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1134枚目「分身(ダブル)」

鏡映魔道士、ジェイス

鏡映魔道士、ジェイス (1)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー – ジェイス
キッカー(2)
鏡映魔道士、ジェイスが戦場に出たとき、鏡映魔道士、ジェイスがキッカーされていた場合、伝説でなく初期忠誠度が1であることを除いて鏡映魔道士、ジェイスのコピーであるトークンを1体生成する。
[+1]:占術2を行う。
[0]:カードを1枚引き、公開する。鏡映魔道士、ジェイスの上からそのカードの点数で見たマナ・コストに等しい数の忠誠カウンターを取り除く。

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鏡映魔道士、ジェイスたちはダブルマスターズである。





『ゼンディカーの夜明け』神話レア。『インベイジョン』初出、『ゼンディカー』でも再登場した、追加コストを支払うことで強くなる能力「キッカー」を持つプレインズウォーカー。
『基本セット2020』で登場して以降、忠誠度能力以外の能力を合わせ持つプレインズウォーカーの系譜はまだ続くようだ。

キッカー(2)
鏡映魔道士、ジェイスが戦場に出たとき、鏡映魔道士、ジェイスがキッカーされていた場合、伝説でなく初期忠誠度が1であることを除いて鏡映魔道士、ジェイスのコピーであるトークンを1体生成する。

ジェイスの代名詞は精神魔法。だが、同時に幻影魔法の達人でもある。戦闘にも交渉にも幻影を用いる描写は多く、それを表現したカードが造られている。(一例:《灯の分身》)
それがついに、分身を伴って戦場に赴くようになったのである。3マナでそのまま使うか、5マナで2枚分になるかを状況に応じて使い分けることとなる。

分身はマナコストもコピーするので青への信心を4稼ぐことができる。使い道は見いだせるか。なお、カウンターを増やす「増殖」と相性が良いが、『灯争大戦』はスタンダード落ちとなる。残念。

[+1]:占術2を行う。

とりあえず使えば便利なのは間違いないが、手札は増えない。3マナの忠誠度プラスなので当然である。
おまけとしての占術は強いが、占術のみとなると話は別。他のカードと併用するか、盾役として維持するかの使い道となるか。

[0]:カードを1枚引き、公開する。鏡映魔道士、ジェイスの上からそのカードの点数で見たマナ・コストに等しい数の忠誠カウンターを取り除く。

主力となるのはこの能力だろう。例によって土地ならば純粋な1ドロー。総じて2~3枚引ければ役目は果たしたといえるだろうか。本体は初期忠誠度4。即落ちはそこまで頻発するものではないと信じたい。キッカーで出した初期忠誠度1の分身の使い方がカギとなりそうだ。
分身と共に「占術2で消費を抑えて複数回起動を狙う」か、「ドロー手段として割り切って使い捨てる」のが基本的な動きとなるだろう。


 

ところで3マナのジェイス、なんと3枚目である。

《ジェイス・ベレレン》 《狡猾な漂流者、ジェイス》
初出『ローウィン』 『イクサラン』

《ジェイス・ベレレン》の忠誠度消費ドロー、《狡猾な漂流者、ジェイス》のコピー生成能力を合わせたようなカードとなった。例によって盤面に介入できないプレインズウォーカーは厳しい立場で、事前の評価はとても難しい。

参考までに《ジェイス・ベレレン》はスタンダード現役に存在した、同タイプのプレインズウォーカーが複数出たらすべて墓地に送りとなる「プレインズウォーカーの唯一性ルール」を利用し、《》への対抗策として採用されたのが著名だが、《神》禁止後はそのまま青白などのコントロールデッキで[-1]を使い切るドローソースとして採用され続けた。

要は環境が青系コントロールの許されるスピードならば、ドローを行う3マナの置物は充分有用であるという話。除去呪文を撃たれようなら儲けものである。それがキッカーならば純粋に2枚となり、マナに余裕が生まれ勝ち札を求める終盤に強さが増す。一考の余地はある絶妙な性能だろう。《鏡映魔道士、ジェイス》を《灯の分身》で増やすジェイス選手権が入れ違いとなるのは残念でならない。





 

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  1. ティボルトみたいな笑顔

  2. 普段2ページ目ないから(ないよね?)スルーしそうになったぞ……

    • ここ見なきゃ見逃してたわ…
      わきまえろよベレレン

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