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1074枚目「挑戦者たちへ:行軍の猛攻」

朱地洞の族長、トーブラン

Torbran, Thane of Red Fell / 朱地洞の族長、トーブラン (1)(赤)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ドワーフ(Dwarf) 貴族(Noble)
あなたがコントロールしている赤の発生源が、対戦相手か対戦相手がコントロールしているパーマネントにダメージを与えるなら、代わりに、それはその点数に2を足した点数のダメージを与える。


ドワーフの恨みは山の根よりも深い。

2/4

一つの宝剣は朱の洞のドワーフの君に。





まずはチャレンジャーデッキ:行軍の猛攻のリストを見てみよう。
メインデッキ

4 《熱烈な勇者》
4 《焦がし吐き》
3 《ブリキ通りの身かわし》
4 《リムロックの騎士》
4 《遁走する蒸気族》
4 《砕骨の巨人》
4 《朱地洞の族長、トーブラン》

4 《災厄の行進》
4 《舞台照らし》
1 《エンバレスの宝剣》
3 《炎の侍祭、チャンドラ》

18 《山》
3 《エンバレス城》

サイドボード

4 《ショック》
3 《サテュロスの悪知恵》
3 《殺戮の火》
3 《実験の狂乱》
2 《無頼な扇動者、ティボルト》

赤単色のアグロデッキである。アグロとは、クリーチャーにより積極的に攻め立てる戦略を指し、ビートダウンとも称される。
MTGの赤は低コストで攻撃的なクリーチャーや、火力呪文などそれを後押しする呪文を特徴として持っており、スタンダードではたびたび強力なアグロデッキが構築される。
現在のスタンダードでも攻め切るのに十分なカードが揃っていることから、大会でも活躍するデッキの1種として見る機会は多い。

この行軍の猛攻は赤単色ということもあってか、4種の内で最も完成度が高い。
《熱烈な勇者》、《遁走する蒸気族》、《砕骨の巨人》そして《朱地洞の族長、トーブラン》と、必須となるレアが全て4枚ずつ。
1枚だけ収録される神話レアも赤単アグロの決定打となる《エンバレスの宝剣》。これを増量すればもはや十分ではないかとすら思うほどの完成度である。
火力呪文に《溶岩コイル》が無いのが少し気になる程度だろう。

とは言っても、実はさらにもう1種、絶対に外せないクリーチャーがいるのだが収録されていない。

赤単アグロの最たる強みは《朱地洞の族長、トーブラン》による攻撃力の底上げと、《エンバレスの宝剣》による決定力である。
その両者と並び立つ、単体での突破力を持ちつつ、除去呪文に対して耐性を持つクリーチャー《鍛冶で鍛えられしアナックス》である。

テーロス環魂記アンコモン。信心というマナシンボルをカウントする能力によりパワーが決定され、自身がダブルシンボルなので最低でも2/3。1~2マナの軽量クリーチャーを並べ攻め立てるデッキなことからより大きなパワーを期待できる。
そして、アグロにとって致命的な弱点である全体除去呪文に対してサテュロストークン生成能力が抜群に機能し、《朱地洞の族長、トーブラン》による3点ダメージ点連打、《エンバレスの宝剣》の軽量化どちらにも噛み合い返しのターンに相手を倒しきれることが多々ある。
伝説のクリーチャーなので戦場に1体しか残せないのだが、彼が持つ役割は非常に大きく、対戦相手にとって最も厄介なクリーチャーなので死亡させない、追放による除去の的になりやすい。
さらには、あえて2枚目を唱えてレジェンドルールにより死亡させると、トークン生成が両者とも誘発し、しかもパワー4以上となっているので計4体出てくる。
このためデッキに4枚積んでも何ら問題がない。
さらに高みへ目指すならば、2マナ2/2速攻《義賊》や脱出により使い回しの効く飛行速攻《灰のフェニックス》が欲しくなってくるが、《鍛冶で鍛えられしアナックス》を最優先で揃えてほしい。
これくらいしか言うことがない。
もうこうなったらオチは諦めるしかない。





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  1. 赤単なのに寒い記事ですね

  2. 赤単死すべし 慈悲は無い(血涙)

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