創造の座、オムナス (赤)(緑)(白)(青)伝説のクリーチャー — エレメンタル創造の座、オムナスが戦場に出たとき、カードを1枚引く。上陸 – 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、このターンで初めてこの能力が解決されるなら、あなたは4点のライフを得る。2度目なら、(赤)(緑)(白)(青)を加える。3度目なら、創造の座、オムナスは各対戦相手と、あなたがコントロールしていない各プレインズウォーカーにそれぞれ4点のダメージを与える。4/4
オムナスが起こなす!
トレーラー
まずは気持ちを高ぶらせるために動画視聴の時間。
映画じゃん!
ナヒリは『統率者2016』に登場していたアキリ、『ゼンディカーの夜明け』に収録されるザレス=サンとパーティを組み何らかの目的を果たすため、探検していたようだ。
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描写や後述する《創造の座、オムナス》のアンチプレインズウォーカーっぷりを見るに、エレメンタルたちはなかなかなブチギレっぷり。本格的に対立するのだろうか。
世界観紹介記事によると、公式サイトでのストーリー連載が復活、しかも、伝説の人物を掘り下げる物語との週2回掲載とのこと。ありがてえ。
《影さす太枝のニッサ》とBOX特典
先立って公開された《鏡映魔道士、ジェイス》《古代を継ぐ者、ナヒリ》に続き、3枚目のプレインズウォーカー《影さす太枝のニッサ》が公開。
『ゼンディカーの夜明け』のメカニズム
すでに公式記事があるので軽く触れていく。
両面カード
《ヴァラクートの覚醒》 | 《ヴァラクートの石鍛冶場》 |
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『イニストラード』から登場した、両面カード。今回は「呪文」か「土地」のモード選択ができるカードとして登場。あまりに汎用性が高く調整力が試される。あまり詳しくはないが、全てのカードをマナ発生源としてプレイできる「デュエルマスターズ」に感覚が近いのだろうか。土地事故というMTGが抱える構造上の欠陥ともいうべき仕様をなんとかしたいという強い意気込みを感じる。
さらには、両面土地が公開。
表裏で出せる色が異なり、1色土地でありながら実質2色土地として運用できる。デメリットが一切ないアンタップイン。歴代でもかなり特殊な立ち位置で、その影響は計り知れない。
これが予め情報公開されていた『ゼンディカーの夜明け』に収録される6種類のデュアルランド(2色土地)の正体である。マローブログ曰く、残りの4種は近いうちに登場するとのこと。
変身とはまた異なる前例がないカードなことから、ルール文書により正確な仕様が書かれるだろう。今回はこの程度にとどめておく。いろいろ湧くであろう疑問はその時に解決される。
『イニストラード』の狼男デッキを愛用した経験から言うと、紙では結構面倒。変身とは異なり両面を行き来するものではないので勝手は違うだろうが、いちいちスリーブから取り出すのが面倒なので素直にメインデッキに補助カード、脇に透明スリーブの現物を用意しておくのがおすすめ。
さあ、補助カードを集めよう!
