データベース上のテキスト欄どう表記するんだこれ。
サブクエスト「ファンデルファーの失われた鉱山」を受注しました。
『フォーゴトン・レルム探訪』のメカニズム公開
いよいよ始まった『フォーゴトン・レルム探訪』プレビュー。世界初のTRPGにして、MTGにも多大な影響をもたらした『ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ』(以下、D&D)とのコラボセットというだけもあり、メカニズム「ダンジョン」が公開された。
!?
「D&D」はタイトル通り、未知の脅威を乗り越えて財宝と発見をもたらすダンジョン攻略を目指すのが主流のゲーム。よって、ダンジョンそのものをカードとして創造してきた。
今回は3種のカードが登場。これだけで終わらすわけがないので、今後特殊セットやそれに適した世界観、特にゼンディカーなどに再訪するならば、新たなダンジョン・カードが増えていくと思う。
新カードタイプ「ダンジョン」備考
メインデッキには入らず、別個にゲーム開始前にあらかじめ用意しておく必要のあるカード。だが、サイドボードでもない特殊な挙動をする。後述するキーワード処理「ダンジョン探索」により3種の中から好きなダンジョンカードを選び、統率領域へと生成、最初の部屋へと入場する。その後、「ダンジョン探索」が誘発するたびに次の部屋へと進入していき、各部屋の効果が誘発。
最後の部屋に到達すると、ダンジョン踏破となりダンジョン・カードはゲームから取り除かれる。現状では統率領域への介入は行えないので、墓地に送り込むことは叶わず、《タルモゴイフ》は大きくなれないはず。
踏破した次の探索に異なるダンジョンを選択してもいいし、同じダンジョンを選択してもいい。なので、ダンジョンカードは各種1枚ずつ用意すれば済む。トークンや紋章カードと似た扱い。
我々MMOゴリラにはマップ上に生成された常設ダンジョンではない、攻略時に生成されるインスタンスダンジョンといえば馴染めるだろう。低確率レア報酬求めて同じダンジョン周回する必要が無いのがやさしい。
ダンジョン探索と踏破
ダンジョンはダンジョン攻略を志す冒険者がいなければ存在意義がない。そして、ダンジョンに旨味がなければ、踏破を志す者たちが現れない。
このことだけは覚えて帰ってほしい。ダイスやルーレットでコマを進めたくなるダンジョンカードだが、彼ら無くしてダンジョン探索は行えない。
現状明かされたのはこの3枚となる。いずれも元ネタがありそうなのだが、「D&D」に関する知識は絶無にして、調べるにしても文献が膨大かつ転載にしかなり得ないので他を当たってほしい。
感想
使用感に関しては、やはりやってみないとわからないが大部分を占める。ダンジョン・カードは3種しかなく、カラー・パイを無視して採用できる観点からか効果量も控え目になっている。今後公開されるであろう「ダンジョン探索」と踏破ボーナス次第だろう。《無私のパラディン、ナダール》をコピー、ブリンクして即ダンジョン踏破する攻略ガチ勢デッキは見てみたい。
フレイバー的には、カウンターを置くことで進行を表現する「探検」や「探索」などといったエンチャントと、それを発展させた形である「英雄譚」とその草案。
それと、過去に発売された主役格のプレインズウォーカーが登場する『ARENA OF THE PLANESWALKERS』や、次元:イクサランの世界観にMTGのカードを使用する『Explorers of Ixalan』といったボードゲーム群。
これらを経て、通常のMTGに落とし込んだ設計なのだとは思う。だが、ダンジョンを仕掛ける側も攻略するのも自分のみに留まっているのが少し残念。対戦相手からしたらダンジョン攻略に付き合う道理もなければ、使う側がダンジョン探索を仕掛けておきながら自分でなく相手に踏破される心配をしなくても済むのでしょうがないと言えばしょうがない。
それよりも、身内向けのカジュアルゲームとしてオリジナルのダンジョンカードを創るダンジョンマスター。それと、ダンジョンカードの進行具合を示すマーカーをミニチュアで用意したり、そもそもデッキに入らない特製を利用してダンジョンのジオラマを用意してくるボードゲームガチ勢の登場に期待している。
そういう創作意欲を刺激するメタ的なフレイバー面ではよくできていると思う。
フレイバーテキスト
このダンジョンでは飯は食えるのかい?
死せる願いでタルモワンチャン?
実際の所本当にルール上カード扱いなのかね
開封比次第でリミテ機能不全になりそうだけど