Joven’s Tools / ジョーヴンの泥棒道具 (6)
アーティファクト
(4),(T):クリーチャー1体を対象とする。それはこのターン、壁(Wall)によってしかブロックされない。ジョーヴンの泥棒野郎がいけしゃあしゃあと顔を見せたら、何があろうと、その顔を先に残して帰らせるな。――― 情け知らずのエロン
ジョーヴンの泥棒道具につるはしは含まれない。
盗賊の七つ道具
『ホームランド』初出のアンコモン。後に『基本セット 第5版』に再録され、同セットの方針に伴いイラストが一新。
当時購入したスターターから出た覚えがあるので個人的にはこちらの方が馴染み深い。《盗賊の七つ道具》に似てるなと思ってたが今見たら全く似てなかった。
《Joven》は《Chandler》と共に次元:ウルグローサにて悪名を轟かせた盗賊である。それでいて、犯罪者の巣窟である《コスカン砦》を統べる《情け知らずのエロン》お気に入りのお宝《Ebony Rhino》(4/5トランプル)を盗み売りさばいたことで指名手配犯となった。
![]() |
![]() |
![]() |
現在では《Joven》《Chandler》共に人間・ならず者のクリーチャー・タイプを獲得している。 |
《ジョーヴンの盗賊道具》は6マナと非常に重く、4マナで扱うにも難儀。5マナというふくよかな体格を持ち、アーティファクトを力づくで破壊できてしまう彼には似つかわしくない器用さを要求されそうな道具が目立つ。
盗賊らしく目的地に向けて気づかれず接近することができるが、唯一、壁抜けだけは叶わず、ジョーヴン自身も壁は破壊することができない。これにはさすがのMTGwikiも
ジョーヴン/Jovenはホームランドの盗賊。壁を越えられないところを見ると、この泥棒道具には登攀用具は入っていないようだ。
と、皮肉っている。
いつかまた次元:ウルグローサが舞台となった際に、《ならず者の道》や《多用途の鍵》が発明されていることを切に願う。
![]() |
![]() |
ブロガーの道具
日々記事執筆するにあたり欠かせないのは情報収集と素材の編集及び加工。それと、拡散手段である。
なんかすごいことになってるタブの数。いわば、ブログができる、ブロガーの道具。(ゴリラは盗賊ではない。)
今回はこれを記していきたい。リンク集みたいになりそうだ。どうか平成のインターネッツを感じてほしい。
大SNS時代。ブログの更新告知が主目的だったが、情報収集に活用することの方が増えてきた。
dlvr.it

自動ツイートサービス。気がついたらTwitter自体に予約投稿機能がついたが、特定の時刻に勝手にやってくれるのでこちらをそのまま使用している。突然自分の過去記事がツイートされてビビることがある。あと名前がデルバーっぽい。
時差計算
上記自動ツイートサービスがTwitterの標準時間であるサンフランシスコ時間で行われるために使用したのが最初だった。
MTGの公式発表がまずシアトルの時間で告知され、次いで告知される日本公式がそれを日本時間に直したり直さなかったりでややこしいことがあるので重宝している。
MTGwiki
集合知の場。各カードの使用実績にデッキリスト、自分の脳内のみでは見落とすような小話や関連カードの発見に重宝する。
プレイヤーという同じ視点で、カード1枚の紹介文を書く以上割り切りは必要となるが、なるべくここと完全重複とならないように記事を創るのが第一目標。
昨今では最新セットの個別カード項目の執筆が遅れている問題がある。企業系wiki乱立からもわかる通り、ビジネス化したことで無償で書く時代ではなくなってきたこと。SNS全盛によりその場その場で消化する双方向コミュニケーションの時代となったことなど要因があげられる。それでも、書き続けてくれる人たちがいると信じたい。
MTGwiki(海外)

集合知の場。カード毎については話題性の強い有名カードのみで、日本語版の方が優る。しかし、物語の登場人物やプレインズウォーカーについては開示されるのがおおよそ英語文献なためか、事細かに解説されていることが多い。
Deepl

