呪文追い、 ルーツリー
Lutri, the Spellchaser / 呪文追い、ルーツリー (1)(青/赤)(青/赤) 伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental) カワウソ(Otter) 相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている土地でない各カードが、それぞれ異なる名前を持っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、あなたは1回のみゲームの外部からこれを唱えてもよい。) 瞬速 呪文追い、ルーツリーが戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、あなたがコントロールしていてインスタントかソーサリーである呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
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呪文追い、ルーツリーとは信心深い。
イコリア:巨獣の棲み処のレア。 青赤の混色3マナ3/2瞬速という本当にいつでも出せる戦闘能力に加え、唱えていた場合、自分のインスタントかソーサリーをコピーすることができる。
基本的なことは前回の記事に書いているので割愛する。
相・・・棒・・・!
かつて私には相棒がいた。 食べると大きくなる不思議なきのこを振る舞うそいつは、人間が嫌いだった。 理由は教えてくれなかった。いや、聞かなかった。距離感こそが友情なのだと知っていたからだ。そのきのこ、ひょっとしてニンテンドーダイレクトではないかと聞くなんてもってのほかだ。 それを察してか、私にもいくらか気を許してくれたのだろう。
私たちは共に戦うようになっていった。
エルドレインで出会い、テーロスと旅路を往くにつれて、ある問題が生じた。
3マナ。《軍勢の戦親分 》《グルールの呪文砕き 》《砕骨の巨人 》《恋煩いの野獣 》《ボーラスの壊乱者、ドムリ 》《鍛冶で鍛えられしアナックス 》《運命の神、クローティス 》・・・。 層があまりに厚くなるにつれ、減らされていくのは、相棒。《太っ腹、グラングリー》。
並みいる強豪を前にエルフやオーガにきのこを振る舞えず、グラングリーは眠りにつく日々を送っていた。 もうおしまいか。グラングリーはいつものように笑っていた。
・・・違う。まだ、できることがある。 イコリア。その次元には多くの巨獣が住むと聞く。 きっと、きのこに相応しい出会いがあるに違いない。 いざ、イコリア。
信奉者、ルーツリー
イコリアに降り立つ。河で出会ったそいつは、カワウソで精霊。 異世界らしい風貌、泳ぎは速く、呪文が得意なフレンズだった。(1091にかかってる。久々の数字関連。) そして、信心が深かった。
相棒 1:《呪文追い、ルーツリー/Lutri, the Spellchaser》
1:《タッサの神託者/Thassa’s Oracle》 1:《スプライトのドラゴン/Sprite Dragon》 1:《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》 1:《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》 1:《鍛冶で鍛えられしアナックス/Anax, Hardened in the Forge》 1:《灰のフェニックス/Phoenix of Ash》 1:《厚かましい借り手/Brazen Borrower》 1:《魅了された者、アリリオス/Alirios, Enraptured》 1:《海駆けダコ/Sea-Dasher Octopus》 1:《水底のクラーケン/Nadir Kraken》 1:《青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded》 1:《永遠羽のフェニックス/Everquill Phoenix》 1:《深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling》 1:《飛びかかる岸鮫/Pouncing Shoreshark》 1:《アゴナスの雄牛/Ox of Agonas》 1:《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》
1:《初子さらい/Claim the Firstborn》 1:《ショック/Shock》 1:《火の予言/Fire Prophecy》 1:《安堵の再会/Cathartic Reunion》 1:《焦熱の竜火/Scorching Dragonfire》 1:《溶岩コイル/Lava Coil》 1:《ヤヤの挨拶/Jaya’s Greeting》 1:《チャンドラの螺旋炎/Chandra’s Pyrohelix》 1:《海の神のお告げ/Omen of the Sea》 1:《否認/Negate》 1:《予期/Anticipate》 1:《アクロス戦争/The Akroan War》 1:《ニクスの睡蓮/Nyx Lotus》 1:《サメ台風/Shark Typhoon》 1:《エンバレスの宝剣/Embercleave》
1:《ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckoner》 1:《王家の跡継ぎ/The Royal Scions》 1:《崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer》 1:《主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless》
11:《山/Mountain》 8:《島/Island》 1:《蒸気孔/Steam Vents》 1:《天啓の神殿/Temple of Epiphany》 1:《ヴァントレス城/Castle Vantress》 3:《寓話の小道/Fabled Passage》
上振れした時こそ目を見張るものがあるものの、そいつは手をこまねいていた。海の神 はルーツリーに適さない。不唱行為は良しとされなかった。鍛冶の神 もまた、ハイランダーに適さなかった。彼は完成品にしか興味を示さない。嵐の神 至っては不在である。
太っ腹、ルーツリー
こちらは運命の神信奉者という問題こそあった。 だがルーツリーは宗旨替えをものともせず、契約交渉は滞りなく進んだ。 報酬はきのこ1個。そして、相棒の座。
相棒 1:《呪文追い、ルーツリー/Lutri, the Spellchaser》
1:《生皮収集家/Pelt Collector》 1:《苔のバイパー/Moss Viper》 1:《金のガチョウ/Gilded Goose》 1:《クロールの銛撃ち/Kraul Harpooner》 1:《ネシアンの角甲虫/Nessian Hornbeetle》 1:《楽園のドルイド/Paradise Druid》 1:《ザル=ターのゴブリン/Zhur-Taa Goblin》 1:《終わりなき踊りのガリア/Gallia of the Endless Dance》 1:《悪魔の職工/Fiend Artisan》 1:《軍勢の戦親分/Legion Warboss》 1:《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》 1:《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove》 1:《恋煩いの野獣/Lovestruck Beast》 1:《鍛冶で鍛えられしアナックス/Anax, Hardened in the Forge》 1:《グルールの呪文砕き/Gruul Spellbreaker》 1:《運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny》 1:《太っ腹、グラングリー/Grumgully, the Generous》 1:《永遠羽のフェニックス/Everquill Phoenix》 1:《狩りに喚ばれしレナータ/Renata, Called to the Hunt》 1:《探索する獣/Questing Beast》 1:《永遠神ロナス/God-Eternal Rhonas》 1:《大食のハイドラ/Voracious Hydra》
1:《ショック/Shock》 1:《巨大化/Giant Growth》 1:《萎れ/Wilt》 1:《チャンドラの螺旋炎/Chandra’s Pyrohelix》 1:《チャンドラの勝利/Chandra’s Triumph》 1:《ヤヤの挨拶/Jaya’s Greeting》 1:《火の予言/Fire Prophecy》 1:《焦熱の竜火/Scorching Dragonfire》 1:《溶岩コイル/Lava Coil》 1:《ドムリの待ち伏せ/Domri’s Ambush》 1:《舞台照らし/Light Up the Stage》 1:《強撃/Thrash》//《脅威/Threat》 1:《エンバレスの宝剣/Embercleave》 1:《ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas》 1:《怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters’ Advocate》
9:《山/Mountain》 9:《森/Forest》 4:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》 1:《奔放の神殿/Temple of Abandon》
形だけの相棒だったとはいえ、裏切り行為かもしれない。 それでも私は、彼を信じた。 それは『何か』が大事なのではなく、行動が。その先の感謝が。 いつもそう言っていたではないか。
グラングリーは・・・
いつものように、笑っていた。
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