力の具現、ジローサ『怪獣王、ゴジラ』 (3)(赤)(緑)伝説のクリーチャー — 恐竜トランプルあなたがコントロールしているクリーチャーが致死ダメージを受けたかどうかは、それのタフネスではなくパワーで計算する。7/3
怪獣とは人類の脅威でなくてはならない。
かつて新セットのプレビュー期間を追っかけていた際には一言コメントを添えて後から見返すというのをしていたのだが、追っかけるのをやめたことで書く機会が発売日に使用して気に入ったカードを語ったり、デッキ考えたり程度のごく少数になっていた。
発売前にあれこれ語るのもMTGを楽しむ醍醐味の一つなのにこれはあまりにも惜しいと考えた結果が今回の記事である。
すべてのカードについて書ききるのはあまりにも無茶であり、ガイドブック書くレベルの作業なのですべてのレア、神話レアについて絞ることとする。
公式サイトのCard Image Galleryにカード画像が掲載されたのに気づいたら更新するので速報性はない。
また、世界観に関する描写はプレインズウォーカーのためのイコリア案内から引用。
2020年4月13日 更新
白
変容版《レオニンの戦導者》。 変容の軸となり、猫トークンをばら撒くので変容先の頭数確保もできる。 他の用途では厳しそう。 ライオンに似た見た目なので群れを率いる雄が変わった際に子殺しをする習性から、《幼獣狩り》かと思ってたら真逆だった。 |
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白に定期的に登場する、軽量で対戦相手に制限を課すクリーチャーの新種。 墓地を経由する能力や、ライブラリーから直接出す呪文などを封鎖し、クリーチャーに限らないので意外なところでひっかかる。 スタンダードではエルドレインの王権の「出来事」やテーロス環魂記の「脱出」にぶっ刺さり、タフネス3が地味に硬い。 統率者2017に収録された「呪い」サイクルに描かれた謎の人物によく似ていることで話題となった。イラストレーターも同じKieran Yanner氏。当時のマロー曰く、彼には特に設定などないとのことだが関係性は不明。 |
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3マナ3/3人間・兵士ととにかく恵まれていて、なんと奇数か偶数へのプロテクションが選べる。
アグロに強い1と3が入る奇数でも、マナコストを持たず0として扱うトークンや単体除去が多い2を含む偶数でも、どちらにも利点があり厄介なことこの上ない。 |
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クリーチャーに除去耐性どころか、飛行カウンターで戻してくる神話昆虫。 少しでもエンチャントを使うミッドレンジ、コントロールなら同コストで同サイズ《太陽の恵みの執政官》が優る。 アグロならこちらに軍配が上がるだろう。白単信心と相性がいい。 フレイバーには慈愛を感じるが、飛行でない者に植え付け羽化させる様はあまり見たいものではない。 |
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イコリアにおける頂点捕食者の神話を描く壁画サイクル。土地の代わりにプレインズウォーカーを選ぶ《大変動》である。 「各プレイヤーが選ぶ」ため呪禁、生贄なので破壊不能も関係なく葬る。甚大な影響こそ及ぼすがプレインズウォーカー1枚がどうしても残る点から状況を選んでしまう。 (黒)(赤)のボーナス効果を狙えるデッキなら残ったパーマネントも対処できるだろう。 一番弱い奴、都合の良い奴だけあえて残すあたりスナップダックスは鬼畜。独裁者の素質がある。 |
青
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明らかに映画「シャークネード」を基にしたエンチャント。 重さからメインとなる使い道はサイクリング誘発だろう。 呪文でなく能力であることから打ち消されにくく、カードを1枚引き、サイズX/Xで飛行。マナを大量に用意できるシミックへの適正が高く、《ハイドロイド混成体》と別の強みを持っているのは大きい。《荒野の再生》デッキならなおのこと。 英語名は《Shark Typhoon》でTyphoonと台風は別物なのだが、「シャークネード」は日本でのテレビ放映時に「サメ台風」と副題がつけられ、小説版のタイトルにもなっていることからそれらを意識した訳なのだろう。 |
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明らかに映画「ジョーズ」を基にしたサメ。 海における恐怖の象徴としてのサメを決定づけたのは間違いなくこの映画である。ポスターはいつ見ても恐怖を掻き立てさせられる。 青の大型瞬速は手札を待ち構える戦略上、強すぎてどうかと思うことが多々あるのだが、海中に潜みいきなり人間に食らいつくサメには必須すぎて批判のしようがない。 《エリマキ神秘家》よりも打ち消す範囲は狭すぎるが、単色であることを活かせるか。 |
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イコリアにおける頂点捕食者の神話を描く壁画サイクル。 コントローラーもタイプ指定もない汎用性の高いコピー呪文。 クリーチャーをコピーし(赤)(緑)を支払っていれば格闘が誘発する。 クリーチャーかプレインズウォーカーなら《灯の分身》の方が優る展開の方が多いだろうが、コピー範囲の広さで差別化は充分できている。 格闘により疑似的なコントロール奪取としても機能することもあるが、コストに見合っているかは微妙。 憧れの対象を自らの物とし、それが生物ならオリジナルを消し去る。傲慢さを感じさせる。 |