パーティー
自然と危険の世界ゼンディカーは、前人未到の果てに何かを求める冒険者の世界である。
『ゼンディカー』では同盟者というクリーチャータイプにより彼・彼女ら冒険者の協力を表現したものだった。
『ゼンディカーの夜明け』では職業を細分化。戦士、ウィザード、クレリック、ならず者の4クラスのメンバーを集めることで強力になっていくメカニズムとなり、よりRPGに近いものとなった。ならず者は盗賊でも遊び人でも通るので、武闘家と商人は泣いていい。
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それぞれの職業の色分けはマローコラムにて公開。
キッカー
『インベイジョン』ブロックから登場し、『ゼンディカー』でも登場したキッカー。ざっくり言えば、追加コストを支払うことで強化できる能力である。
気持ちよさそう。
上陸
『ゼンディカー』でも登場した、土地が出るたびに誘発する能力。緑が得意とする戦場に出すタイプの土地サーチ呪文や、土地をサーチする土地フェッチランドで複数回誘発させる動きが強力で、これを軸にデッキが組まれていた。
すでに《水蓮のコブラ》の再録が公開。かつては神話レアだったが『アイコニックマスターズ』でレアとなり、今回もレア。ついに4色となったオムナスも上陸である。
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驚天動地
フルアート
基本土地は例によってフルアート版。ショーケース枠も公開され、面晶体を象ったようなひし形の枠に収まっている。
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Zendikar Expeditions
冒険とは、危険を乗り越えお宝を見つけ出すこと。
『ゼンディカー』では、ウィザーズ社が所有していたパワー9やデュアルランドといったヴィンテージカードを極低確率でブースター収録、『戦乱のゼンディカー』では、歴代の特殊地形を独自仕様で収録する「Zendikar Expeditions」が行われた。
『ゼンディカーの夜明け』でその「Zendikar Expeditions」が復活。
・全30種の土地(フェッチランド10種、『バトルボンド』土地5種、『ミラディンの傷跡』土地、《虹色の眺望》《魂の洞窟》《不毛の地》《古の墳墓》が公開済み)
・通常版はボックス購入特典(ブースターボックス1枚、コレクターブースターは1ボックス2枚)
・FOIL版はコレクターブースターから
店頭から消え去りそうだ。
リスト
前もってセットブースター収録が告知されていた、広告枠が過去のカードになる仕様。以下の3枚が公開された。
《食物連鎖》 | 《猿人の指導霊》 | 《密航者スライムフット》 |
メルカディアンマスクス | 次元の混乱 | ドミナリア |
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今後の展開
そして、2021年の発売スケジュールが公開。
カルドハイム
『プレインチェイス』のSkybreenで記された次元。もはやスカイリムしか思い浮かばない。
ストリクスヘイヴン
多元宇宙で最もエリートな魔法学校とのこと。魔法学校でふくろう。なるほど、そういうことだろう。ポッター。
Dungeons & Dragons-Adventures in the Forgotten Realms
まさかのTRPGにしてRPGの始祖「Dungeons & Dragons」とのコラボセット。基本セットと置き換わる形となるようだ。
この方面は全く知らないが、「剣と魔法」「ドラゴン」「冒険者たち」といったRPG全般のイメージはここから始まったといっても過言ではない存在。MTGももれなくその影響を受けており、クリーチャーの中には「Dungeons & Dragons」由来の物だっている。
ボードゲーム文化から派生して生まれ、世界観に影響を色濃く受けたTCG。それが原点回帰を果たすこととなった。より詳しい人の解説をお待ちしております。
イニストラード 吸血鬼と狼男
イニストラードへの再訪は2回に分けるとのこと。あまりに人間が過ぎることでついにホラー側にテーマを絞ってきた。それでもまだ油断ができない。
仲間外れにされたゾンビが哀れでならない。
時のらせんリマスター
それまで存在したあらゆるメカニズムを内包し、過去のカードのリメイクや語られるだけだったた登場人物のカード化まみれの懐古『時のらせん』が旧枠仕様で新登場。おそらく再録セット、マスターズ扱いだろう。
まだ詳細は不明だが以下の3枚が公開された。
《執拗なネズミ》 | 《虚空の杯》 | 《流刑への道》 |
『フィフスドーン』 | 『ミラディン』 | 『コンフラックス』 |
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どうしても旧枠にしたいカードがあるのなら今から祈りを捧げておこう。
ああ、旧枠のプレインズウォーカー仕込んでると思います。
モダンホライゾン2
スタンダードを経ることなく直接モダンへと参入する新カードセット『モダンホライゾン』の第2弾。前回は《ホガーク》《レンと6番》《ウルザ》などとてつもないパワーカードをぶち込んできたことから阿鼻叫喚となったが果たして。
まとめ
新カードプレビュー場所一覧はこちら。もちろん、僕の下には来てません!!!!!!
例によってカードギャラリーが公開されたらまた書きまくるのでよろしく。
フレイバーテキスト
書きまくり毎回期待してます
狼男は人類を脅かしうるのだろうか?
吸血鬼はスタンデッキに力を現せるのだろうか?
出来ぬ
出来ぬのだ(経験則)
知ってるよ変身前の人間・狼男が人間デッキに吸収される形で活躍するんでしょ
4Cオムナス上陸能力が変わる点がおもしろいですね、梓使えって事ですね
狼男軍は解体再編成されかつての仲間たちと戦うことになった
オムナスくん史上最速でのスタン脱出おめでとう!