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1287枚目「【ヒストリックブロール】血に呪われた者、オドリック」

血に呪われた者、オドリック

Odric, Blood-Cursed / 血に呪われた者、オドリック (1)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 兵士(Soldier)
血に呪われた者、オドリックが戦場に出たとき、血(Blood)トークンX個を生成する。Xは、飛行、先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒の中であなたがコントロールしているクリーチャーが持つ能力の種類数に等しい。(各能力はそれぞれ1回のみ数える。)

3/3

我が身…。導きの血統よ…。





『イニストラード:真紅の契り』レア。アヴァシン教会に所属する異端狩り、聖戦士の中でも卓絶した技量と指揮能力を持つ生ける伝説・・・だった

彼の顛末を記すにも本稿を圧迫し過ぎてしまうので今回は3行で済まそうと思う。

3行でわかるオドリック

・ナヒリがソリンへの復讐のため、エルドラージをイニストラードに呼び寄せた。その影響であらゆる生物の精神が汚染され怪物へと成り果ててしまう。信仰の象徴にして、最強の怪物狩りである大天使アヴァシンまでも暴走状態となった。
・教会も審問という名目で住民を処断していった。狂乱の天使が掲げる正義と天使を討ちエルドラージと戦うべきだと主張するサリアの対立に、オドリックは自身の正義をサリアに委ねる。
・しかし、強固な信仰心が崩壊した反動から精神が限界に達し、エルドラージとの戦闘には参加することはできなかった。
・エルドラージ討伐へ赴くサリアたちに対し、残るオドリック。そこに吸血鬼ヘンリカが訪れーーー
サイドストーリー第2話:血の祝福|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

もう理解しましたね。

では、ヒストリックブロールの話をしていきます

ヒストリックブロールについて

伝説のクリーチャー、もしくはプレインズウォーカー1枚を統率者として設定し、その固有色を持つカードで構築するフォーマット。

基本的なことに触れつつ、汎用性の高いカードをまとめた記事を以前書いているので、何にもわからないという方に届けば幸いである。

1256枚目「【ヒストリックブロール】困ったら入れとけ枠」※2021年12月9日更新

とは言っても、『イニストラード:真夜中の狩り』実装前の内容。いくつかここへ付け足すに値するカードが登場している。需要が見込めるか、何か書きたいけど何も思い浮ばねえ!って時に書き足すこととする。コメントがつけば更新速くなります。

【血に呪われた者、オドリック】

デッキリスト

統率者
1 血に呪われた者、オドリック (VOW) 243

デッキ
1 きらきらするすべて (ELD) 2
14 平地 (VOW) 398
1 オズワルド・フィドルベンダー (AFR) 28
1 統率の塔 (ELD) 333
1 メレティス誕生 (THB) 5
1 巧妙な鍛冶 (AFR) 21
1 スカイクレイブの大鎚 (ZNR) 27
1 傑士の神、レーデイン (KHM) 21
1 報奨密偵 (GRN) 2
1 聖戦士の奇襲兵 (MID) 10
1 天使の粛清 (J21) 5
1 戦闘の神、ハルヴァール (KHM) 15
1 テレポーテーション・サークル (AFR) 39
1 針縁の小道 (ZNR) 263
1 アーデンベイル城 (ELD) 238
15 山 (VOW) 401
1 削剥 (VOW) 139
1 ブレイヤの見習い (MH2) 117
1 嵐窯の芸術家 (STX) 115
1 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
1 黄金架のドラゴン (KHM) 139
1 聖なる鋳造所 (GRN) 254
1 バグベアの居住地 (AFR) 254
1 影槍 (THB) 236
1 極楽の羽ばたき飛行機械 (MH2) 232
1 精神迷わせの秘本 (M21) 232
1 冷鉄の心臓 (CSP) 136
1 セレスタス (MID) 252
1 スカイクレイブの秘宝 (ZNR) 252
1 彩色の灯籠 (GRN) 233
1 フロスト・ドラゴンの洞窟 (AFR) 253
1 真面目な身代わり (M21) 239
1 恐怖のドールハウス (VOW) 255
1 石とぐろの海蛇 (ELD) 235
1 剣を鍬に (STA) 10
1 セジーリの防護 (ZNR) 37
1 秘儀の印鑑 (ELD) 331
1 勇敢な姿勢 (VOW) 42
1 テフェリーの防御 (STA) 11
1 シュタルンハイムの解放 (KHM) 33
1 審判の日 (STA) 2
1 神の怒り (AKR) 46
1 凱旋の神殿 (M21) 256
1 エメリアの呼び声 (ZNR) 12
1 稲妻 (STA) 42
1 混沌のねじれ (STA) 36
1 舞台照らし (RNA) 107
1 家の焼き払い (MID) 131
1 嵐の怒り (THB) 157
1 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
1 稲妻のらせん (STA) 62
1 天使火の覚醒 (MID) 209
1 ロアホールドの命令 (STX) 199
1 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
1 ガーディアン・オヴ・フェイス (AFR) 18
1 剛胆な敵対者 (MID) 25
1 光輝王の野心家 (ZNR) 24
1 忠実な軍用犬 (AFR) 23
1 光明の繁殖蛾 (IKO) 21
1 悪斬の天使 (M21) 6
1 灰のフェニックス (THB) 148
1 移り気な放火魔 (VOW) 181
1 速太刀の擁護者 (GRN) 203
1 確固たる討伐者、レム・カロラス (MID) 235
1 軍勢の切先、タージク (GRN) 204
1 正義の模範、オレリア (GRN) 153
1 断崖の避難所 (DAR) 239
1 怒静の交錯 (STX) 266
1 タイライトの聖域 (KHM) 272
1 寓話の小道 (M21) 246
1 スレイベンの守護者、サリア (DKA) 24
1 エスパーの歩哨 (MH2) 12