黒
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4マナ3/3飛行、瞬速を黒単色で実現。 変容の誘発型能力がクリーチャーかプレインズウォーカー1体破壊と黒らしく優秀。 その分、変容コストが重いので相手ターン終了時に《哀歌コウモリ》を唱えその後に重ねていくことになるだろうか。あれ、強くね。 コウモリで瞬速がつくならその内G生物にもつきそうだ。 |
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4マナで奇数か偶数を選ぶ範囲除去。破壊ではなく追放である。 クリーチャーを並び立てるアグロデッキ相手に打つにはどうしても取りこぼしが発生してしまう。 むしろ、対象を取らない追放除去としての役割の方が強いかもしれない。 |
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イコリアにおける頂点捕食者の神話を描く壁画サイクル。 3マナクリーチャー破壊呪文にして、(緑)(白)を払っていれば土地でないパーマネントに範囲が広がり非常に使い勝手がいい。 《暗殺者の戦利品》と相互互換といえる。 シンプルなテキストのおかげでフレイバーが入れた。 |
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《狩り立てられたウンパス》およびこれを基にラヴニカ:ギルドの都で登場した『狩り立てられた』サイクルを意識したであろう、対戦相手に恩恵を与えつつ強力な性能を持つクリーチャー。 イコリアらしく接死カウンターを与える。 威迫を持っているのでクリーチャー1体だったり、パワー0のクリーチャーに置くなどデメリットがなくなる場面がある。 強力ではあるのだが、《騒乱の落とし子》《朽ちゆくレギザウルス》と対抗馬となるクリーチャーが強烈すぎて大変そう。 |
赤
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変容するたびにフェニックスカードを墓地から戻すトークンを生成。 当然、自身がフェニックスなので自己再生が可能。蘇生はタップ状態なのに注意。 変容先としても変容素材としても優秀である。 言うまでもなくフェニックスの羽は蘇生アイテムである。 |
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イコリアの新顔プレインズウォーカー。 物語の詳細を待つ。 「銅纏い」はドラニス防衛軍を指す。 [+1]はクリーチャー限定の衝動的ドロー。限定されている分3枚と多く、ルーカがいる限り永続するのが特徴。 5マナである分強そうな能力が並ぶが癖も強い。ダメージに関するのは[-7]のみ。 |
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イコリアにおける頂点捕食者の神話を描く壁画サイクル。 5点割り振り火力に(白)(青)を支払っていれば起動型能力、特にプレインズウォーカーの忠誠度能力をも封じることができるが、テーロス環魂記に《嵐の怒り》という4マナ全体4点ソーサリーがあることから、採用には差別化を図りたい。 プレイヤーに通らない。 |
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《さまよう怪物、イダーロ》で4回以上サイクリングしていたらそのまま出てくる怪物。 8/8速攻、トランプルで突破力は充分。 それまでは2マナ1ドローでしかないが、サイクリングにより誘発する能力を持つパーマネントが収録されているのでそれらと合わせてデッキを組みたい。 |
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サイクリングすると同じタイプの呪文をノーコストで唱えるというトンデモエンチャント。 デッキの軸にするには5マナと重いが、サイクリングがあることで4枚積みやすい。 赤らしいまさに予測不能なエンチャントだが、危険な臭いがしてならない。 《さまよう怪物、イダーロ》と併せて使いたい。 |
緑
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でかい。 |
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イコリアのキーアートでビビアンと共にいるのはこいつだろうか。 4マナ4/4でちゃんとトランプルがついている。 変容では3マナになる上に、アーティファクトかエンチャント破壊が誘発。 意地でもクリーチャー第1色を守りに来ている良質なクリーチャー。 《打ち壊すブロントドン》との生存競争は熾烈を極める。 アメコミ版ではプレイヤーを破壊しかねない。 |
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イコリアにおける頂点捕食者の神話を描く壁画サイクル。 2倍《自然のらせん》で、(青)(黒)を支払っているなら1枚墓地へ送り込めるのでサーチとしても機能する。 使ってみたら意外と強かった系カードだろうか。 ブロコスは「最初の人」である狩人と対峙するではなく2つの贈り物を与えた。 |
