Kaito Shizuki / 漆月魁渡 (1)(青)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — 魁渡(Kaito)
あなたの終了ステップの開始時に、このターンに漆月魁渡が戦場に出た場合、これはフェイズ・アウトする。
[+1]:カード1枚を引く。その後、このターンにあなたが攻撃していないかぎりカード1枚を捨てる。
[-2]:「このクリーチャーはブロックされない。」を持つ青の1/1の忍者(Ninja)クリーチャー・トークン1体を生成する。
[-7]:あなたは「あなたがコントロールしているクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーから青や黒であるクリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を持つ紋章を得る。3
漆月魁渡を眺めてきた。
『神河:輝ける世界』の発売記念に開催されている、バーチャル空間で開催されているアート展。VR機器でなくとも、WindowsPCで閲覧可能とのことなので早速ダウンロード。
煌びやかなネオン彩る神々と忍者と侍と忍者と皇と鼠と暴走族と忍者とロボと忍者とぎらつく油の世界を堪能することとした。
24日までの期間限定開催なのですぐに見に行った方が良い。こんな記事読んでる場合ではない。
入場まで
まず最初に閲覧するのは利用規約である。最後までスクロールしなければ同意することができない。責任の所在をこちらにする。セブンイレヴンが導入したレジの年齢確認機能を彷彿とさせる新時代の大人の仕草で近未来を抱かせてくれる。
私はゲーム開始時、タイトル画面に入るとまずオプションや設定を開くことでユーザビリティ、親切さと完成度を確認することを生業としているが、そのような項目は一切なかった。そもそも、今回はアート展である。
スタートボタンを押すとアカウント作成に入る。これは初回だけで、次回起動時には後述するカード収集率と共に保存されているので安心してほしい。
アバターに表示されるネームプレートには『MTGアリーナ』のIDも表示することができ、アート展内部で交流するきっかけづくりになっている。視線があったらデュエルを開始してしまっていい。ボイスチャット機能もあるので戦いは加速する。
好きな色を選ぶとアバターにその色がつく。ただそれだけの機能なのだが、5色等しく愛する故にここでしばし悩むこととなった。結論としてはランダム。
10年以上だし、このブログもう8年目だなって…。
アカウント設定が終わるともう『MTGアリーナ』用のプロモコードをくれる。ここで引き返すような人は流石に居ないでしょう。居ていいはずがない。
チュートリアル
とても馴染んだ…知っている声が導いてくれる…。
私に声優鑑定の技量は全くないのでこの時点では確信こそ持てなかったが、『MTGアリーナ』経験済みの方ならすぐにわかるであろう、声。アート展を最後まで回ると答えが明かされるので1つの楽しみに覚えておくといいだろう。
PCゲームド定番となるWASDキーによる前後左右の移動方式をはじめとした、操作方法の説明である。カメラ操作は方向キーで行えるが、右クリック&ドラッグ操作の方が馴染み深い。いわゆるレガシータイプ。
また、ここでアバター作成時に選んだ色の光が足跡を辿ってくることに気付いた。「選んだ色でアバターの性能に関連はない」との説明だったが、強いていえばここに性能差がある。
入場!
連なる鳥居階段に、歴代エキスパンションとその象徴…もう見えてますね。
VR《甲鱗のワーム》
氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。その巨体と狂暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない―――甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。
― 「キイェルドー:氷の文明」
しかも隣は《極楽鳥》である。
鳥居階段を抜けた先はーーー
母聖樹でした。
やはり知っている声でのご案内。各展示コーナーごとに点在し音声でもガイドをしてくれる。テキストを追わずとも、展示物を眺めながら聞くことができる。
小さく感じるかもしれないが、1周するのに2時間程度かかったことは先に伝えておく。また、この展示マップが違和感なく背景デザインに組み込まれている。現在地と共に確認しやすく、道に迷いづらい設計である。
鑑賞!
