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1084枚目「平行思考」

平行思考

Parallel Thoughts / 平行思考 (3)(青)(青)
エンチャント
平行思考が戦場に出たとき、あなたのライブラリーからカードを7枚探してそれらを追放し、裏返しの束にして置く。その束とあなたのライブラリーを切り直す。
あなたがカードを引く場合、あなたは代わりにあなたが追放した束の一番上のカードを1枚あなたの手札に加えてもよい。





不思議なもので何かを書きたいという欲求こそ時折生まれるが、これといって書きたいことがないという矛盾を孕む。
そんなわけで着地点の見えない無の思考を書き連ねる。
コラムというものになるのだろうか。そもそもコラムとは何なのかと考えてみたが、ヾ(`Д´)ノ゛コラッ! (`・_・´)ムッ!といった顔文字を思い浮かべることが精いっぱいだった。
時間がないのに時間が余るというよくわかない現状に置かれ、ならば少しでもブログが伸びる方向に動くべきなのだろうが、おおよそ自分の天井というものを察してしまうことへの恐怖と、朽ち果てた荒れ地で居場所を叫んだところで誰にも届いていないという現実を直視してしまう。
私の終着は近いのかもしれない。私はどこにもいないのだ。あなたはそこにいますか。
電子の孤独はテキストエディタで容易に実感できるので一度試してみるといいだろう。
それでもどこかで今までの行いは無駄ではなかったのだと信じたい自己承認と、それでもまだいつか、何かを掴めるはずだという甘えた願望が私を定義し、積みゲー消化に勤しんでいる。
UNDERTALEというゲームがある。
ダウンロード販売プラットフォーム「steam」でのPC版を始め、PS4、VITAやswitchといった家庭用ゲーム機にも移植されている傑作である。
ジャンルとしてはRPGなのだが、作者であるToby Fox氏がゲーマーとして人生で影響を受けた作品の要素が詰め込まれており、グラフィックはあえてSFC時代を彷彿とさせる古めかしいもの。
「誰も死ななくていいし、誰をも殺せるゲーム」という「ゲームの中の命」に主軸を置いたメッセージ性、これを基に形成された世界観とシナリオがある種のファンゲームに留まらない独自性を生み出し、発売から5年を経た今でも十二分に触れる価値のゲームだと断言できる高い完成度を誇っている。
未プレイでも話が伝え聞こえるほどに既に語られつくしたゲームで、ネタバレも何もあったもんじゃないとは言え、一応今後触れてもらいたいため私が感じたこのゲームの魅力の一端について語って終えるとしよう。
道中エンカウントする他のゲームで言うところの雑魚である。何も考えず攻撃して撃破し経験値や金銭に変えるのが常だが、UNDERTALEに住む彼らはすべてに個性があり、例えば犬のモンスターなら撫でて一緒に遊んであげるといった具合に特定の手順を踏むと、満足して戦闘から離脱していくのである。まさに、そこに生きている住民なのだ。この仕様によりレベルを全く上げず、装備すら正気状態でも本当に誰も死なさせずにクリアすることができる。
だが、世界の真相に触れるには殺さなくてはならない仕掛けが施してあり、このプレイヤーの行動こそがUNDERTALEというゲームなのである。
FINALFANTASYⅦ REMAKEというゲームがある。
20年以上前に勃発した次世代ゲーム機戦争をプレイステーション勝利にて終結させた伝説的RPGのリメイクである。
内容も全くその名声に負けておらず、星の存亡をかけた戦いを通して描かれた発達しきった超文明社会、そしてなにより、メインヒロインの死亡イベントは今なお語り草である。
分割販売や発売延期といったネガティブな要素に包まれ発売されたが、グラフィックの進化は言うまでもなく、戦闘システムなどゲームとしての面白さでもそれらをひっくり返す完成度、それでいて、原作プレイヤーにも今後どうなるのかと議論を呼ぶ要素が散りばめている。ルビーウェポン撃破やサガフロワープなどやりつくした当時のプレイヤーでもやる価値がある傑作となって見事に生まれ変わっている。
教会から脱出し家路につく途中でのクラウドとエアリスの掛け合いがあまりに尊すぎており、シナリオ弄らないでくれ派だった私をもってしても、エアリス幸せにしてやってくれと思わずにはいられない演出の力強さを見せつけられている。
ああ、スクウェアはまだあったんだ。
BLUE PROTOCOLというゲームがある。
4月24日からクローズドβテストが行われた、バンダイナムコが制作中のアクションRPGである、と開発側はいうが、MMORPGと言う方が伝わりやすいのが事実である。
日本国内ではラグナロクオンラインにより全盛を極めたをMMORPGだが、スマートフォン、SNSの時代となった2020年では「ああ、あのゲームついに終わるんだ」と、かつての思い出と共に看取っていくことの方が多い中、新作、それも大手が開発する大作として注目を集めている作品だ。
いずれも、どこかで、かつて感じた何か。憧憬、残滓を求められた作品だ。
今のネットは共感の世界である。
動画作品や画像切り抜きが伸びる様に、わかりやすさが追及される。
拳を後悔の念なく振り下ろせる、わかりやすい敵が求められる。
かつての同じ経験というのもまた、わかりやすい共感を得られるのかもしれない。
紹介文を書きながら着地点を探った《平行思考》の果てがこれである。
つまりは、このようなわかりにくいブログは共感が作用せず、今後も伸びることはない。





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フレイバーテキスト

  1. 華々しいビル群に囲まれた薄暗い路地
    そこに一軒のカフェがある
    ドアを開けると千を超えるレコードが私を出迎えてくれる
    「ご注文は」
    「ブラックコーヒーとお勧めの曲を」
    週末のささやかな楽しみだ

  2. 立ち止まり、閉口しそうな時もあるだろう
    それでも、投稿来そうと信じている者がいる
    立ち上がり、清光詩草の咲となる為に

  3. 安易な共感が大安売りされてる時代だからこそ価値があるものもあります。
    某大手ブログも運営サイドから炎上を煽っていくスタイルになってしまって大荒れで、
    MTGに関する文章が安心して読めるブログはここだけになってしまいました。

    全然関係ないけど、管理人氏のガチのundertale評とFF7リメイク評を
    いつか読んでみたいです。

  4. 誰かの書いた文章なんてどこにでもある。

    足繁く通うのは、それだけの価値があるから。

    お気に入りから今日もまた。

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