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ちゃっかり常在型能力がついていてしかも強い。 [+1]のトークンは能力が選べることで攻防併せ持っており、[-2]は常在型能力と合わせて使い勝手がよく、ノーコストで戦場へ直接出す。 5マナなら何してもいいってくらい強い能力を詰め込んでいる。 《怪物の代言者、ビビアン》の登場により、灯争大戦《野獣の擁護者、ビビアン》、基本セット2020《アーク弓のレインジャー、ビビアン》、プレインズウォーカーデッキ《自然の報複者、ビビアン》と、スタンダードで3~6マナまで並び立っており、ビビアンデッキが構築可能だ。 |
多色
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怪獣映画の代名詞にして日本が生んだ映画スター《怪獣王、ゴジラ》。 私個人としては幼少期に平成ゴジラをいくつか見た程度で内容はおおよそ覚えていないのだが、ゴジラやキングギドラのソフビ人形があり遊んでいたわけだ。 ボックス購入特典専用カードなので《力の具現、ジローサ》を見ることは叶わない。(そのはず) |
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茸に似た樹木生い茂る雨林、ゼイゴスの頂点捕食者である。 背中を小さな森の土台とす、イコリアにおいて最も古くから生きる怪物とされる。 性格は穏やかで動きもゆっくりとのこと。 能力はまさに永遠を体現し、変容先さえあれば何度も蘇る。もはや寄生生物。 |
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自分で賞金かけて自分で受け取るタイプ。 雇い主には従順なプロフェッショナルで戦闘狂。 バイクが似合うクリーチャーランキング1位。 懐にショットガン隠し持ってそう。 娘にだけは優しいパパ。 |
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変則的なドローエンジン。この手のカードを使ってデッキを組めればそれだけでセンスがある。 《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》と相性がよさそうだ。 起動型能力により複数枚詰んでも腐らないのが偉い。 |
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警戒ロード。警戒持ちクリーチャーをタッパーにする、《制圧の輝き》のようなクリーチャー。 自身にも適用されるのでとりあえず1体。 色が合う《寛大なるもの、アジャニ》はすべてのクリーチャーに警戒を持たせ、《世界を揺るがす者、ニッサ》による土地クリーチャーも警戒持ち。 可能性はあるか。 |
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人類最大の聖域、ドラニスの将軍。 やはり人間ロード。さらには墓地追放と人類の脅威たる怪物を対象とする除去まで付いている。 なにより、自身をもコストに充てることができる覚悟が決まったタイプの将で、支持率は高いに違いない。 |
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水晶満ち溢れる温帯林、ケトリアの頂点捕食者。 気まぐれに夢を織り上げ願いを叶えてくれる霊的な存在とされる。 しっかり願いを決めてから変容しよう。 |
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威迫ロード。威迫に除去能力を持たせる。それもブロック時に生贄なので非常に強力。 黒赤アグロはエルドレインの王権頃に成立し強力なクリーチャーはそろっている。 威迫持ちは少ないが、単体でも強い。 経験からいうとこいつは頭、尻尾に加え背中も部位破壊が可能だ。 |
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発行体の生物に照らされ独特な形状の木が生息する沼地、インダサの頂点捕食者。 死を支配し、死体から力を引き出すことができる。体の構造がまさに異形でキマイラよりも入り乱れている。 変容こそ重いが、一度に複数体墓地から呼び出すことが容易で、そのまま優位を保ちやすい。 |
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トランプルロード。しょうがないことではあるが重いし、速攻がない。 何かもう一手間必要だが、そこまでの価値があるか。 |
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ケトリヤに住む賢者で、ビビアンに多くの伝説や神秘を教えた人物。
《魔心のキマイラ》系統のパワー上昇能力に、青と赤が共通して持つ手札交換(ルーティング)の効率が凄まじいことになる。 |
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海岸線を取り囲む火山地帯、ラウグリンの頂点捕食者。 空の支配者として君臨し、あらゆる破壊をもたらす魔法の炎をまき散らす。 その炎は記憶すらも消し去る効果を持つとされる。 カマリキに乗った人間に近い戦闘力だが、変容時の誘発は過去に幾度も活躍した墓地の呪文ノーコスト使用。これを考えれば変容コスト4マナも軽い。 |
