Hill Giant / 丘巨人 (3)(赤)クリーチャー — 巨人(Giant)
丘巨人というのは普通、ただ大きいだけでしかない。もちろん、それはそれで途方もないことだ!
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丘巨人とは大きいだけだがさほど大きくも無い。
かつて基本セット常連であった偉大なる巨人。MTGの世界観に大きく影響を及ぼしたテーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」にも登場しておりこちらが基になったのかもしれない。
4マナ3/3バニラという可も不可もない性能。しかし、我々無名な人間が1/1であることを考えたら3倍なので十分巨人であるといえる。なお、デルバーは1マナ3/2飛行の人間である。
シングルシンボルなのもお得感があり、リミテッドでは中堅クリーチャーとしてその存在感を示す。
初出は初版『リミテッドエディション』(いわゆるα)からで、以降『第5版』まで続投。『第6版』には再録されなかったものの、『第7版』にて復活し、『第10版』まで再録された。
初版
幸運なことに、丘巨人には人間が簡単に隠れられる大きな死角がある。不幸なのは、この死角が彼らの足の裏の下にあることだ。
フレイバーテキストが秀逸である。
第4版までこのままの状態で採用され続けた。
それほどカードとして出来が優れている証拠である。
第5版
第5版は旧来より存在するカードのイラスト変更が大々的に行われ、丘巨人も新しくなった。
その結果、まさかの女型巨人。健全なのではないか。
ちなみに、フレイバーテキストは変更なく従来のものである
FF版
初出のFF1にて「ヒルギガース」として登場し、その後も定番モンスターの一種と位置づけられている。
FF6では通常モンスターでありながらそのサイズとマグニチュードの威力でボスと勘違い・・・
ポータル
丘巨人というのは普通、ただ大きいだけでしかない。もちろん、それはそれで途方もないことだ!
特殊セット『ポータル』は初心者向けなので当然入っている。
大きさがわかりにくい気がする。サモンクリーチャーは余計ややこしくなる気がする。
第7版
前述の通り、『第6版』にて皆勤賞は逃したが、『第7版』にて復活。
速攻かトランプルは持ってそうな迫力である。フレイバーテキストは『ポータル』版と同一。
赤を青に変えると・・・?
第8版、第9版
血に飢えた巨人は、要塞の壁を生垣か何かのようにぶち抜いていった。
-第8版
幸運なことに、丘巨人には人間が簡単に隠れられる大きな死角がある。不幸なのは、この死角が彼らの足の裏の下にあることだ。
-第9版
新枠の巨人。
『第9版』にも再録されているが、特筆すべきはフレイバーテキストが原点回帰したことだ。
第10版
新しく描かれた最後の巨人。フレイバーテキストは『第9版』のもの。
これ以降再録されることはなく今日にいたっている。
巨人にスポットが当たったこともあったはずだ。
丘巨人は赤の基本となるクリーチャーではなかったのか?
『間違いないです』
それならーーー
『駄目です』
フレイバーテキスト
デルバーはもう許してやれよ(棒)
定期的に話題に上がるデルバー君
※1
「駄目です。」
今や赤のクリーチャーは4マナ4/4飛行にメリット能力がついてるよって巨人たちに教えてあげたい
????「私は1マナ4/5だぞ?」
バナナは帰って、どうぞ
????「私は1マナ5/5だぞ」
???「私は1マナ13/13です」
探査と死の影は帰れwww