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1239枚目「この子の七つのお祝いに」

茨の精霊

Thorn Elemental / 茨の精霊 (5)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
あなたは茨の精霊の戦闘ダメージを、これがブロックされなかったかのように割り振ってもよい。

この嵐の雨は、お前をまるで昆虫のように大地に留めつけている。
7/7

茨の精霊ほど7という数字に相応しいクリーチャーはない。





《茨の精霊》

初出は『ウルザズ・デスティニー』のレア。基本セットでは『第7版』『第8版』に再録され、『ドミナリア』にもさりげなくアンコモンに格下げ再録されていた割と最近のカードである。

7マナ7/7の極めて優れた体格に、ブロックされても無関係に対戦相手にダメージを叩き込む能力を持つ。この能力はブロッククリーチャーのタフネスを超過した点数分プレイヤーに割り振れる「トランプル」にちなみ、より大きなダメージを通せる点から「スーパートランプル」と称されている。

元々は「挙動が分かりにくい」と判断されたトランプルを初心者向けセット「ポータル」系列に導入すべく生み出された能力である。そこから『第6版』~『第8版』での基本セットトランプル排除運動により緑が持つ能力として導入された。今では完全に死語かと思っていたが、『イコリア』にトランプルをスーパートランプル化させる《貫禄ある野生眷者》がいるのでまだ通用する可能性はある。

『第7版』では同じくスーパートランプルを有したコモン一匹狼》やアンコモンライオンの群れ》と共に再録、その最上位に位置することとなる。《茨の精霊》を含めて全員コストが重めで構築実績はまるでないが、「初心者だしいっちょ揉んでやるか^^」と意気込むも除去呪文が上手いこと手札に来ず《巨大化》などで大ダメージを叩き込まれて轢死する姿は全国各地で見られたように思う。
俺は復帰プレイヤーとのカジュアル戦で《ロウクス》にやられたせいでどうしても弱いと断言できない。

そしてその『第7版』で入門セットの表紙を飾り強者のオーラを醸し出していたのが印象強い。再録に伴いイラストは変更されたが、イラストレーターは同じくrk post氏。同じ人物が同じカードを手掛ける珍しい事例である。

 

訓練されたオーグ》《ヴィザードリックス》という感涙もののレアカードをフィニッシャーに据えた構築済みデッキ2つを通して基本的なルールを教えてくれる初心者向け商品。《茨の精霊》もちゃんと特典カードとしてFOIL版が収録されているので安心してほしい。

個人的な思い出となるが、かつて公式サイトに会員登録をしたらちょうどなんらかの懸賞キャンペーンをやっていたらしく、入門セットが突然送り届けられて驚いたものである。
思えば、公式Twitterでの大会配信RTキャンペーンなど落選し続けている中で、唯一当選したプレゼントがこれということになるな・・・。





 

「7」

2021年7月9日に当ブログ「MTG:今日の一枚」は7周年を迎えた。MTGアリーナでの『フォーゴトンレルム探訪』実装日にぶつかったことで何とか早く雑語り記事を仕上げねばと書き連ねていたこともあって触れずじまい。
そうこうしているうちに10日が過ぎ、最後の騎士が最後の記事になりかねなかった。

コンタクト・アザー・ブレイン》!!!!!
d20!!!!3ドロオオオォオォォッォ!!!!!

辛うじて、Twitter登録が7年前の今日なのできっかけになった。

全く覚えていないが、この日は11枚目「エクストリーム恐喝」だった。

11枚目「エクストリーム恐喝」 : MTG:今日の一枚

10枚書いたのでブログを広める一手としてTwitterのアカウントを作ったのだろう。自分ならそうするはずだ。

7年は、長い。小学校に入学した少年少女が卒業して中学1年生。些細なことでいがみ合っていた男子と女子が互いを異性だと、色に目覚める程度等しい。変化、成長には充分すぎる年月となる。

かくいう私はというと、何一つ変わりのない。今日もまた真っ白な画面を埋め尽くすべく、乏しい語彙を束ねては綴っている。どれだけブロックされても変わらず7点は通す《茨の精霊》のように。

あんまり上手くないな。

いや、成長はしていないが変化はしている。本当に「今日の一枚」だったのはとうに昔。更新頻度は確実に減っている。いわば、劣化。やる気の枯渇か、あるいは我が才の限界か。

7年やって7人はプレインズウォーカーは増やせただろうか。《骨の鋸》は7枚売れただろうか。《グリセルブランド》は7マナになる決心はついただろうか。次の更新を楽しみにする誰かの寿命を7年伸ばせただろうか。

自意識過剰かな。

・・・さっきから君は誰だい。ただでさえ読みにくさに定評があるというのに余計な茶々を入れてくるのは勘弁してほしい。

・・・私は君だよ、未だに名前もなくエゴサできない管理人。
ブログ7周年という事は、このMTG顔の私も7歳という事になる。
祝おうではないかとやってきた次第だ。

君が私ならば、この手の会話形式を「お人形遊び」と揶揄する程度に苦手としているのは知っているはずだろう。
それでも、続けるのか?これと言って記念記事や企画的なものを思いつけないまま書き続けるのか?自分を模ったアイコンと?

ーーーああ、この子よく見たら

お人形・・・。

 

 

 

誰がわかんだよこんなの

昨年と同様、何か質問があれば答えます。





 

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フレイバーテキスト

  1. 7周年おめでとうございます。
    昨年と同様に、現スタン(エルドレインの王権~D&D:フォーゴトン・レルム探訪)でのお気に入りカード7枚を教えてください。

  2. 記事タイトルから真っ先にこの楽曲を思い浮かびましたが、いやいや通りゃんせだろうとタカを括っていたら、

    まさかの採用でございました

    • まさかのあさき

  3. MTGと音ゲー好きな私得ではないですか!

    7周年おめでとうございますー

    さりげなく今までの記事をほとんど読んでいました、応援してます

    がんばれー

  4. 7年…おめでとうございます!

  5. 7周年おめでとうございます
    質問してしたい事があったのですが失念してしまいました
    8周年記事までに思い出しておきます

  6. 8周年はPlan8と予想しておこう!

今日の手札

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