スポンサーリンク

1092枚目「我が創造、ルーツリー」

呪文追い、ルーツリー

Lutri, the Spellchaser / 呪文追い、ルーツリー (1)(青/赤)(青/赤)
伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental) カワウソ(Otter)
相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている土地でない各カードが、それぞれ異なる名前を持っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、あなたは1回のみゲームの外部からこれを唱えてもよい。)
瞬速
呪文追い、ルーツリーが戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、あなたがコントロールしていてインスタントかソーサリーである呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。

3/2

呪文追い、ルーツリーとはあと数時間。どうなるのか。





イコリア:巨獣の棲み処のレア。
青赤の混色3マナ3/2瞬速という本当にいつでも出せる戦闘能力に加え、唱えていた場合、自分のインスタントかソーサリーをコピーすることができる。

前回も前々回もルーツリーなので割愛する。

6月1日の禁止制限告知。そして、「相棒」メカニズム変更。
これまで通りの相棒を用いたデッキ構築が厳しくされるのは間違いないだろう。

相棒

杉下右京に亀山薫がいたように。私には《呪文追い、ルーツリー》がいた。
相棒シーズン最終回。やり残しの無いように思いついたことを実践した。

以前触れた『フラッシュルーツリー』『太っ腹ルーツリー』以外はいずれも満足のいく完成度には至っていないのでリストは載せず概要だけで済ませたい。
我が相棒、ルーツリーへのレクイエムである。




青白ルーツリー

まず考えたのは従来の青白コントロールへの採用だった。
80枚デッキとなる《空を放浪するもの、ヨーリオン》採用が実現するのなら、逆に1枚制限でもできるのではないかという混沌から始まる。
結果を言うと、ただの劣化にしかなっておらず、ルーツリーの存在意義は見当たらなかった。
『変容ルーツリー』に関しても同様の事が言え、これ以上の言及はできない。

青黒ルーツリー

先の反省に加え、イコリアにて青黒に割り振られた瞬速を重視したコントロールに寄せすぎない方向性となった。
ルーツリーによるコピー元として《強迫》が真っ先に思い浮かぶだろうが、4マナ使う段階で《強迫》2回分が機能することは極めて稀であることから採用を見送っている。
《狡賢い夜賢者》《滑りかすれ》共に目論見通りの動きは見せるが、やはりカード不足は否めない。1マナ軽くするにもパーツが足らな過ぎた。
かと言って、決して弱いとも言い切れない。
相手の動きに応じて隙を少なく動きたい青も黒も瞬速を持つには強すぎる色なのは間違いないからだ。
《飛び掛かる岸鮫》の強さに気付けたのも収穫だった。

《狡賢い夜賢者》 《滑りかすれ》 《飛びかかる岸鮫》

ここから足りないパーツを補うべく、3色目を足す路線へと移行していく。
優秀な2色土地ショックランドと《寓話の小道》が実現した多色環境はいつの時代も構築者に優しい。

グリツリー

青黒赤、いわゆるグリクシスカラーのルーツリー。
火力呪文に加えて、コピー分は追加コストがかからない《安堵の再会》による6枚ドローも大きい。(ハイランダー構築の関係で捨てる手札は非常に悩ましいことにはなっている。)
便利呪文《アングラスの暴力》もコピーできるようになる。余談となるが、唱えた時点で選択肢を決定しているのでコピーしても新たに選ぶことはできない。
グリクシスカラーのコントロールの例に漏れず、あらゆるクリーチャーを屠り、ルーツリーで効果2倍にするのはぞれだけで勝敗を決する差を生み出すこともある。
しかし、構築以上にプレイがあまりにも難しく、私ではそのポテンシャルを発揮できたとは言い難い。
ルーツリーの切りどころの判断が全てを決しかねない。

《アングラスの暴力》 《龍神、ニコル・ボーラス》 《安堵の再会》

スゥルーツリー

青黒緑、いわゆるスゥルタイカラーのルーツリー。
『ラヴニカの献身』の青緑ギルド、シミックや『基本セット2020』『エルドレインの王権』の緑は瞬速を有するクリーチャーに恵まれていることから目を付けた。
該当するカードをリストの中から取り繕っていると、あるカードに気付く。
先述した《安堵の再会》のように、追加コストは唱えた段階で支払うもので、コピーに求められることはない。
つまり・・・

《新生化》

こいつをコピーするとルーツリーを合わせて計3体ものクリーチャーが並ぶことになる。
コピーせずとも、相棒ルーツリーをコストにできることから非常に相性がいいのである。

目論見は上手くいった。
問題は《新生化》で持ってくるクリーチャーの選択肢。その正解を導き出せなかったことだ。
いつか新生化ルーツリーがとんでもないデッキとして環境に姿を見せたときに起源を主張したいのでここに残しておく。




最後のお気持ち

最後の余談となるが、相棒のルーツリーはサイドボードにいる。つまりは、メインデッキにも1枚採用が許される。
しかし、その必要性を感じるデッキにはついぞ至ることはなく、可能性を残したまま終えることとなった。

現在5月31日23時。まだどうなるかわからない。
ハイランダー構築がもたらした自由と、呪文コピーと瞬速、ダブルシンボルにクリーチャータイプがもたらした創造力。
これほどデッキを組んでみようと思えるカードは稀であった。
杉下右京が神戸尊、甲斐享、冠城亘と出会えたように。
また新たな意欲をかきたてられる存在と出会えることを祈る。





 

広告

神河:輝ける世界
発売日: 2022年2月18日
ドラフトブースター Amazon 駿河屋
セットブースター Amazon 駿河屋
コレクターブースター Amazon 駿河屋

フレイバーテキスト

  1. 新生化ルーツリーはパイオニアで俺もやった
    持ってくるのはナルメハ→灯の分身→クローン系*n→適当な4マナ(波使い)→地割れの案内人
    70点くらい消しとぶ

  2. 管理人のルーツリー愛は確かに見届けたぞ
    そしてお疲れ様でした

  3. いよいよ今晩ですね。
    どうなるやら。

  4. ブロールノーツリーすこ
    入れたい気持ちはわかる

  5. なんや創造の火からクソデカソーサリーコピーかと思ったが違うんか

今日の手札

ポータル

タイトルとURLをコピーしました