼き切る赤単にこれほどまでに合致した性能はなく、赤単信心の根幹を成したクリーチャーである。

一つ前の「ラヴニカへの回帰」ブロックには混成マナが復活しており、信心を稼ぐのに適した高性能クリーチャーに恵まれた。
特に混成2マナ2/2の《炎樹族の使者》はその最たるものだろう。

炎樹族の使者 (赤/緑)(赤/緑)
クリーチャー-人間・シャーマン
炎樹族の使者が戦場に出たとき、(赤)(緑)を加える。

2/2

2マナで出して2マナ生み出すいわゆるフリースペルのクリーチャー。
手札次第だが一気に展開でき、複数枚の《炎樹族の使者》があれば全員出てきて狂信する。
あと異世界の牛くんと交流。
彼らのおかげで軽く5点は焼けるだろう。

火力呪文にも恵まれ、基本となる2マナ3点火力《稲妻の一撃》、帰ってきていた占術火力《マグマの噴流》に、神々の軍勢からは効率の良い《灼熱の血》。
2マナ4点クリーチャー火力《ミジウムの迫撃砲》は通常でも効率が良いのに超過が信心の代名詞たる伝説の土地《ニクスの祭殿、ニクソス》のマナ使用先として非常に強力である。

鍛冶の神、パーフォロス》とその神器である自軍全体速攻付与の《パーフォロスの鎚》がこれまた一貫して削り切ることしか考えていない。
ちなみに「モーギス」とは黒赤の神にしてミノタウロスの守護神《殺戮の神、モーギス》のことだが、モーギスのことも考えてない。
こうして赤単信心は成ったわけだがーーー

ラヴニカへの回帰-テーロス期のスタンダード。頂点へ君臨した黒単信心にこそ相性は悪くない。
アスフォデルの灰色商人》連打は詰むが、火力による対応力の高さからそれでも良い方だろう。
問題は双璧を成した青単信心。色対策クリーチャー《塩縛りの魔導士》がダブルシンボル2マナ2/2の信心稼ぎ要員でメイン投入、フィニッシャーである《波使い》はプロテクション(赤)持ちというナチュラルに赤をメタってる構成に加えて、5/5破壊不能《海の神、タッサ》が普通に顕現し対処不可能。
はマナクリどころか《旅するサテュロス》で《ニクスの祭殿、ニクソス》を異常なまでに使いこなすマナ増産っぷりにサイズや展開力の差がどうにもならず、ダメ押しにサイドから投入される《ナイレアの信奉者》が信心分ライフを回復していく。
には白でニクスへの旅に畜生じみた羊が登場。

ニクス毛の雄羊 (1)(白)
クリーチャー・エンチャント-羊
あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを得る。

0/5

いくらなんでも赤単で生きるのには過酷過ぎたので《岩への繋ぎ止め》という赤白に許された高性能除去オーラがあったことから白をタッチした型でかろうじて生き延びることとなった。

そして基本セット2015。
かき立てる炎》《ゴブリンの熟練扇動者》といったパワーカードが登場たことから信心要素抜きで強烈な赤単アグロ(ラブルレッド)を形成し、以降、メタの一角を担うのであった。
とは言っても信心は信心でアグロ路線を開拓し、パーフォロスが抜け落ちていく中《モーギスの狂信者》は居場所を確保したりしなかったりした。
狂信していたのはゴッドというよりレッドだった、ということですね。ホットだね。


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  1. ラースの洞窟だかなんだか

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