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974枚目「基本的なブースターブリッツ2020」

報復のワンド

Retributive Wand / 報復のワンド (3)
アーティファクト
(3),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。報復のワンドはそれに1点のダメージを与える。
報復のワンドが戦場から墓地に置かれたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。報復のワンドはそれに5点のダメージを与える。

「最後の一撃が一番強力よ。」
――工匠、サルギス・ハズ

報復のワンドとはへし折るものである。





1日遅れで到着した基本セット2020開封記事である。

~ルール~
1.ブースター1パック開封し、3枚デッキを4個構築。余ったカードはゲームで使用しない。
2.好きな使用デッキを選択して対戦。
 ・初期ライフ5、手札3枚(デッキすべて)マナ常時無限。
 ・ライブラリーからカードを引けなくなっても敗北しない。
 ・コンバット狙いなど膠着時は手札を公開し相談の上決着をつける。
・決着がつかない場合は引き分け。
3.ゲームが終ったら別のデッキで新たなゲームを始める。
 ・直前のゲームの敗者が先攻。
 ・引き分けだった場合は何らかの方法で先攻後攻を決める。
4.全4ゲーム中で勝利数が多かったプレイヤーが勝ち。

3枚の弾薬を4つの弾倉に装填し5点を放て!

それが、ブースターブリッツ!!!!!!
まずは三大生物を紹介しよう。
海蛇」「威迫」「スラル」だ。
《大襞海蛇》4/6アンブロ。強化呪文でも火力呪文でももう一手あれば必殺。
《鱗剥ぎの捕食者》6/5威迫。素で勝ちかねないが単体除去があればまず勝つ。
《残忍な異形者》5/5接死。サイズが優秀で殴って良し守ってよし。
到達持ちの蜘蛛が複数かつやたら優秀な上、飛行確殺の「垂直落下」まであり、他のセットに比べると緑が本気で『飛行』を獲りに来ていて大正義とは言い難い印象を受けた。
巨体と殺意が共存し、コモン故に出現頻度の高い彼らが勝負を握った。
先攻《精神腐敗》からの《鱗剥ぎの捕食者》は性根が腐ってる。

基本セット故、必殺な爆弾カードは少ない。
そんな中でもクリーチャーで一番やべえのはブースターブリッツならではの無限マナ、無限起動。《鉄根の大将軍》である。

質と量の両立。

呪文では《捕獲する渦》だろうか。

もう十分です。

先手必殺コンボも少なく、パワー2速攻+《苦しめる取引》が目立つ程度。

速攻持ちは複数いるし、《ショック》でもいい。
《苦しめる取引》が引けたらセットでは入ってることを祈ろう。

そして、《報復のワンド》である。

1行目は読まないでいい。戦場から墓地に置かれると5点飛ばせる兵器である。
《解呪》を筆頭に《無謀な空襲》や《自然な最期》などアーティファクト破壊が異常に多く、自らへし折る手段がセットになっているのは珍しくない。
クリーチャーに頼らない必殺は期待値が高く、基本セット2020ならではのものと言えるだろう。

結論を言うと、灯争大戦と打って変わって大味なゲームは少なく、細い勝ち筋をいかに通すかに頭を使う。
『これは本当にブースターブリッツなのか?』と思わずつぶやくほど普通にカードゲームだった。
しかしそこは基本セット。手札破壊《強迫》《精神腐敗》が共存するだけでなく、基本セット2020に至っては《殺害》がコモンである。
もちろん《ショック》を筆頭とした火力呪文に一方格闘「狂気の一噛み」といった使いやすい除去に、《平和な心》《金縛り》の制限オーラ、《否認》《骨を灰に》《送還》などのおなじみな妨害も健在。

マジックの基本はここにあった。

神話レア
《群れの力、アジャニ》《傲慢な血王、ソリン》《隠された手、ケシス》
《風の騎兵》《茨の騎兵》
 
レアFOIL
《裏切りの工作員》《神秘の炉》《予期の力線》
力戦は緑以外全部。占術土地は赤青、黒白、赤白。

あ、1箱でレアFOIL3枚は初めてでした。





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フレイバーテキスト

  1. 2019は個人的にうーんな感じだっただけに、今回の基本セットは楽しいカードが多くて嬉しい。

  2. 2019は個人的にうーんな感じだっただけに、今回の基本セットは楽しいカードが多くて嬉しい。

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