Vraska, Swarm’s Eminence / 群集の威光、ヴラスカ (2)(黒/緑)(黒/緑)伝説のプレインズウォーカー — ヴラスカ(Vraska)あなたがコントロールしていて接死を持つクリーチャー1体がプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体にダメージを与えるたび、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。[-2]:接死と「このクリーチャーがプレインズウォーカー1体にダメージを与えるたび、そのプレインズウォーカーを破壊する。」を持つ黒の1/1の暗殺者(Assassin)クリーチャー・トークンを1体生成する。5
群集の威光、ヴラスカとは船長である。
ゴルゴンのプレインズウォーカーであるゴルガリの女王。
かつてはアゾリウスから指名手配を受ける正体不明の暗殺者だった。
厳密には瞳に魔力を込める必要があるが、相手からしたらそんなの知ったことじゃないのでジェイスは幻影を駆使して対峙し、後のラルもケイヤも彼女との対面では目を隠している。
かつてゴルガリはゴルゴンである石の死の姉妹が統べており、生き残りがいたのだが特に関係性は語られていない。
ギルドパクトの体現者となったジェイスを利用しようと暗殺者を差し向けるも、逆に自らの目論見を明るみにされ正体が露見し、姿を隠していた。
とは言っても、暗殺者でプレインズウォーカーでもある彼女にとっては何の造作もないことで活動に支障は特になさそうである。
彼女はそういったゴルガリへの愛着が強いのだが、昆虫種族クロールへの冷遇とそれを考慮しないギルドマスター、ジャラドに嫌悪感を抱いていた。
そんなある日、読書好きである彼女の本に一通の手紙が差し込まれていた。
それは・・・瞑想領土への招待状。
ニコル・ボーラスから仕事の依頼を持ち掛けられた。
次元:イクサランにある秘宝『不滅の太陽』の入手。そして報酬は、ゴルガリギルドマスターの地位である。
あきらかにあやしい話ではあったが、ゴルガリの現状を憂いていたことから承諾。
仕事に必要なものとして「魔学のコンパス」及び航海に必要な知識を直接注入される。
イクサランに到着した彼女は数か月をかけて船員と船を確保し海に出る。
ニコラス卿なる人物から大きな仕事を受けたと吹聴する彼女に懐疑的ではあったが、圧倒的な航海の技術と知識にカリスマ性から次第に認められ特に支障はなく揃ったようだ。
そして「魔学のコンパス」の指す方角へ船を進めるとそこには・・・
941枚目「灯火三十六景 ジェイス・ベレレン」で書いたので割愛。
「待ってくれ」 ヴラスカは懸念に額に皺を寄せた。「私の記憶が戻った時、それが本物だってどうやってわかる?」ジェイスは彼女の向かいに立った。「次に会った時に、役職名で呼びます。記憶を返す前に」「ギルドマスター?」ジェイスの視線が和らいだ。「船長、って」喜びが彼女の両目に刻まれた。「それなら確実だな」
記憶改ざんが済んだ後、あらかじめボーラスより教わっていた呪文により不滅の太陽を移送。
ラヴニカへと帰還すると、再び瞑想領土へ赴きボーラスに任務完了報告をすると、報酬としてジャラドの居場所が書かれた紙を受け取る。『ギルドマスター・ヴラスカに幸いあれ』
どこか記憶に違和感を持ちながらもゴルガリの女王として君臨。クロールの地位は向上したようだ。
不穏な予見を察知したイスペリアはギルド会談を開き協力を持ちかけるが、この場で彼女は復讐を果たす。
イスペリアはそのまま会議場の飾りになった模様。
そして灯争大戦。退路なき任務にて再登場。
元々めちゃくちゃ危険人物なのでものすごく警戒されるが、避難所としてゴルガリの施設を開放。
一応ボーラス側のプレインズウォーカーという触れ込みで実際に奴のために重要な仕事を果た
したのだが、彼女自身はラヴニカ(というよりゴルガリの仲間)に強い愛着を抱いており、暗殺も自分たちにひどい仕打ちを行ったアゾリウスへの反発の側面が強すぎた面は否めない。
「街の全域で、ゴルガリ団はあらゆるラヴニカ市民へと避難のために地下道を解放する。私らはボーラスの軍と戦って、命を守るよ」そして、幾らか皮肉っぽく、付け加えた。「礼はいらないよ」
だがもうその時は近いと思われる。頼む。はやく。デートさせてやってくれ。
女王ヴラスカは好きだけど、乙女ヴラスカも好きなんだ。
おまけ:独断と偏見によるプレインズウォーカーの強さランク。
ヴラスカ | ||
・魔力を込めて目を合わせると石化。ゴルゴンらしく異常に効率がいい。 ・イスペリアを瞬殺、プレインズウォーカーも視線を警戒するほど。恐らくジェイスの制止がなければ数千年を生きる元プレインズウォーカーであるアゾールにも通用し、ボーラスは彼女が抱くアゾリウスへの恨みも含め依頼した節がある。 ・目がない相手には効くのか不明。少なくとも幻影には無効。 ・ジェイスを利用しようと1人で呼びつけるも、逆に出し抜かれている。 ・ゴルガリでは自身の信奉者を、イクサランでは船員たちをまとめ上げるカリスマ性。 ・ゴルガリの暗部でありアゾリウスの要人を中心に暗殺していた危険人物と語られていたが、同情の余地はあった。 ・船長 |
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9/8 SS-RANK |
フレイバーテキスト
ゴルゴンにして暗殺者であり復讐者っていう外面と、「危険な航海」に見る真の姿の対比が力強いキャラクター
ただ、ジェイス君は背負い込んでる物が多すぎるのが心配(メタな視点で)
今日更新したストーリーで死ぬほどジェイスとイチャイチャしてた