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1036枚目「ボーン」

どぶ骨

Gutterbones / どぶ骨 (黒)
クリーチャー — スケルトン(Skeleton) 戦士(Warrior)
どぶ骨はタップ状態で戦場に出る。
(1)(黒):あなたの墓地からどぶ骨をあなたの手札に戻す。この能力は、あなたのターン中で、このターンに対戦相手がライフを失っていたときにのみ起動できる。

「ここにあるものは、いつまでも死んだままではいてくれないわ。」

――ラヴィニア

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どぶ骨とはなんかすごく強いのが出てきた。ありがとう。





ラヴニカの献身レア
闇の隆盛の《墓所這い》以降、継続的に登場する黒の1マナ2/1にして、再利用能力を持つクリーチャーの系譜。
《組み直しの骸骨》以降、一部のスケルトンが手にした再生でない再構築法を組み込んでおり、《療養所の骸骨》と同じく墓地から手札へ回収できる。

療養所の骸骨 (黒)
クリーチャー-スケルトン
(2)(黒):あなたの墓地から療養所の骸骨をあなたの手札に戻す。

肉体より先に精神が滅びた。

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かつて《組み直しの骸骨》について書いた後、実際にイニストラードを覆う影で《療養所の骸骨》なる血が青ざめそうなスケルトンが登場し啓蒙の高まりを感じたものである。

戦場にはタップイン、起動条件に『自分のターン』かつ『このターンに対戦相手がライフを失っていた場合』という制限が課されたが、1マナ2/1という戦闘力を実現。
条件は黒赤ギルド:ラクドスの絢爛と同様で、彼らが得意とする速攻戦略に合致。手札に戻ることから赤が獲得した『カードを捨ててからカードを引く』ルーター能力や青赤ギルド:イゼットが持つ再活の捨て札に最適。黒が得意とするクリーチャー生贄コンボにも使える。
これらのカードとの相性を考慮せずともアグロデッキでは強力な戦力になり、かなりの優良クリーチャーに仕上がった。

絢爛(X)(このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文を、これのマナ・コストではなく絢爛コストで唱えてもよい。)
本来のコストより軽くなったり、絢爛で唱えた場合に追加効果を得られたりする。

再活(あなたはあなたの墓地から、このカードを、これの他のコストの支払いに加えてカード1枚を捨てることで唱えてもよい。その後、このカードを追放する。)

スタンダードでは主に《魔女のかまど》へ放り込まれボーンパイに調理されている。
他では基本セット2020《漆黒軍の騎士》とは一長一短の関係で黒い1マナ枠の選択肢となっており、共に史上屈指の性能なことからとても悩ましいライバル関係にある。ラクドス騎士のようなアグロなら両方採用しても問題ないだろう。
テーロス環魂記以降注目される黒単信心では《ロークスワインの元首、アヤーラ》《悪ふざけの名人、ランクル》との相性から《どぶ骨》が優るか。もちろん、両者とも使わない選択肢すらある。

パイオニアでは《どぶ骨》と同じ系譜である歴代の方々と共存しており、黒単アグロがとんでもないことになっている。
範囲内に歴代最強格の1マナ呪文《思考囲い》《致命的な一押し》が含まれているからなおのことである。

《漆黒軍の騎士》と戦場に直接戻る《血に染まりし勇者》の方が優先度は高いが、《朽ちゆくレギサウルス》が手札を貪ることから《どぶ骨》にも充分優位性があり、同じ理由で《戦慄の放浪者》も機能する。
やはり全部使えるのが凄まじい。贅沢な悩みだ。

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