本作はアート展である。テーマ別に区切られたコーナー配置は、開催者の意図と言っても過言でなく、素直に道順通り鑑賞するのが筋である。
でも、まず確認したのは・・・
階段下の空間だった。もちろんここにはなにもない。創作者の意図に探索要素が組み込まれているのならば、普段目につかないような場所にアイテムなどのご褒美を設置。”発見の喜び”を与えるのがゲームデザインである。これで徹頭徹尾アート展なのでそのようなものはないと確認できた。
展示物に入る前に、マーク・ローズウォーター氏のコラムから引用があった。
これは各コーナーに設置されている。最初にあったものが今回のアート展開催の意義に合致したものだと思われたので、ここのだけは掲載しておくことにした。
最初のコーナーは基本土地を含む背景のコンセプトアート。浮世絵土地を1枚確認していく。
各カードの展示は、テキストボックス無しの拡大と実際のカード画像。さらに、イラストレーター紹介とコメントが添えられている。中には、発注意図やラフアートも記されているのでデジタル版設定資料集としても充分に機能している。無料で良いのかこれは。パック買います。
さらにーーー
カードが手に入ります。
全134枚のカードをコンプリートすると、抽選で5名に原哲夫氏デザイン《漆月魁渡》の直筆サイン入りB2サイズポスタープレゼントのキャンペーンに応募できる。先述した通り、階段下に配置するようなことはなく、道順通りに行けば全部揃うようになっていたので安心してほしい。
あと、カード入手していくとアバターが進化します。ここまで写してなかったけど、この忍者アバター普通に可愛いです。
鑑賞!!
ガイドくんは非常に優秀で『神河物語』のストーリーも一発で解説してくれました。
良く知る企業のロゴっぽいものもありました。すると…
ポータルだ!
早速飛び込むーーー
ーーー前に反対側を確認したらドーナツでした。
改めて、飛び込むとーーー
カードが浮かぶ謎の空間と、1枚の大きな絵画。そして、良く知っているテーブルがありました。
果たして、誰の絵画か。ここで何が起こるのか。それはーーー
ご自身の目で確かめてほしい!!!!!!!
鑑賞!!!
アート展会場へと帰還した私は引き続き絵画鑑賞に。
白行進、楽しそうでいいよね。
《崩老卑》じゃなくて《滅び》だと思ったってコメントにくすっとしたり。
ショーケース版《放浪皇》が朝昼夕夜のラフ案があってこれ全部出すつもりだったのかなって。
いいっすね~^
ここでもっと大きく見れねえかなって近寄ってみたらーーー
めっちゃ近づけた。
それは、文明の進化に感謝する瞬間であると同時に、その恩恵を一部しか受けていないわが身の。VR機器がなくてよかったと思う瞬間でもあった。
《詩人、山崎典華》は凄まじく、私はここから動けなくなっていた可能性がある。一部の人は《軽脚先生》のところでその後の人生が大きく変わっているだろう。
しかし、寺田克也氏の《放浪皇》と、原哲夫氏のインタビュー動画と共に特別展示されている《漆月魁渡》は近づくことができなかった。これだけは残念。
感傷
時間を空けて再入場したら、入口にめっちゃ人がいた。本アート展は複数人で回ることができる。チャンネルごとに区切られており、そこへ招待すれば見知った人同士で集える機能がある。
要は、配信者が視聴者と共にあれこれ語りながら堪能できるのである。メディアインフルエンサー諸君は率先して行うべきことであり、インフルエンサー足り得ない俺は…一体…何…?
階段下に進み、まだ見てなかった部分を埋めていく。
入れなかった。
隠し通路、隠しマップといったものはなさそうだったが、都市全体を見渡せる場所へ登る階段が脇道にあったので探してみるといいだろう。
「異次元の脅威」コーナーでカードコンプリートとなった。余談となるが、ここに近づくにつれノイズ音が入りこむ。凝った演出だなあ!!!!!!と思ったら、近くにいた人がマイクミュートしておらず入り込んでいただけだった。
カード展示の先ではアニメーションPVが専用コーナーでがっつり流され、稲葉浩二の歌声をBGMに絵コンテ閲覧するというぜいたくすぎる経験ができる。
終点には休憩所のような建造物があった。
中に入ってみるとーーー
やっぱテーブルいるよなあ!!!!!!
MTGへの導線をしっかりと果たしていた。流石にカードへ触れてプレイすることはできなかったが、ここでティーチングキャラバンでも開けたら。そんな未来があったら素敵だなって思った。
感想
改めて書くが、『神河:輝ける世界』の発売記念に開催されているマジック:ザ・ギャザリング バーチャル・アート展。VR機器でなくとも、WindowsPCで閲覧可能。
24日までの期間限定開催なのですぐに見に行った方が良い。こんな記事読んでる場合ではない。この記事めちゃくちゃ端折ってるから行った気にもなれない。
フレイバーテキスト
土日に行こうと思って忘れてたのを思い出したthx
VRで見ました
実カードの画像を手(コントローラー)にとって見れるのが中々ニクかったですね
あとは母聖樹地区のイベントの時に周り見回すのがちょっと楽しかったです
次弾以降でもまたやってほしい・・・というかラヴニカが見たい・・・