Blood Moon / 血染めの月 (2)(赤)エンチャント基本でない土地は山(Mountain)である。
陰鬱な光が見渡すかぎりにあふれ、すべてを深紅に染め上げた。
血染めの月とは全部山にな~れ!である。
初出は『ザ・ダーク』。その後『基本セット第8版』『第9版』に再録された。
構築戦のような多色土地などによるマナ基盤が洗練されればされるほどに凶悪さが増す、ある種の土地破壊。ランデス1位の色は伊達じゃない。
特に『第9版』再録時にはショックランド、ウルザランドの全盛期で多くの土地を山に染め上げた。
『時のらせん』ブロックに登場した、歴代のパーマネントを再現するクリーチャー「大魔術師」サイクルにも選ばれる。
《血染めの月》の原理を説明してくれるやさしい《月の大魔術師》。
クリーチャーになったことでエンチャントよりかは対処されやすくなったものの、マナコストはそのまま。
3マナ2/2と最低限ではあるががメインに投入できる戦力は保持しており、そもそもが強い能力なので大きなデメリットではなく、こちらを優先するケースもある。
赤単に近い構成であればあるほど自分に影響はなく、特殊地形満載の高額デッキたちを血祭りにあげるナイスカードである。
最も、モダンでの需要が高まり血染めの月自身が高額カードの仲間入りしてしまっているが。
そしてゴブリンデッキなのに入れない《ゴブリンの王》とのコンボも。
ゴブリンデッキが名を馳せる時には大抵より強いロードがいるのでなかなか投入されない”王”。
しかし、《血染めの月》影響下では王として本来の威光を取り戻すのだ。
《Blood Moon》とは「皆既月食」の時に実際に見られる赤い月のことである。
赤い光というのは波長が長く、他の色に比べ大気によって散乱しにくい特性を持つ。
なので、地球の影にすっぽり入ってしまうと、地球に照らされた太陽光のうち大気を通過した赤い光だけが残り月が赤く見える。
なんで《UndergroundSea》が山になるのかはわからない。
平均して年に1、2回見ることができ、日食と違い月さえ見えていれば国地域関係なく観測することが出来る。
次に見られるのは2015年4月4日である。てるてる坊主を下げておこう。
昨日もだったんだけどね。
参考
フレイバーテキスト
伝説の夜が蘇るのかと思いましたのよ(あちらはCrimson Moonか…)
タイトルはテラリアですかね
10/10分が無いのは皆既月食かな?
毎日更新するところが好きで楽しみにしてるのに更新されない(´;ω;`)
停滞/Stasis
ですねわかります
何かあったんですかね?
毎日楽しみにしてたんですが。