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《骨塚のワーム》にクリーチャーサーチエンジンを搭載した化け物。 起動にマナコストがかかることと、ソーサリータイミングでしっかりと悪用されないようになっている。 ぶっ壊れか、微妙か両極端だろう。 黒単信心で試してみる予定。信じがたいだろうが、私は予てより《霊廟の秘密》の可能性を追求している。 お気に入りのぬいぐるみがないと安心して寝れないタイプ。 |
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偶数の相棒。 能力の関係上、専用デッキでなければ厳しい。 その能力も各プレイヤーなので劣勢になることがあり得る悪魔的能力。 クラーケンとなってもデモンズソウルを忘れていない。 余談だがMTGにヒーローパワーはない。 |
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3以上の相棒。 複数枚引くのも苦労する、大喰らいのカバと恐竜を併せ持った存在。 飛んでいる紫のカバ《Phelddagrif》は伝説なのだがフェルダグリフなので初の伝説のカバとなった。 |
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2マナ以下の相棒。パーマネントだけでいい。 自分のターンに1つとは言え、デメリットなしで2マナ以下のパーマネント再使用が可能とかなり凶悪な性能を持っており、特にスタンダードよりも広いカードプールでの活躍が期待される。 子猫も拾ってきたんだろうか。 |
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いわゆるハイランダーの相棒。 ルール上、ハイランダー構築となる統率者においてカード公開から即禁止発表という伝説を造り上げた。 能力は戦場に出たときに呪文コピー。 |
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奇数の相棒。 奇数の発生源ならダメージ2倍というとんでもない能力を持っており、相棒を満たさずともデッキを組む価値は充分ある。 余談だがMTGにヒーローパワーはない。 |
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乾燥しひび割れた平地と枝分かれした洞窟が広がるサヴァイの頂点捕食者。 獰猛な狩人で、獲物から戦利品を集めているとされる。 変容するたび4点ドレインが誘発。プレイヤーにこそ飛ばないが、自身がパワー3で二段攻撃なことから弱肉強食を体現する。戦場では強い。 |
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1色3つと2色2つずつのシンボルを持つ、大呪文「根本原理」サイクルの対抗色版。 いずれも墓地からパーマネントを拾い上げるのが得意な色であることから、豪快な蘇生呪文となっている。ただし別名。 墓地への依存が非常に大きく、意識してデッキを組まなければならない。 イィリー・アルティメイタム。 |
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1色3つと2色2つずつのシンボルを持つ、大呪文「根本原理」サイクルの対抗色版。 単色ならどんなカードでも最大2枚唱えることができる。 しかし、1番厄介なものは対戦相手に弾かれてしまうわ、ライブラリーから限定なので手札にたまったら大変なことになるわで使いにくさが目立つ。 かつての《けちな贈り物》のように、得のできる組み合わせを見つけ出すか、似た役割のカードを選び出すか工夫が必要となる。 |
![]() アメコミ風ショーケース |
ナーセットについては話せば長くなるので別記事へ。 かつての果敢なジェスカイ道を見出したナーセット。 [+1]で2点回復しつつ何食わぬ顔でマナ加速。クリーチャーには使えないが、大した問題ではない。 クリーチャーでない呪文を駆使する青赤白に合致した性能ではある。 |
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1色3つと2色2つずつのシンボルを持つ、大呪文「根本原理」サイクルの対抗色版。 もはや清々しい一方的な破壊呪文である。 赤白黒のコントロールデッキを組む理由になるかどうかといったところ。 ルーイネス・アルティメイタム。 |
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ウミネコかな。 ディセンション《雲の群れ》の再録かと思うくらい似ている。 トークン生成がシンプルになった程度であとは同じである。 |
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シングルシンボルの相棒。 赤緑なら意外と達成できてしまうのではないか。 しかし能力が不特定使用不可の5色マナ。 |
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イコリアの獣相である猫、エレメンタル、ナイトメア、恐竜、ビーストの相棒。クリーチャーのみの縛りで意外と緩い。 能力もこれらに対するロード効果で、+1/+1修正に警戒を持たせる。 母性を感じる。 |
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起動型能力の相棒。 起動型能力のコストを2マナも軽くするが、1点未満にならない。 プレインズウォーカーの相棒でもあるが、コスト軽減の恩恵はない。 自身が持つ起動型能力があまりにも控え目。 《青銅血のパーフォロス》ファミリーである。 |
