
Think Twice / 熟慮 (1)(青)インスタントカードを1枚引く。フラッシュバック(2)(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
偉大なる書は読まれるため、そしてさらに逆からや逆さまに読まれるように作られているのだ!――― トレイリアの文書管理人、エトヴァード
熟慮とは禁断の薬物である。
『時のらせん』にて復活したフラッシュバックを引っさげて登場したコモン。
2マナ1ドローだがインスタントなので許容範囲。フラッシュバックの3マナも実に素晴らしい。
合計3青青で2ドローと、基本的なカードに位置していた《霊感》より1マナ重く、後に登場する同コストのドロー呪文《ジェイスの創意》に枚数で劣る。
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使い方としてはちょうど同セットに再録(タイムシフト)されていた《ミューズの囁き》に似ているかもしれない。
こちらは序盤は1マナ1ドロー、マナが伸びきると6マナで何度も使えるようになる設計。1度に多く引くよりも、相手の出方を窺ってから手札を増やしていくことができる。
フラッシュバックなのを活かし自らデッキを掘り進めたおまけとしても使用可能。
この使い方はイニストラードに再録された際に見られた。
・・・熟慮はかなりやばい。
【ディミーアライブラリーアウト】【青黒コン】【トリコロール】【青黒白トークン】・・・。
『時のらせん』期、『イニストラード』期のスタンダードで僕はその便利さに魅せられた。青が絡んだデッキにはとりあえず4枚突っ込んでいた。
「やべえよ・・・手札厳しいよ・・・」からの「あっ!熟慮墓地にあった!!!」の快感には筆舌しがたいものがあった。
その結果どうなったか。
尊い犠牲のおかげで『タルキール覇王譚』におけるドロー2種(《金玉》と《時を越えた探索》)についてきちんと《熟慮》することができ、ポテンシャルにかけることが出来た。
発掘を筆頭とした墓地利用の悪名高い歴史から墓地利用の「探査はやらかす」という認識が前提にあったことも大きい。
だが「どうせ組むのティムールだし探索1枚指しでいいよね」と満足してしまって買い足さなかったことをちょっと焦っている。ドロー呪文の闇は深い。
フレイバーテキスト
祖先の幻視が禁止されてるんだから宝船も禁止されてもおかしくないんだよなぁ、マローは宝船が下の環境で活躍してるの喜んでるけど