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1266枚目「きらきらしたニンフ」

命の恵みのアルセイド

Alseid of Life’s Bounty / 命の恵みのアルセイド (白)
クリーチャー エンチャント — ニンフ(Nymph)
絆魂
(1),命の恵みのアルセイドを生け贄に捧げる:あなたがコントロールしている、クリーチャー1体かエンチャント1つを対象とする。色1色を選ぶ。ターン終了時まで、それはプロテクション(その選ばれた色)を得る。


「暁の口付ける者、彼は黄金の穂を滋養する。」――メレティスの詩人、プセミラ

1/1

命の恵みのアルセイドのプロテクションの巧みの色。





『テーロス環魂記』アンコモン。次元:テーロスの特徴であるエンチャントとクリーチャー2つの顔を持つカードである。

1マナ1/1にして絆魂と微々たるものではあるか初手から率先して攻撃に向かわせてライフを確保、より大きなクリーチャーに拒まれるようになっても1点は恵んでくれるあったけえニンフ。

たった1点と言えども、偉大なる主神にして勇者の先導者、慈愛に満ち万物を照らす太陽神ヘリオッド様の恩恵を受けられるので『テーロス環魂記』の白を体現したカードの1枚となっている。

いきなり余談となるが、アルセイドとはギリシャ神話における大型の精霊「ニンフ」の一種。ニンフたちは守護する場所や物によって種類が分けられ、アルセイドは森の精とのこと。

ニンフとは - 西洋ファンタジー用語ナナメ読み辞典「Tiny Tales」

MTGに照らし合わせるととなるだろう。しかし、同じくニンフで樹の精ドライアドが古くから緑のクリーチャーとして定着していたことから、そちらに譲ったものだと思われる。

先述した通り、軽量クリーチャーとして優秀なことに加えて、1マナ生贄でクリーチャーかエンチャントに好きな色のプロテクションを付与してくれる。これが相当に厄介な代物であらゆる単体除去、全体火力から主力クリーチャーを1度のみとはいえ守ってくれる。常に1マナ浮かせておく必要こそあるが、対戦相手からしてみると、この1マナ1/1から対処しなければ戦況の改善が行えない盤石さを誇る。

後に『基本セット2021』にて登場する《無私の救助犬》は同じく1マナ1/1で生贄により破壊不能付与。主に【白単アグロ】にて戦場に保ちさえすればとんでもない強化を施していく《光輝王の野心家》を守る役目を担った。

さらに、1マナなことから《夢の巣のルールス》に対応したクリーチャーでもある。

毎ターン墓地から2マナ以下のパーマネント呪文を拾ってくる、10種いる相棒の中でも最強格に位置するパワーカード。真っ先に除去らなければアドバンテージの概念が崩壊するルールスを、除去が尽きるまで毎ターンプロテクションで守り抜いてしまう。悪夢である。

また、MTGアリーナにおける1本先取(BO1)では、新規プレイヤーに配布され基礎セット収録カードが常時使用可能な仕様である。その中には、紙のカードとして存在しないアリーナ限定カードである、ライフ回復により+1/+1カウンターを獲得する《神聖なる僧侶》が。さらに同じく基礎セットに含まれた《情熱的な扇動者》と共にライフゲインシナジーデッキ構築を実現していた。

《命の恵みのアルセイド》の適正度はかなり高く、アンコモンなことも相成ってカード資産に乏しい初心者に広く愛されたデッキだったように思う。

スタンダード落ちを迎えても《きらきらするすべて》を筆頭とした「オーラ」デッキに適したタイプと能力なので見る機会はまだあるだろう。

それでも、1つの節目。最後は正直になって〆ようと思う。

俺は

こいつが

憎い!!!!!!!!





 

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フレイバーテキスト

  1. アルセイドの適正度

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