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100日EDH

1173枚目「封じられてない太陽」

太陽の指輪

Sol Ring / 太陽の指輪 (1)
アーティファクト
(T):(◇)(◇)を加える。

遥かな星の光を最も純なる黄金の指輪に捕らえる工匠の技は、時の中で失われた。

太陽の指輪がなければ始まらない。





MTG初版『リミテッドエディション』、いわゆるα、βから登場。『リバイズド』(第3版)まで再録された古の凶器。1マナで出て、タップで2マナ。以上
全くもってデメリットがなく、純粋なマナ加速を実現する黎明期らしいマナファクト。最強のアーティファクト筆頭格である使い切り1色3マナ《Black Lotus》、0マナ有色1点各《Mox》とは毎ターン使用可能2マナ生成という異なった強さを持つ存在。色マナが出ず、軽いカードにはあまり意味を成さないことと引き換えに、中~高コスト帯のカードをプレイしやすくする面から一概に強弱は比べられないだろう。特に、アーティファクトやエルドラージといった無色が主体のデッキではより重要性が増す。
当然ながらレガシー禁止。ヴィンテージ制限。
 
『リミテッドエディション』 2005年ジャッジプロモ
通称:イカリング。だがそれより私には冥王サウロンの視線を感じずにはいられない。

↑5時間見つめ合える公式動画

カードパワーとは裏腹にアンコモンであったことから再録禁止指定を免れており、使用が許されている統率者戦での需要の高まりに応じて度々再録されるようになっていく。​

『From the Vault:Relics』

かつて毎年発売されていた全FOIL、一部新イラストの特殊セット『From the Vault』シリーズ。(以下、FtV)テーマに応じたカードで構成され、第3弾となる2010年ではテーマが「実戦級アーティファクト」だった。

余談となるが、当時の再録禁止リストはFOILに関する制約がなく、それを逆手に取るかのように全カードFOILの『FtV』に再録禁止カードが収録、前年に至ってはテーマが「禁止カード」である。再録禁止リストの形骸化につながるこの行いには賛否両面で物議を醸したが、この年を最後にFOIL版も再録禁止とする声明を出すことで決着した。
だが前述の通り、アンコモンである《太陽の指輪》には関係がない。

2011年からは統率者を公式でサポートするようになり、毎年構築済みデッキが発売。複数発売されるデッキにもれなくFtV版《太陽の指輪》が再録され続けるという、ばら撒き状態となった。

シングル価格はどんどん落ち着いていくどころか、統率者用の新カードを求めて買おうものならまず《太陽の指輪》がかさばっていき、経験者に「統率者を始めたい」と伝えたら新規プレイヤー歓迎の意味で無料配布間違いなしなのではないかというほど。なにせ、俺ですら3枚持ってる。

だが、逆にこの「構築済みデッキへの再録」というのはFOIL版が再録されていないことを意味し、上記イラスト版《太陽の指輪》FOILはFtVでしか存在しない。(そのはずだ。)

それと並行して特別な《太陽の指輪》も新イラスト、かつ、FOILで登場していく。

『カラデシュ』
Masterpiece Series
2019年マジックフェスト
統率者イベントプロモ
『カラデシュ』のMasterpiece Seriesは30種、封入確率およそ144パックに1枚。
相当なレアカードで、初版黒枠の次に高価。
初版を手掛けたMark Tedin氏自身による新アート。関係ないが、検索かけたら拡張アートで冥王サウロン描いててワロタ

さらには、 2020年12月04日発売予定の『COMMANDER COLLECTION: GREEN』​には緑を意識した《太陽の指輪》が登場する。

『COMMANDER COLLECTION: GREEN』​
通常版、FOIL版別商品で存在。

他の色が続くならあと4種は増えることとなる。もはや「『一つの指輪』みたい」などと言ってられない。多すぎる。

さあ、好きな《太陽の指輪》を選べ。




100日後に完成する統率者 2日目

 

そういうわけで採用は明らか。かつて「EDHは99枚+《太陽の指輪》」なる文言を目にしたことがあるのだが、現在でもそうなのだろうか。

今回構築する《ニヴ=ミゼット再誕》デッキでは、例え5色統率者で2色カード主体と言えども、不採用に足る理由を探すのは難しい。確かに、序盤に出せても有効活用しにくく、統率1回目には何ら機能しないが、2回目以降には使える。他のマナファクトが出しやすくなり、マナフィルターを通せば大きく使い勝手が増す。《タリスマン》《印鑑》などの2色マナファクトの方がより適しているかもしれないが大体2マナ。1マナでこれほどの性能を持つマナファクトは他に存在しない。まずは《太陽の指輪》から採用する。0マナは忘れろ。


時は2014年に遡る。統率者構築済みは単色デッキ5種。ナヒリの初登場に、テフェリーのプレインズウォーカー版登場。そして、統率者に選択できるプレインズウォーカーが目玉の年だった。

当時のレガシートップデッキの1つ、《実物提示教育》へのアンチカードとして期待された新規カード《封じ込める僧侶》有する白。《ワームとぐろエンジン》が専用トークンごと再録された赤に人気が集まり、5種セットでの入荷という関係から緑、青、黒の3種は値崩れを起こしていた。定価3500円が1000円程度。流石にこの値段でフレイアリーズにテフェリー手に入るなら肉尻だろうと、購入していたのである。

そういうわけで、統率者エアプなのに3枚の《太陽の指輪》を所持することになったわけだ。ひょっとしたら他にも何か抜き出せるカードがあるかも青に《サイクロンの裂け目》入ってたうめえ!!!!!!





 

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フレイバーテキスト

  1. アニマ―みたいに統率者の能力全振りで3色不特定マナなしみたいな特殊な例だとごくまれにデッキに入らないことがある>EDHは99枚と太陽の指輪
    99%のデッキに入るのは間違いない

  2. 0マナは忘れろ0マナは忘れろ0マナは忘れろ

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