コピーしてMTGアリーナにインポートすればそのまま使えます。

機能別カード

統率者

《血に呪われた者、オドリック》

オドリックを据える上で考えなければならないのはただ1つ。「血トークン」の使い道であるそれはなぜかまでは言いたくない

『真紅の契り』での吸血鬼の嗜好品。婚礼の式典に振舞われた血瓶である。これを飲み干す捧げることで能力を発揮する吸血鬼たちが存在するが、いずれも黒。つまりはデッキに入れることができない。赤はというと、血トークン生成のみに従事している。オドリックだけでいい

よって、血トークンそのものの機能を考慮しなければならない
1マナ起動、先にカードを捨てるタイプのルーティング。これ自体はそんなに悪いものでもない。
ただし、ルール上1枚制限の妙で「本当に捨てて良いのか?」と判断が常に付きまとう。手札消費の割にドロー手段の乏しい赤白にはなおの事厳しい選択が迫られる。

色的にパーマネントカードを墓地に送り、コストを踏み倒す手段こそ乏しいものの、できないわけではない。フラッシュバックなどの墓地で機能する効果を目するのにも使える。
だが、墓地利用路線はより特化した統率者に恵まれ、《ボジューカの沼》のような強烈なアンチカード採用が良しとされる環境である。主軸に据える寄りも、「できるときにやる」サブプランの方が望ましい。

つまるところ、アーティファクトトークンのお手軽生成。ここにこそオドリックのオドリック足る意義が見いだせる。

キーワード能力持ちクリーチャー

ここではまずオドリックに血を流させるべく、彼が参照するキーワード能力を持つカードに目を向けていく。赤と白という軽量クリーチャーに恵まれた色なだけあって大きな問題はない。

