Soul Warden / 魂の管理人 (白)クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る。魂はよく注意して数えよ。失われた魂がないかどうか確認せよ。――― ヴェクの教え1/1
魂の管理人とはいやなやつ。
エクソダス初出のコモン。
後に基本セット第9版、第10版にてアンコモンへ格上げ再録され、基本セット2010にて再びコモンで再録。
モダンイベントデッキなどの特殊セットに収録された経験もある。
歴史は長いがイラストは同一、基本セット2010以降フレイバーテキストのみが変更されている。
「砂時計の砂の大きさや形を問う人はいません。 ですから私も、私の導きに従う魂の気質を問うことはしないのです。」
1マナ1/1の基本性能に他のクリーチャーが1体出るたびに1点のライフを得る誘発型能力を併せ持っている白らしい軽量クリーチャー。
白が得意とする単純に小型をずらずらと並べるウィニーデッキにおいて有用であり、クリーチャーでライフを削り切ることを主体とするビートダウンにとってはキルターンがずれ込む非常に厄介なやつ。
複数並ぶとそれぞれ誘発しライフ回復が加速するので除去呪文の避雷針的な役割も持てるだろう。
しかしその真価はやはりコンボ。
《魔の魅惑》+《洞窟のハーピー》によるアルーレンのようなクリーチャー出し入れコンボデッキや無限トークンコンボに組み込むことで無限ライフが実現できる。
なお、《魂の管理人》は相手プレイヤーがクリーチャーを出しても誘発するので逆にこれらへのメタカードとして機能する側面もある。
軽量かつライフ回復という白にぴったりな性能で、いくつかの後継者も登場している。
ダークスティールでは《ヴェクの聖騎士》と足して割ったような性能の《オーリオックのチャンピオン》が登場。もはや黒と赤はくたばれと書いてある。
次元の混乱では《本質の管理人》として緑にタイムシフト。
一見、完全に同一で名前もそっくりな同型再版に思えるが、ライフ回復が任意になっている。
歴史を見渡せば《偽りの治療》や《血糊の雨》、最近で言えば《穢れた療法》といったライフ回復を反転させるメタカードがあることを考えれば明確な上位互換にあたる。
《魂の管理人》ではターンのコントロールを奪われても強制的に回復するが、それでも上位互換と言って差し支えはないだろう。
《魂の従者》が登場した当時は基本セット2010。《魂の管理人》はスタンダードにおいて共存していた。
続く基本セット2011にて《アジャニの群れ仲間》《セラの高位僧》といったライフ回復により強化されていくフィニッシャーを獲得したことでデッキ:ソウルシスターズが成立した。
シナジー重視のビートダウンといった位置づけだろうか。
攻防一体、パラディンの戦法とも言うべき実に白らしい仕上がりである。
盤面が整えばコストを大幅に超越したサイズまでに膨れ上がる。フェリダーに君主が君臨するよりも殴りぬいたほうが早いだろう。
なお緑版《本質の管理人》が存在した時のらせんブロックも基本セットは第9版、第10版で《魂の管理人》との共存を果たしていたのだがこの頃は実績を残せたとは言い難く、やはりフィニッシャーとなる上記2枚の存在が大きい。
基本骨格をそのままそっくりモダンに移しても通用していたことからもそれが窺える。
個人的には《倍増の季節》を投入したトークンデッキで踏破された経験あるが、ファンデッキレベルだろう。
《アジャニの群れ仲間》に似た《カヴーの捕食者》ならいたのだが。惜しい。
《当ブログの管理人》には共存する相手がおらず、予定がない。悲しい。
2020年2月7日追記:《当ブログの管理人》には共存する相手がおらず、予定がない。悲しい。
フレイバーテキスト
かなC
アクローマちゃんを作れる日まで頑張ろう……。
そして明日はシングル・ベル
今おハマリになっておられるToSにログインすれば、共存してくれる仲間がいるでしょ!
え?画面の向こうじゃダメだって?
しかもそっちでもシングルベルだって?
結魂できない…
その点やっぱイクシドールって凄ぇよな!
ネトゲに売られた魂をこのおばさまが管理してるんですね
悲しい・・・
なぜわざわざ追記したし…
追記:かなC