翻訳ツール。完全な翻訳とは言えず脳内で補う必要があるが、海外サイト、特にカードプレビュー時には重宝する。アプリをダウンロードして使用しているので厳密にはウェブブラウザで使用していない。
Gatherer
ウィザーズ社公式のカードデータベース。多機能ではあるがカード画像が基本的に新枠以降だったり、日本語検索に甘かったりするので他と併用する。
WisdomGuild
日本最大手のデータベース。日本語で細かく検索でき、上記「MTGwiki」「Gatherer」にも飛ぶことができる。
しかし、いつからかフレイバーテキストが更新されなくなってしまったのでGathererと併用しなければならない。
Scryfall

海外のカードデータベース。マジックオンライン限定やジャッジ報奨などのプロモカードを含めてあらゆるカード画像を網羅的に検索できる。多くの言語に対応しているが日本語はあったりなかったりする。
晴れる屋

MTG専門ショップにして最大手。個別のカード販売ページからどのようなデッキに使用されているか参照してくれる機能がある。全国の支店で開催される大会入賞デッキをデータベース化しているので最新の動向を得られやすい。
公式関連で翻訳を担当する若月繭子氏のコラム「あなたの隣のプレインズウォーカー」も晴れる屋での連載。
Bigweb
同じく業界大手BIGMAGICの通販サイト。機能的な面ではなく、各言語ごとのカード画像である。特に旧枠の日本語カード画像を掲載してくれている希有な存在。
MTGGoldFish
海外大手の情報サイト。各フォーマットのメタゲームを参照する。プレビュー期間にソース毎一覧してくれる点でも強い。
Aetherhub

海外の情報サイト。ブロールのメタゲームを見る場所の一つ。
EDHREC
海外のEDH情報サイト。各統率者に使用されている相性の良いカードを見せてくれる。
EDH-TURN

日本のEDH情報サイト。知識全く0の状態なので各色の汎用カード一覧の記事に目を通し続けている。
Time Walk
日本のEDH情報サイト。定番となる無限コンボを代用パーツ含めて細かく紹介してくれる。
インターネットアーカイブ
自動収集した過去のウェブサイトを閲覧できるサイト。
MTGというゲームは歴史が長い上にホビージャパン→タカラトミー→ウィザーズと日本国内での販売元が移行していった関係で、公式サイトの記事が抹消されていることが珍しくない。また、個人サイト全盛の時代に書かれたありがたい知識を探し出すのにも活用する。
スーパー大ざっぱストーリーガイド
その個人サイトのアーカイブ。名前の通り、『ミラージュ』~『ジャッジメント』までの背景世界の物語を大ざっぱに紹介している。これを足掛かりに検索をかけることが多い。
余談だが、「MTGのストーリーライン~多元宇宙の英雄譚~」はこれくらいの大ざっぱさで背景世界の物語に興味を持つきっかけを目指した記事である。かつての私がそうだったように。
mtg-story

背景世界の物語特化ブログ。執筆者はMTGwikiにも執筆しているあらーら氏。過去の雑誌や小説の原文にあたる細かな調査記事の数々。
MTG-DecklistViewer

祝氏作成のデッキリスト画像生成ツール。MTGアリーナからコピペするだけで生成できるのが最大の強み。
フォトコンバイン
雑に画像ファイル乗っけて整列した画像作れるサイト。ペイント開く労力が惜しい。
Googleアナティリクス
サイト訪問者の動向を見れるツール。大昔の記事を閲覧しているユーザーを見ると、このブログに意義があったなと喜ぶ。
Googleドライブ
ファイル共有サービス。スマートフォンで撮影した画像をPCに転送し加工するのに使う。世界はGoogleに支配されている。
Skeb
クリエイターへのリクエストサービス。俺がクリエイターなのかは不明。詳細は別記事。
最後に
一体誰向けの記事なんだと思ったかもしれませんが、とにかくBIGWEBが旧枠の日本語カード画像を掲載してくれていることだけは覚えて帰ってください。本当にこの貢献はもっと大々的に知ってほしいし、このためにこの記事書いてる面がある。
フレイバーテキスト
想像以上の労力を費やし、最後に管理人さんのエッセンスを加えることで良記事が生まれるんですねぇ…感動
mtg-storyさん本当好き
でもMTG関連のブログを漁るのが日課になったのはこの1000枚ブログさんの影響だから同じくらい大好き