いくつ生成できるときにオドリックを出すべきかは状況によりすぎて難しい。なんなら0個でも勝つ時はある

《スレイベンの守護者、サリア》

先制攻撃。入れないといけない気がした

《豪胆な敵対者》

絆魂。そんなに横並びするデッキではないが、2マナで殴りに行くにも後で一回り大きくするにも良質なコストパフォーマンス。単体でも強い。

《忠実な軍用犬》

警戒。個人的のこの相手依存の土地サーチ能力は避ける傾向にあるのだが、忠実な警戒心を有するが故にオドリック適性を見出した。

純粋に平地1枚を供給する《メレティス誕生》も採用しているが、同様の能力を持つクリーチャー《野心的な農場労働者》でもいい気がしている。

《報奨密偵》

警戒。さらにタップ起動型で伝説のクリーチャー、アーティファクト、エンチャントを破壊する。要は、統率者キラー・・・なのだが、プレインズウォーカーには通用しない

《速太刀の擁護者》

二段攻撃、警戒、トランプル全人類がオドリックを見た瞬間に思い描いたであろうカード。指揮官なくとも勝利をもたらす優秀過ぎる副官。

《傑士の神、レーデイン》

飛行、警戒。対氷雪と4マナ以上呪文への妨害能力はスタンダード同様に厄介な代物。ヴァルクミラとして出すことはまず無い。

《ガーディアン・オブ・フェイス》

警戒。除去に対する解答となるかの騎士も血の糧となる。流石に血を出させるためだけにフェイズアウトしなくていい場面で出すことはない。

《灰のフェニックス》

飛行、速攻。そして、脱出。キーワード2種の飛行アタッカーにして、血トークンの活用法というオドリック適性最高峰の1枚
ただし、追放除去と墓地対策は雑に搭載されているので、脱出を繰り返して殴り勝つのは不可能に近い。あくまで相性のいいカードに留まる。

他の脱出に目を向けても、《灰のフェニックス》の他に適したカードはなく、警戒を持たせるオーラ《歩哨の眼》程度。今のところ採用していない。キーワード能力こそ一切ないものの、手札供給を担う《牛くん》も候補。

《確固たる討伐者、レム・カロラス》

飛行、速攻

最強のイニストラード人も参戦だ!

吸血鬼に堕ちたオドリック討ちそうだけど良いのかな。

《軍勢の切先、タージク》

速攻、起動型能力で先制攻撃の追加。オドリックは指揮官故に彼の教導は必要としないが、戦闘ダメージ軽減の恩恵は受ける。

構造上、アグロプランを取ることもあるデッキなので、優秀な速攻要員の一人となる。

※オドリックと見比べてはいけない

《光明の繁殖蛾》

飛行。通称:モスラ。飛行を持たないクリーチャー死亡時に飛行カウンターを持たせての蘇生。この能力により、オドリックカウントを維持しやすく、オドリック死亡時にはCIPが再誘発される。

飛べ、オドリック!!!!!!

《戦闘の神、ハルヴァール》//《領界の剣》

ハルヴァール自身こそ何も持たないが、装備かオーラがあれば二段攻撃を追加できる。どちらも使用してキーワード能力確保に動くデッキなので従来とは異なり神自身が顕現することがある。

領界の剣は警戒。なにより、死亡時手札帰還が相も変わらず強力で、メインがこちらなことに変わりはない

《正義の模範、オレリア》

飛行。さらに、自分戦闘開始時にトランプル、警戒を追加。能力の特性上、彼女がいるときはオドリックを第2メインフェイズに出さなければ損することにだけ注意。

自身を対象にしてもいいので困ることはなく、オドリックに教導もできる。彼を教え導く天使は異世界の地、ラヴニカにて健在だった。

《悪斬の天使》

飛行、先制攻撃、絆魂。時代遅れと成り果ててしまったかつて最強の怪物狩り。性能自体は依然変わりなく、良質なコストパフォーマンスを誇る。

《移り気な放火魔》//《凶兆の血の騒擾者》

威迫、速攻。例え1点でもトークン排除には充分で、速攻威迫の通しやすさによりフィニッシャー、対プレインズウォーカーも務める。

かの黄金架が1枚しか使えない以上、放火魔採用には充分意義がある。

《黄金架のドラゴン》

飛行、速攻。もはや説明不要な現スタンダード空の王者にして、歴代でも最強格のドラゴン。宝物もアーティファクトなのでシナジーを形成する。

強いカードはためらいなく使え。こだわりは捨てろ。

《石とぐろの海蛇》

到達、トランプル。サイズ可変。プロテクション(多色)は耐性のとしてそれなりに厄介だが、アーティファクト破壊がついでに刺さってしまうのでプラマイゼロといったところ。むしろ《オレリア》や《天使火の覚醒》で押し切れない場面がある。

先攻初手にある場合はオドリックに繋ぐべくX=2でプレイしアグロプランを取る。あとは流れで。中盤以降は出してもしょうがない場面が多く、血に捧げたりする。

《シュタルンハイムの解放》

飛行、警戒。実質クリーチャーなのでここに。
2体も出せれば充分で、全体除去の返しに備え予顕しておきたい。あえて全体除去を強要するクリーチャー、装備品展開の判断を身に着けておけばより効果的。