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才能を受け継いだ幼獣が復讐しにやってくるエンチャント。 勝手に死んだ《死の飢えのタイタン、クロクサ》や、《朽ちゆくレギサウルス》に食われたやつの復讐しに来るのは納得がいかない。 |
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1色3つと2色2つずつのシンボルを持つ、大呪文「根本原理」サイクルの対抗色版。 パーマネント最大5個踏み倒しだけかと思いきや、残りは手札に入るドローでもある。 無駄が発生しないことで強力さを演出しているが、やはり採用するにはライブラリー操作で仕込みたいところか。 コンボ抜きにしてもスタンダードの青赤緑には《発現する浅瀬》を筆頭とした戦場に出たときに誘発するエレメンタルが集結しており、相性は抜群。ジェネシス・アルティメイタム。 |
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1色3つと2色2つずつのシンボルを持つ、大呪文「根本原理」サイクルの対抗色版。 白なので5点回復、赤なので5点ダメージ青なので5枚ドローという見事にいいとこどりを果たした。きちんとプレイヤーに通る デッキを成立させた《残酷な根本原理》にインスパイアド・アルティメイタムされた性能で、これ以上を望むのは酷というものだろう。 |
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《ハイドロイド混成体》《王冠泥棒、オーコ》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》に連なる緑青神話。 ウィザーズ社があるシアトル地下に地底海の存在が明らかとなり、隠れ潜んでいたマーフォークに実権を握られたに違いない。 主戦場は0マナのマナ・アーティファクトを存分に盛り込めるモダン以下だろう。 |
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ライブラリー操作兼墓地肥やし。 さらには、あまりにお手軽すぎるマナ生成。実質的に探査を持たせてしまう。流石にXは不可で有色呪文のみに制限されている。 ゲームをぶっ壊すポテンシャルはある。 |
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あからさまに危険な臭いがする。 3色かつ4マナの出しただけでは何もしないエンチャントだが、無事にターンが返ってきたらもう無茶苦茶になるあまりに危険な臭いがする。 通常の《創案の火》デッキでは騎兵がこの役を担うので採用されないとは思うが、プレインズウォーカー主体のタイプならあり得るか。 ナーセットがジェスカイ化した場面を描いたもののようだ。 |
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人間と怪物を繋ぐ伝説の戦士。 人間でないクリーチャーで攻撃し、6枚の中から人間を探し出す。 この一方に寄せることができないジレンマを解決するには専用デッキ構築の必要があるだろう。 統率者戦が捗りそうだ。 |
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デッキ+20枚の相棒。 リミテッドなら60枚、構築なら80枚、 戦場に出たときにパーマネントを出し直す、いわゆるブリンク搭載。 望む数と範囲が広く、相棒ならなおのことコンボを狙いやすい。 しかし、相棒になる条件が厳しく、ブリンク要員には《深海住まいのタッサ》という最高峰の存在がいる。 相棒を考慮せずにメインデッキに投入し、かつ、複数ブリンクの旨味を発揮できるように構築する必要がある。 |
アーティファクト、土地
無作為に選ぶ手段が問われるクリーチャー。 どれも無駄になる能力ではなく、3マナ3/3と基本性能も充分。 誘発するのも戦闘開始時なのでなるべく戦闘前メインフェイズに出したい。 他の世界で対峙したが、これほどの器用さはなく、拳による殴打一辺倒だった。 |
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イコリアのおもちゃ箱。 《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》や《シミックの隆盛》をこねくり回す実験が日々繰り返されている。 クリーチャーの上にさえあるならどんなカウンターでもいいことから、知識が試されている。 |
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イコリアには独自の地形、怪物相と頂点捕食者に3色のマナで形成される5つの重要な地域があり、これを「トライオーム」と呼ぶ。
3種もの基本土地タイプとサイクリングを併せ持つ、タップイン3色土地として登場。 なお、ショックランドと同じく基本土地タイプを持つだけであって基本土地ではないので間違っても《寓話の小道》で持ってきてはならない。 |
読者諸君も思うところがあったら好き勝手書くといいだろう。
フレイバーテキスト
背中も部位破壊可能でふふってなった
神話サイクルのフレーバーが興味深い。
どんな話になるんだろうなぁ。