Firemind Vessel / 火想者の器 (4)
アーティファクト
火想者の器はタップ状態で戦場に出る。
(T):異なる色のマナ2点を加える。ニヴ=ミゼットの死を都市全体が嘆いたが、彼は再誕に必要な要素を残していた。
火想者の器とは奇しくも天才が考えることは同じだった。
『灯争大戦』アンコモン。ニヴ=ミゼットはニコル・ボーラスがラヴニカに襲来すると即その場に向かい決闘を繰り広げるも敗北。骨だけを残し死亡する。しかし、予め魂を小さな銀の箱に残しており、ギルドパクトとして復活するための算段を築いていたのだった。
参考にしたのは魔法の中でも最もの邪悪な発明。闇の魔法使いたちが不死性を求め物品に魂を保存しておく魔法。”名前を言ってはいけないあの人”が8つもの箱を造り上げーーー失礼、資料が混在していた。幽霊が統べるギルド、オルゾフ教会の魔法を参考にしたとされる。
小さな箱に納まったとは言うが、自身の研究に多大な貢献をする団員、特にラル・ザレックの才覚を認めたり、ギルドパクトなのに不在になりがちなジェイス・ベレレンを叱責していないのでその器はラヴニカで一番大きいと言っていいだろう。
カードとしての性能は4マナで色マナ2つ生成で悪くはない。だが、マナファクトとして若干重く、タップインなことから構築実績はこれといってない。それにしても、青単色のアバターよりもギルドカラーを生み出す火想者の魂の方が《ラヴニカの魂》を名乗るのに相応しいのではないだろうか。
100日後に完成する統率者 7日目
ニヴ=ミゼット本人由来、それも《ニヴ=ミゼット再誕》の能力に対応した異なる2色を生み出すマナファクト。素直に3マナ以下のマナファクトを増やした方がいいかもしれないし、4マナタップインは気になるが、2色2マナの加速は他にはない利点である。
以下は《火想者の器》と同様の役割として検討したが不採用となった重めのマナファクト。
《スランの発電機》 | 《金粉の水蓮》 |
3マナも生み出せる《スランの発電機》。だが、無色マナなので大半が2色カードのデッキでは扱いきれない。
有色3マナも生み出すが、すべて同じ色の《金粉の水蓮》も同様。
《ギルドパクトの秘本》 | 《スカイクレイブの秘宝》 |
好きな色マナ1点だが1ドローつきの《ギルドパクトの秘本》。かなり魅力的ではあるのだが、1マナ出すために5マナは重く、平然と3枚引いてくる手札増強能力の統率者なのでこれ目当てにする必要もなさそうなのが残念。
若干異なるが《スカイクレイブの秘宝》は《ダークスティールの鋳塊》の上位互換に位置し、採用の余地は残されているかもしれない。
思いついたのはこれくらい。4マナタップインなんざ使ってる暇ねえよと言われたら何も言い返すことはできない。それ程度にはタップインが気になっている。
フレイバーテキスト
高速コンボが仮想敵でも無い限り、マナ加速でのタップインはあまり気にしなくてもいいのでは。
10のギルドより印鑑を貰ってくるのだ
スカイクライブはキッカーでコピー2枚追加がクッソ強いんで入れ得ですよ。
虹色の大地鏡おすすめですよ
デュアラン無しでもギルランフェッチ全部積めば余裕で5マナ出ますし、タップイン妥協ならトライオームも増えたのでもっと楽です
フレーバー的には入れざるを得ない。
やむ無し。
統率者と合わせたらあまりの美しさに実質2枚コンボみたいなもの(錯乱)
スランの発電機みたいな無色マナでるものよりはこの統率者なら強そう(小並)