《エメリアの呼び声》《フロストドラゴンの洞窟》《バグベアの居住地》

クリーチャーカウントにもなる土地3種。《エメリアの呼び声》は飛行、天使でないクリーチャーが居れば破壊不能。《フロストドラゴンの洞窟》は飛行。《バグベアの居住地》は威迫

オドリックに合わせて使うのか?と思うかもしれないし、実際そうなのだが「できること」を覚えておくのはデッキ構築の上で最も重要なこと。針の穴に糸を通すような局面が稀にあり、気づきこそが勝利となる。

キーワード能力関連の呪文と装備品

キーワード能力を付け足すのに最も適したカードは装備品で間違いない。呪文やオーラと異なり、クリーチャー除去をされても戦場に残り続けてくれる。

赤白には装備品シナジーが多く、それらを活用したくなるが、そうすると立ちはだかるのが《アキリ》《ブルーノー》《ナヒリ》ら装備品特化の赤白統率者たち
オドリックでやるには劣化版にしかならないで、あくまで彼の誘発を満たすために位置にし、純粋な戦闘力増強手段に留めている。

《影槍》

トランプル、絆魂。ご存知テーロスにおける神槍の写し身。呪禁、破壊不能を消し去る機能は忘れずに。物語通り《太陽冠のヘリオッド》を貶める展開は珍しいわけではない。緑の絶対防御《英雄的介入》にも効く。

後述する《オズワルド》から調達するカード筆頭。

《領界の剣》

警戒。《戦闘の神、ハルヴァール》の項で既出。両面カードの仕様上、アーティファクトや装備品を参照するサーチカードには対応していない。

《スカイクレイブの大槌》《エンバレスの宝剣》

お手軽フィニッシャー製造兵器。《スカイクレイブの大槌》は飛行、先制攻撃。《エンバレスの宝剣》は二段攻撃、トランプル

《天使火の覚醒》

唯一の強化呪文から参戦。なにせ警戒、トランプル、絆魂、破壊不能、速攻と5個も増える上に、+1/+1カウンター2個でさらにフラッシュバック。ライフ確保で望みをつなげるのがとても効く。

オドリックが3マナと軽いおかげで計6マナ使用、いきなり殴りかかって次のターンもう1回でもいい。こればかりは軽い統率者なことに強みがある。彼にはこういう未来があったかもしれない。

アーティファクトシナジーその1

先述した通り、オドリックがぶちまける血トークンはアーティファクト。この点に着目したシナジーを形成するカード採用で、他の統率者との差別化を図っていく。

《きらきらするすべて》

真っ先に思い浮かぶであろう強化オーラ。血トークン2個で+3/+3修正が実用ライン、オドリックを出し直せばさらに増える。キーワード能力持ちを多用しているのでそれらにつけたい。

しかし、ルーティングするとサイズが減少する。この点を忘れて決着を急ぎデッキを掘り進めると悲惨な末路を辿る。

それと、ただでかいだけのクリーチャーで勝てるゲームではない。それならはっきり言って《ヤーグル》の方が強い。これを意識してオドリックにつけるべきなのか悩むように。

《巧妙な鍛冶》

アーティファクトサーチ能力のみならず、自己強化能力まで持つ鍛冶。工匠だけでなく戦士でなければおかしい

サーチは当たればラッキー程度だが、採用しているアーティファクト、装備品に加えてオドリックの血トークンにより毎ターン成長が狙いやすい。「1つ以上」の表記によりいくら流しても乗るのは1つずつなのには注意。
《テレポーテーション・サークル》が着地すれば毎ターンオドリックが血を流して確実に成長していく。

《ブレイヤの見習い》

まず出した時に飛行機械を生成するのでオドリックカウント1加算。血トークンの使用先として役立つ衝動的ドローと、パワー上昇。

起動にタップを含んでしまうのだけが欠点で、《オズワルド》から持ってくることはまず無い。

《天使の粛清》《ロアホールドの命令》

アーティファクトというよりも、多く生成されるトークンとしての利用。

《天使の粛清》はもっと適したものがありそうだが思い浮ばなかったので。《爆片破》が欲しかった。

《ロアホールドの命令》は速攻、破壊不能モードを有するがこれを選ぶことは極めて稀。3点ダメージで最後押し込むのに使ったり、血を捧げて2枚ドローが主目的。

アーティファクトシナジーその2:オズワルド

アーティファクトコンボしまくる統率者で馴染み深い《オズワルド・フィドルベンダー》。彼のアーティファクト変換能力に血トークンの使用を目論んだ。

《オズワルド・フィドルベンダー》

血トークンの点数で見たマナコストは0。なので1マナのアーティファクトを調達しまくりたいところだが、タップを含む起動型能力なので即除去、一度も起動できず出落ちするのが常ではある。あくまでサブプラン、メインプランを通す補助輪、避雷針としての役割となる。

