Kongming, “Sleeping Dragon” / 伏竜 孔明 (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
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孔明ほど盛徳を全うした人物は、古今にも例がない。
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伏竜 孔明とは三国志である。
書生時代より才を見出され、まだ世に知られていない優れた若者として『地に伏せた竜』”伏龍”と称される。
ポータル三国志を通して描かれた諸葛亮孔明の記事と考えていただけるとありがたい。
鑑識眼
当時まだ後漢の将であった《蜀主、劉備》は軍師を求め、彼の噂を聞きつけると面会へと望む。
しかし、晴耕雨読のスローライフを生きる孔明になかなか会えず。部下から押し入るよう進言を受けるが劉備はこれを拒絶。
三度出向いて会えた際に、孔明は劉備の配慮にいたく感激。劉備の方も中国全土統一に向けた「天下三分の計」(《荊州占拠》)を説いた見識にほれ込み、孔明は劉備配下となる。
二人は「水魚の交わり」と故事を成すほどの親密さで、劉備の義兄弟、関羽と張飛は不満を募らせるが、魏を《火攻め》により退けると、内外にその才覚を知らしめることとなった。
軍師の忠言
「赤壁の戦い」である。
・潜り込まれているスパイに将を処罰する様を見せつけに偽情報を握らせる。
・その将を偽装投降させ火をつけさせる。
・スパイを通じ船酔い防止策として船同士を繋ぐとの計を流し、火攻めの効果を倍増させる。
・孔明が祈ったら風が吹いた。
・明け方、霞がかった中に藁人形を積んだ船を進軍させ、矢を放たせる。→撤収して《十万本の矢集め》完了。
この発想には驚かされたものである。
軍師の指揮
その後、劉備は蜀を起こす。
しかしまもなく荊州を守護する関羽が呉に討たれ、その《復讐》にも失敗。
失意により病が重くなり、そのまま崩御する。
遺言として「我が子に才があるなら補佐してほしい。才がなかったら君が治めてくれ。」と残し、対して孔明は涙を流しながら劉備の子、劉禅を補佐することを誓う。
君主、劉禅に仕える丞相として内政のみならず、軍師としてもとにかく働きづめ、異民族が統べる南部を平定すると魏への北伐を幾たびも行う。
だが第五次北伐の最中に死去。死因は過労とされている。
後任育成こそしていたものの、圧倒的人材に裏打ちされた国力を誇る魏に対し、その差を埋めるべく尽力し過ぎた結果だとされている。
北伐に自ら赴くため、国に残す劉禅へと蜀が置かれている現状や、後任人事を書き記した手紙「出師表」を奏上しており、登用されて以降の生涯全てを蜀へと尽くしたのであった。
人格、能力共に評価が高く、三国志編者である陳寿を始め、敵対していた司馬懿も孔明へと最大限の賛辞を送っており、三国志演義ではなおのこと主人公格の活躍。
現代においても名軍師の筆頭格としてその名を轟かせている。
軍師らしく全体強化《栄光の唱歌》搭載の2/2。
当然ながら飛行はない。真っ先に狙われるのは隠しきれない才覚故仕方なし。
MTGでも全体バフだった。
フレイバーテキスト
げーっ 孔明!
待てあわてるな これは孔明の罠だ