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978枚目「何もしないって。だから、な?」

冥府の教示者

Infernal Tutor / 冥府の教示者 (1)(黒)
ソーサリー
あなたの手札からカードを1枚公開する。あなたのライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードを1枚探し、それを公開した上であなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。
暴勇 ― あなたの手札にカードがない場合、代わりにあなたのライブラリーからカードを1枚探し、それをあなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。

冥府の教示者とは同名者である。





『ディセンション』のレア。主に黒が担当するサーチ呪文「教示者」のラクドス版。
通常では手札1枚と同名サーチだが、手札0枚「暴勇」を満たすと万能サーチ。コストもタイプも教示者の原典《悪魔の教示者》そのものと化す。

しかしあまりにも条件が厳しかった。
自力で手札を使い切るのは意外と難しく、消耗が激しいアグロで使うにもテンポが悪い。
《冥府の教示者>》自体がもう1枚あるとそれはそれはもどかしい。

さらに、何でも持ってこれると言っても手札がそれ1枚となる。
コントロールが状況に応じて必要札を用意するといった基本的な「教示者」の役割は期待できない。
「暴勇」を無視して同名であることに意味があるカード、ちょうどスタンダードを共にしていた《肉体の饗宴》《ルーンのほつれ》のような呪文を採用するなら余地はあっただろう。

特に《ルーンのほつれ》は《マナ漏出》との選択肢で、採用するデッキが存在していた。
だがそこに《冥府の教示者》の必要はまるでなく、見事カスレア認定を喰らい1枚50円で確保できた。

というか、4枚確保した。僕が
そう、我は

ライブラリーアウトを是とし、2マナ10枚ライブラリー破壊のディミーア最強呪文。

《不可視の一瞥》

2枚目以降を用意できる手段なのにすぐに気づき採用したのである。すぐ抜けた。売るにも安すぎて放置した。
こうして冥府は教示された。

と思ったら、賢い誰かが気づいた。最良の、最強の相性を持つコンボ。
その相手は通称:LED(Lion’s Eye Diamond)。調整版《BlackLotus》である。

生み出すマナこそ《BlackLotus》と同じだが、コストがなんと手札すべて。しかしこれでも使い道は多くコンボデッキの初動を担うレガシーでのみ許された古代のアーティファクト。

《冥府の教示者》を唱えて《ライオンの瞳のダイアモンド》起動。これが暴勇を解決したのだ。
特に呪文回数を稼ぎ《苦悶の触手》プレイでワンキルをかますストーム系コンボデッキに採用されている。
現行のむかつき型ストーム【ANT】でも健在である。

ANT

このおかげで《冥府の教示者》はカスレアを脱却し1000円の壁超え。
さり気に一度も再録されていない。すげえ得した気分になる。
そんな「闇の腹心」をスタン落ち800円で手放し「タルモゴイフ」500円を見逃し「搭載歩行機械」初動200円を見抜いていながらスルーした人の長くやってるとこんなこともあるよというお話。

余談

当ブログは以下のように過去記事を手札としてランダム表示する機能を設置している。

(PC表示)

なのだが残念なことに仕様上、スマホ表示には設置できない。
つまり、手札0。見に来ているあなた方の大半はスマホだというのに。
教示したかった。

追記 2021年5月3日:
ブログ移転したから解決してるよ。





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