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861枚目「ラヴニカのブリッツ」

逃れ得ぬ猛火
Inescapable Blaze / 逃れ得ぬ猛火 (4)(赤)(赤)
インスタント
この呪文は打ち消されない。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。逃れ得ぬ猛火はそれに6点のダメージを与える。


「ちょっとした災害が起こると必ずイゼット団が非難されるけど、ひどい話だわ。私たちはその大半を起こしているだけなのに。」
――イズマグナスのミジックス

逃れ得ぬ猛火は必殺である。





ラヴニカのギルド開封記事である。
今回は今までのパックウォーズとは趣を変え、ブースターブリッツなる遊び方で開封した。
なお僕は今回初めて知ったのだが、散々遊ばれてて周回遅れにもほどがあった

~ルール~

1.ブースター1パック開封し、3枚デッキを4個構築
・先に構築終了した方が最初のゲームで先攻獲得。
・余ったカードははゲームで使用しない。
2.お互いにランダムに使用デッキを選択し、対戦。
初期ライフ5、手札3枚(デッキすべて)
・ライブラリーからカードを引けなくなっても敗北しない。
・決着がつかない場合は引き分け。
3.ゲームが終ったら別のデッキで新たなゲームを始める。
・直前のゲームの敗者が先攻。
・引き分けだった場合は何らかの方法で先攻後攻を決める。
4.全4ゲーム中で勝利数が多かったプレイヤーが勝ち。

引用:Hareruya COMBAT vol.34 -津村 健志 vs. 齋藤 友晴-

マナは常時無限、好きな色の組み合わせのMoxlotus状態である。

このルールを基に僕らの場合、まずお互いに未経験のため最初の先攻を決めるのも20面ダイスで決定。
そして使用デッキの選択はランダムではなくお互いに好きなものを使えるようにした。これはルールを中途半端にしか覚えていなかったためであるが、結果的に盛り上がったのでこれでも問題ないように感じた。ルール上、必殺パターンがいくつか存在し、先攻番で確実に勝ち星を取るデッキ後手番で相手のクリーチャーを全除去して詰ませるデッキなど得意な局面を分けて構築させることでデッキ選択に戦略性が産まれたためである。

土地サーチやドロー呪文など効果が使えない死に札となっているカードをどうするかが肝である。次の先攻を取るための捨てデッキ構築も視野に入った。
これらばかりでクリーチャーが乏しく4デッキ組むのが厳しいパックが稀にあり、『このパック、カードゲームさせに来てる』という謎のワードが飛んだ。

以下はラヴニカのギルドを使用したブースターブリッツにおいて印象に残ったカードである。
まず筆頭は表題である《逃れ得ぬ猛火》。絶対的な最強カードである。

インスタント打消し不可。1枚必殺6点火力。即死です。

アンコモンなのが救いである。今回は1枚しかなかった。
それより脅威となったのは《最大速度》であった。

パワー4以上のクリーチャーがいれば先攻1キル。コモンであり頻繁に発生する。
クリーチャーではタップ不要のパンプ持ちは無限パワー/無限タフネスとなるため勝ち札としていかに通すかである。
特に今回は《最大速度》《隠された影》がセットになったパックが計3回ほどあり、《隠された影》を出した瞬間察する『ふっざけんなwwww』状態であった。

《ナントゥーコの影》以来の最強シェイドなのではと錯覚したが錯覚である。

60億8千万人を兵士を引き連れる勇者も同様である。

逆に4マナ0/0即死《ゴルガリの略奪者》などどうにもならないクリーチャーがいる。
また、引き分けをもたらす防御役として0/3や0/5の壁役がいるのだが、おおよそ壁としての役割は果たせず、飛行や除去呪文で突破される。やはり飛行はいつだって強い。
しかし《絡み合うモウセンゴケ》だけは別格中の別格でこれ1枚で敗北がほぼほぼなくなる。
またラヴニカのギルドの特徴として、他のパックでは排除される基本土地が門になっており、シナジーを形成するカードが扱える。
3/3二段攻撃となる《駐屯地の兵長》は攻守ともに活躍する優良コモンである。
これらコモン、アンコモンが圧倒的な活躍を見せレア以上はなかなかそのポテンシャルを活かせたとは言い難く、《神聖な訪問》を引き当てながらトークン生成が1枚もないパックでは涙が頬を伝った。
先攻ハンデスの凶悪さ、後攻接死格闘皆殺しなどまだ語ることがあるが今回はここで〆る。

実際に引き分けは多く、今回は2分けが多かった。しかしそれ以上にぶっ飛んだコンボが炸裂する環境で、勝敗を決するゲームというよりパーティーゲーム。バカゲーに片足突っ込んでいる良質な遊び方である。また遊びたい。
MTGアリーナが開始しデジタル路線が強化されているが、このような遊び方が生み出されるのはアナログならではである。
なおパックウォーズより時間がかからないのではと試してみたが、ゲーム数、構築時間によりそこまで変わらなかった。

神話レア
《栄光の好機》《神聖な訪問》《万面相ラザーヴ》《無効皮のフェロックス 千年嵐》
レア
ショックランド緑黒 赤白 白緑 青黒各1枚、《暗殺者の戦利品》
ほか
神話レアはフェロックス程度だが、レアが充分な収穫でいい箱だったように思う。





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フレイバーテキスト

  1. ショックランドと戦利品なら当たりか

  2. なんだ苦悩火の下位互換かと思ったら
    こんな遊び方があるのですね
    逃れ得ぬ猛火があっても、ラヴニカのギルドなら「完全+間隙」が
    あれば生き残れそう 確率低いですが^^;

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