Swamp / 沼基本土地 — 沼(Swamp)(黒)
沼とは黒である。
1.得意なこと
黒とは「死」である。クリーチャーを破壊し、消耗させ、生贄に捧げる。
単体のみならず全体に。しかし時代により使い勝手は異なる。
それは強力なプレインズウォーカーや魔力の根源たる土地にも及び、条件の有無を問わず破壊する術を持つ。
単体のみならず全体に。しかし時代により使い勝手は異なる。
それは強力なプレインズウォーカーや魔力の根源たる土地にも及び、条件の有無を問わず破壊する術を持つ。
それは弱いから。
弱者は強者の糧であり、この世は力ある者こそがすべてを手にできると黒は定義している。
死して墓へ納められた者たちは屍術師の力となる。
力を得るべく知性を深めることに余念はない。
力を持つにふさわしくない者を破滅させることにも同様である。
それが例え自らの生命に危険が及ぼうとも。
そう、生命。
プレインズウォーカーのライフこそが最高の通貨であり、黒はライフさえ支払えば大抵のことは行える。
そして損失を取り戻すことも黒にとっては容易い。
しかし契約相手には注意が必要である。
文字通り、悪魔に命を売り渡すのだ。究極の価格は決して安いものではない。
2.苦手なこと
黒の恐怖が及ばぬ物。
即ち、魔法の成果であるエンチャントと人工物であるアーティファクトにはほとんど手出しができない。
本当にこれくらいしかない。
即ち、魔法の成果であるエンチャントと人工物であるアーティファクトにはほとんど手出しができない。
本当にこれくらいしかない。
3.他色との相性
3.1 友好
色を足してデッキを組む場合の相性を考える。
・緑
手札破壊による戦場外への介入、クリーチャー除去と緑の苦手な分野を担い特に相性が良い。
逆に緑は黒の苦手なエンチャント、アーティファクト対策を行える。
このことから「黒と緑は友好色」とさえ言われる。
共に墓地活用が得意なもの特徴。
・白
黒の苦手なエンチャント、アーティファクト対策を行える。
クリーチャー除去に関しても強力なものが揃い、黒は白が苦手とする手札補充を行えることからコントロールデッキが組みやすい。
また、共にトークン生成が得意なことで特化した構築が行える。
色の特徴としては敵対していながら相性はよく、白の本性が窺える。
クリーチャー除去に関しても強力なものが揃い、黒は白が苦手とする手札補充を行えることからコントロールデッキが組みやすい。
また、共にトークン生成が得意なことで特化した構築が行える。
色の特徴としては敵対していながら相性はよく、白の本性が窺える。
・赤
火力と除去両面でクリーチャーを絶対に許さない。
赤が手出しできない大型クリーチャーや手札破壊、黒が手出しできないアーティファクトの対処とそれぞれの欠点を補う部分こそある。
しかし、エンチャントが苦手でクリーチャーの特徴も共に攻撃的で似た要素を持つ者が多く数ある組み合わせの中で最も組み合わせる意義が薄い。
それでもライフもリソースも『奪う』ことに関しての二大巨頭は伊達ではなく、時として超攻撃的なデッキを生み出す。
赤が手出しできない大型クリーチャーや手札破壊、黒が手出しできないアーティファクトの対処とそれぞれの欠点を補う部分こそある。
しかし、エンチャントが苦手でクリーチャーの特徴も共に攻撃的で似た要素を持つ者が多く数ある組み合わせの中で最も組み合わせる意義が薄い。
それでもライフもリソースも『奪う』ことに関しての二大巨頭は伊達ではなく、時として超攻撃的なデッキを生み出す。
・青
青が苦手とするクリーチャー除去を一手に担い、手札破壊により攻め手を削ぎ優位に立ちやすい。
打ち消し呪文の温存が容易に行え、コントロールカラーの代名詞的存在。
青が苦手とするクリーチャー除去を一手に担い、手札破壊により攻め手を削ぎ優位に立ちやすい。
打ち消し呪文の温存が容易に行え、コントロールカラーの代名詞的存在。
黒はいつだって他色を染める。
3.1 敵対
黒を軸にデッキを組みに敵対した色との相性を考える。
・緑
クリーチャー破壊の第一色であり、手札破壊もある。
墓地利用はお互い可能だが、直接戦場に拾い上げる黒の方がクリーチャー調達がしやすい。
まともにやりあえば黒が勝つ。
呪禁など除去耐性を持つクリーチャーで殴り倒されることはある。
墓地利用はお互い可能だが、直接戦場に拾い上げる黒の方がクリーチャー調達がしやすい。
まともにやりあえば黒が勝つ。
呪禁など除去耐性を持つクリーチャーで殴り倒されることはある。
・白
白はクリーチャーの頭数を揃えるのが得意で黒では除去が追い付かないことも。
ダメージレースは互角だが、ライフ差がつきやすい。
エンチャントや装備品は捨てさせるしかない。
それ以外は黒の優位があり、お互いに苦手な部分を持っている。
ダメージレースは互角だが、ライフ差がつきやすい。
エンチャントや装備品は捨てさせるしかない。
それ以外は黒の優位があり、お互いに苦手な部分を持っている。
・赤
ライフを支払いすぎるとこんがり焼かれることがままある。
おもむろに速攻で轢き殺しに来る。
相性としては最悪の部類。
おもむろに速攻で轢き殺しに来る。
相性としては最悪の部類。
・青
手札こそが強さである青に対し、手札破壊は致命的で質の戦いになる。
ドローは互角、クリーチャーの質は黒に分があり。
カウンターと手札破壊に墓地利用。お互いの強みがぶつかり合う。
ドローは互角、クリーチャーの質は黒に分があり。
カウンターと手札破壊に墓地利用。お互いの強みがぶつかり合う。
いかに相手を苦しめるかだけを考えろ。
4.総括
お前の肉から皮膚を、骨から肉を引きはがしてやる。骨についてる肉片も全部こそげ落としてやる。それでもまだ十分じゃないんだ。――― グレヴェン・イル=ヴェクからジェラードへ.
一点の曇りもなき憎悪を。
おまけ:対考呪問
・前置き
カードゲームにおける核「ドロー」と「カウンター」
この2つを無理なく割り振るにはどうするかを考える。
なお「最も得意なのは青」という点は尊重する。
「ドロー」
何ら問題がない。
ライフやクリーチャーなど代価こそ必要だが、質は青に並ぶと言っていい。
ライフやクリーチャーなど代価こそ必要だが、質は青に並ぶと言っていい。
「カウンター」
黒単色のカウンターは次元の混乱に「打ち砕く希望」が存在する。
黒単色のカウンターは次元の混乱に「打ち砕く希望」が存在する。
対戦相手に何かを要求し強い効果を通す懲罰者カードの黒版、恐喝カード。
もうわかるだろう。
もうわかるだろう。
打ち消す絶望 (黒)(黒)インスタントこの呪文を唱えるための追加コストとして、5点のライフを支払う。呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
払え。
フレイバーテキスト
ミラージュの《衰亡の加護》が近いですね
お前もこっちの沼にこいよ…
どっぷり嵌れて気持ちいいぜ…
対抗詰問