Elspeth, Knight-Errant / 遍歴の騎士、エルズペス (2)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー — エルズペス(Elspeth)
[+1]:白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する。
[+1]:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともに飛行を得る。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールするアーティファクトとクリーチャーとエンチャントと土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る。4
遍歴の騎士、エルズペスとは勇者だった。
今度こそ剣を抜くことのない安息を求めるが、ポルノクラスなハイドラを屠ったことで勇者を求めていた神の目に留まるのだった。
その後は以前断片的に書いたので割愛。
断片的にね。
カードとしては初の忠誠度+能力二つ持ちにして、初の紋章使用カードである。
もう既に強い。
流石に1/1が1体は心もとないが、初期忠誠度4を守ることができるだけで充分である。
その上、
「天使の祝福」である。自身で出した非力な兵士を4/4飛行のアタッカーへと育成する。
バントで最も高潔な騎士と誉れ高く多くの従者を導くエルズペスらしい能力いややっぱ飛行はやりすぎだろ騎士道とは警戒である。
初期値4で使いやすいトークン生成のおかげで達成は容易い。
その関係からか起動が勝利に直結するものではなく、即起動せずに忠誠度9以上ため込み居残りを狙うことが多い。
決まった瞬間戦闘はもはや殺戮となり、白お得意の全体除去呪文は一方的でより白らしくなる。
ちなみに当初は『残りのゲームの間、あなたがコントロールするアーティファクトとクリーチャーとエンチャントと土地は破壊されない。』というだけのものだったが、基本セット2011時に紋章を得るものとなり、破壊不能を付与するようになった。
紋章に対処する手段こそないが、鹿にされるなど破壊不能を失わせることができるようになり若干弱体化した。
だが使い勝手は変わらないだろう。
プレインズウォーカーとしては明らかにやり過ぎな部類であり、ローウィンから特に凄まじいカードパワーの高まりが感じられるアラーラブロックを代表するプレインズウォーカーである。
4マナという絶妙にデッキタイプを選ばないコストのおかげで幅広く採用され、特に自己完結性の高さから青白コントロールのフィニッシャーとして好まれた。
モダン以下でも通用する実力を持ち、同じコストである「ゼンディカーの同盟者、ギデオン」と双璧を担っている。
デュエルデッキやモダンマスターズへの再録により値段が落ち着いているのが救いである。
こうして初登場からむちゃくちゃな強さだが、後に登場した「エルズペス・ティレル」も「太陽の勇者、エルズペス」もちゃんと強く構築実績は名高い。
そして
死の国からの脱出は神話ではよくあることなのでやはり本人も還ってきた。
能力もさることながら『太陽の宿敵』というのはとても想像を掻き立てられる。
黒い槍からなにか滴ってるが、経歴を見るに流石にファイレクシアってことはないだろう・・・。
フレイバーテキスト
>騎士道とは警戒である。
4/4警戒のほうが忠誠度をやりとりしにくくなるからダメやろ
あとぎでしね
>黒い槍からなにか滴ってるが
あれは髪送りと言ってな、ハゲの怨嗟がカタチとなったモンやわ