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958枚目「灯火三十六景 ティボルト」

無頼な扇動者、ティボルト

Tibalt, Rakish Instigator / 無頼な扇動者、ティボルト (2)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — ティボルト(Tibalt)
対戦相手はライフを得られない。
[-2]:「このクリーチャーが死亡したとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ赤の1/1のデビル(Devil)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
5

無頼な扇動者、ティボルトとは無能な扇動者ではない。





さて、我々はティボルトを再び目にすることがあるだろうか。私は、あると思う。彼は、あれほど弱いプレインズウォーカー・カードだったにもかかわらず、予想外に人気が出た興味深い人物なのだ。
元は人間の半悪魔。
次元:イニストラードのネファリアにて、死体を縫合しゾンビに仕立て上げるスカーブ師の元で修行していた。
しかし彼には才能がなく挫折してしまい、代わりに生者へと関心を持つようになる。
小動物から始まり獣さらには人間へと行う残虐な実験を『芸術』とし、次第に小悪魔たちが引き寄せられ彼に真なる苦痛を囁くようになる。
『芸術』に酔いしれ残虐さが増すにつれ無用心となった彼の実験室にアヴァシン教会の審問官が踏み込む。
部屋中証拠まみれで処刑は免れないと悟り、実験により得た知見を呪文として解き放ち、これまで自身が与えてきた苦痛を一身に受けると同時に小悪魔との融合を果たす。
この時プレインズウォーカーとして覚醒し逃走。今や多元宇宙全域が彼の実験室である。
その後もイニストラードには愛着があるようで度々帰ってきては作品を造り上げていたが、イニストラードの君主に目をつけられてしまい寄りつけなくなった。

アヴァシンの帰還での彼は『2マナのプレインズウォーカーつくりてぇ~^』というデザイナーのエゴで生まれただけの存在で、はっきり言って異常に弱い。
+1のリスクが高すぎるのに使わなければ他の能力は使えない。
-4は相手の手札枚数依存でめちゃくちゃ不安定、-6に至っては刺さるのは相手にクリーチャーが並んでいる状況であり、それまでティボるのは至難の業である。
この境遇にめちゃくちゃ小物臭がする設定(実際小物と言っていいだろう。)からプレインズウォーカーの人気を集め、イニストラード再訪には再登場が期待されていた。
当時、黒赤2色のプレインズウォーカーはサルカンが正気に戻ったことで不在であり、肉尻・ニクシリスが黒単で再点火したため半悪魔である彼に期待が集まったのである。枠がありませんでした。
そうして、灯争大戦を迎えた。
1/1かつ死亡時どこでも1点ダメージを飛ばすトークンは戦略に合致、常在型のライフ回復不可が赤に重要な役割を持ち、それでいて3マナという軽さから赤単アグロのサイドボードを支えている。
普通に強くて以前の面影はまるでなかった。

おまけ:独断と偏見によるプレインズウォーカーの強さランク。
ソシャゲーのwikiでよくある、キャラの強さランク。
これを私個人が独断と偏見で勝手に決める。リセマラの参考にしてくれ。
前提として、明確に最強であるラヴニカ襲来時のニコル・ボーラスを10/10、まだ若く発展途上故に際立った強さを描かれていないナーセットを5/5、俺たちゴリラを1/1。これらを基準として設ける。
ティボルト
・人間を痛めつけ苦痛を感じさせる『芸術』と人間の悪夢を織り成す『芸術』を組み合わせれば『究極の芸術』が完成すると思わないか?
3/3 D-RANK

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フレイバーテキスト

  1. 半人半小悪魔だからね、しょうがないね

  2. そもそもタイマンでの強さがよくわからん

  3. 逆境無頼ティボルト
    弱いやつをいたぶるのが趣味って設定が既に小物すぎる

  4. ティボルトは出来上がり、最悪の出来だった。

今日の手札

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