Borderland Marauder / 国境地帯の匪賊 (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
国境地帯の匪賊が攻撃するたび、これはターン終了時まで+2/+0の修整を受ける。
彼女は確かに恐れられているものの、実は戦いでの活躍を物語る逸話はあまり多くない。それは彼女の襲撃を生き延びることができた者がとても少ないからである。1/2
国境地帯の匪賊も戦士である。
『基本セット2015』コモン。2マナ1/2だが攻撃時に+2/+0修正を受ける攻撃的なクリーチャー。略奪に生き、賊と蔑まれる彼女の在り方もまた、戦士だろう。
戦士とは、戦う者である。兵士、騎士とはその在り方は似ているようで、やはりどこか異なる。
兵士は軍隊など集団に属し戦う者。国家や民衆を守るために。将による指揮の下、統率によって戦う。
騎士は兵士により近いが、やはり馬に乗る者。重装と機動力を合わせ持ち、警戒や先制攻撃を怠らない。なにより、騎士道なる忠義に己の暴力を縛る者。
騎士は兵士により近いが、やはり馬に乗る者。重装と機動力を合わせ持ち、警戒や先制攻撃を怠らない。なにより、騎士道なる忠義に己の暴力を縛る者。
対して戦士は、肉体を鍛えることに意味を見出す者。仲間と共に戦うことに価値を見出す者。財産を奪い味わう者。生まれ持った暴力をふるう巨人。森に生き、自然とも戦うエルフ。戦闘の先陣を切る伝説のミノタウロス。自作の翼で空へ挑むゴブリン。つまりは、「生きるために戦う者」と「戦うために生きる者」。すべてが等しく戦士である。
MTGにおいては前述の通り、様々な生き様をする者たちに種族を超えてつけられるとても広く採用されるクリーチャー・タイプ。特に部族テーマの『ローウィン=シャドウムーア』ブロックにおいて、職業も取り上げられたこと。それ以上に、同時期に行われた「クリーチャータイプの大再編」により、現在と同じようにクリーチャー・タイプが「種族+職業」となる様に明確になったことでその数を大きく増やすようになっていった。
色に関しては、単色に絞ったところ赤262枚>緑175枚>黒105枚>白59枚>青28枚の順。
全色に存在するが、やはり自由と感情に生きる赤に多く、相反する白と青には少ない。
全色に存在するが、やはり自由と感情に生きる赤に多く、相反する白と青には少ない。
バーバリアンは特に赤の戦士に近しいものがあるが、あまり数を増やしていないのでそっとしておく。戦士にひとまとめにしたほうが都合がいいことが多いのだろう。
そんな戦士のパーティーにおける役割は、戦闘の専門家。あらゆる武具を装備できる屈強な肉体を持ち、経験と直感を以て前線を担う。もちろん、そのように鍛えた者もいるであろうが、戦うためにそうなったという傾向だろう。
戦士の説明ってこれだけでよくない?
フレイバーテキスト
そうだよ(そうだよ)
シンプルなテキストは強い(確信