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137枚目「天才苗木職人」

セレズニアのギルド魔導士
Selesnya Guildmage / セレズニアのギルド魔道士 (緑/白)(緑/白)
クリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)
((緑/白)は(緑)でも(白)でも支払うことができる。)
(3)(緑):緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
(3)(白):あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
2/2

セレズニアのギルド魔道士とは天才苗木職人である。





『ラヴニカ:ギルドの都』ブロックのギルド魔道士サイクル。
次元:ラヴニカが2度目の舞台となった『ラヴニカのギルド』ブロックでは、各ギルドの本拠地名を冠した多色金枠だが、『ラヴニカ』ブロックではギルド名を冠するハイブリッドであった。
能力の方も単色マナを使用するものが二つで単色デッキでも使えるようになっている。

10のギルドそれぞれのギルド魔導士が登場したが、その中でも際立って優秀なのがこの《セレズニアのギルド魔道士》。
サイクル共通の2マナ2/2で白緑にしては弱めなのだが、二つの能力のどちらも一線級で、デッキにも恵まれている。

緑の方は(3)(緑)で1/1の苗木トークン1体。
効率が悪いと思いがちだが、トークン生成能力にしては珍しくタップを必要せず、マナさえあれば何体でも出せるのだ。ちなみにファンガスは3ターンに1体。

白の方は(3)(白)で全体+1/+1修正のクリーチャー強化。
この手の全体強化呪文は3マナが相場なので起動能力であることは考えたらお得だろう。

苗木生成によるクリーチャー数確保と全体強化で噛み合っており、最悪ギルド魔道士1体で戦場を制圧できる。
同じくセレズニアに前代未聞の2マナ3/3がいた事でアグロ寄りの構成ではそちらが優先されることが多い。

しかしセレズニアには帰ってきた《対立》こと、《制圧の輝き》もあったのだ。

タップによる介入が白にも多くもたらされるようになったことと、土地への介入が厳しくされだした時代の変化を感じる。
《対立》最大の長所であった土地のタップはできなくされたがそれでも強力なことには変わりなかった。
ギルド魔道士により生成された苗木トークンが全員タッパー。
そして緑と白の優秀なクリーチャーの猛攻が全部素通りとなるのだ。

そうして完成したデッキ【セレズニア対立】。
ギルド魔道士で数少ない4枚フル投入されデッキの中核を担った。
色の役割の変更によりもたらされた輝かしい実績であった。

というかお前エルフだったのかよ。





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