1マナ《影槍》《エスパーの歩哨》

まず真っ先に用意したいのは《影槍》。《オズワルド》起動コスト1マナ+装備2マナの計3マナでいきなり装備。殴ったり、構えてオドリックに備える。
同じくキーワード能力を増やす《チームのペナント》は装備コスト3マナが重く不採用。

《エスパーの歩哨》は主に《影槍》が既にあったり、必要のない時、クリーチャーの頭数を増やしたいとき用。速攻を持つ《ジンジャー・ブルート》《ポーマッドの急使》や飛行を持つ《ギラプールの希望》も候補に挙がる。

1マナはやはり効果が薄く《オズワルド》特化でもないのでここから2マナにつなぐ役割でもない。よって、最低限に抑えている。
《墓堀の檻》で墓地対策、《旅人の護符》で土地サーチを増やすのは悪くないかもしれない。

2マナ《羽ばたき飛行機械》《精神迷わせの秘本》《秘儀の印鑑》《冷鉄の心臓》

マナファクトとドローファクト。これらは1マナアーティファクトから持ってくることよりも、用が済んだら3マナに変換する用途の方が多い。

《極楽の羽ばたき飛行機械》が飛行によりオドリックカウントを稼げる点が特徴的。

3マナ《スカイクレイブの大槌》《スカイクレイブの秘宝》《セレスタス》《彩色の灯篭》

お馴染みのマナファクト群と《スカイクレイブの大槌》。2マナファクトから《スカイクレイブの大槌》でいきなりぶん殴るプランを頭入れて置くこと。

4マナ《真面目な身代わり》

こちらもお馴染み定番カード。通称:ソーレン。《恐怖のドールハウス》に繋げると、土地サーチ2回と1ドローが即座に誘発するアドアドしいコンボになる。

5マナ《恐怖のドールハウス》

まずターン終了時まで速攻を忘れずに。

血トークンによる墓地送り利用手段であり、終盤のクリーチャー供給手段を担う。アーティファクト破壊が雑に飛ぶ環境なのでこれのみに過信してはならないが、装備品たちが避雷針になってくれてるので設置し続けられたりはする。

1/1となってもキーワード能力持ちが多く、装備品で打点を補うことからサイズ変更は大きな痛手にはならない。
オドリックを蘇生すれば血トークンを供給。このために《恐怖のドールハウス》設置の算段が見えているならば、あえて墓地に置いておくプレイを意識しておくこと。どうせ墓地追放されても統率領域に戻れるので。

最後に

あとは除去呪文とクリーチャーを守る手段。シナジー抜きに汎用性の高いカードが占める。この辺りの説明は省く。いくらでも刺し変わる余地がある。

【血に呪われた者、オドリック】は、オドリックを出して優位に立つデッキでも、オドリックを構えて勝つデッキでもない
キーワード能力を持つクリーチャーに装備品で殴り抜いたり、血トークンでデッキを無理やり回したり、アーティファクトシナジーのための「繋ぎ」が彼の役割である。

よって、手札のかみ合わせが悪く何も起きない上に、統率者も何もしないというのが珍しくない。なので《神の怒り》《審判の日》《嵐の怒り》《家の焼き払い》といった全体除去でリセットする算段を取っていることは伝えておく。





 

(宣伝)#11月26日はヒスブロの日

私も【オドリック】を中心にヒストリックブロールに潜り続けました。今後も握り続けます。もし遭遇したらよろしくお願いします。

Twitterハッシュタグ「#11月26日はヒスブロの日」を追えばこのデッキが目指したところものぞけるので是非に。

乗り遅れるな。





 

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フレイバーテキスト

  1. うおおおお乗り込めー!!
    ところでヒスブロって?

今日の手札

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