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1111枚目「基本的な箱開けブリッツ2021」

人生は続く

Life Goes On / 人生は続く (緑)
インスタント
あなたは4点のライフを得る。このターンにクリーチャーが死亡していたなら、代わりにあなたは8点のライフを得る。


「王神があなたを試していると思うなら、私を倒してそれを証明しなさい。王神が私たちを騙していたと思うなら、明日のために私とともに戦いましょう。」

――ター一門の元修練者、サムト

人生は続く。





3なる弾薬を4の弾倉に装填・・・!それが、ブースターブリッツ!!!!!!

 
発売日恒例、ブースターブリッツをしながら行った開封記事である。
~ブースターブリッツのルール~
1.ブースター1パック開封し、3枚デッキを4個構築。
・先に構築終了した方が最初のゲームで先攻獲得。※
・余ったカードはゲームで使用しない。
2.お互いにランダムに使用デッキを選択し、対戦。※
・初期ライフ5、手札3枚(デッキすべて)
・ライブラリーからカードを引けなくなっても敗北しない。
・決着がつかない場合は引き分け。
3.ゲームが終ったら別のデッキで新たなゲームを始める。
・直前のゲームの敗者が先攻。
・引き分けだった場合は何らかの方法で先攻後攻を決める。
4.全4ゲーム中で勝利数が多かったプレイヤーが勝ち。
・引き分けることもあります。
※僕たちの場合は最初のゲームから先攻はダイスで決め、使用デッキはランダムでなく選択式。

ブースター1パックずつ持ち寄ればプレイ歴など関係なく、平等でお手軽に楽しめる。
クリーチャー戦闘時のやりとり、いわゆる「コンバット」が重要でMTGの勉強にも役立ち、それでいて、マナ常時無限が織りなすブースターブリッツ独自のぶっ壊れ展開が発生し、実に味わい深いゲームである。




基本セット2021ブリッツ的解釈

今回は色ごとに見ていきたい。

定番である《平和な心》がない代わりに《信仰の足枷》再録、無限マナによる究極のタッパー白の祭殿《穏やかな聖域》。
疑似除去のみならず、タップなら問答無用破壊の《素早い反応》。《現場保存》も強力極まりない追放除去だが、信じがたいことに1/1トークンが残るせいで負けることがあり得る。非常にハイレベルである。

好きな色プロテクションに+1/+1カウンターの《抵抗の妙技》が攻防共に妙技すぎる。

攻撃面では、3/3警戒+2/2警戒《勇敢な駿馬》が横に広げ、《バスリの持祭》と非常に相性が良い。共にコモンである。
しかし、それ以上に《選定されし聖歌員》がコモンなのが常軌を逸している。
絆魂、無限パンプである。
無限パンプ自体は決して珍しくないのだが、これに勝ち筋を絞るとクリーチャーの頭数の差で負けることがある。それを絆魂により35億のライフを獲得しつつ殴り抜けることで、除去されない限り負けることがあり得なくなった。
ブースターブリッツに色の概念はおおよそ意味はないが、白は最強に限りなく近い。

常連の確定カウンター《取り消し》が唯一輝ける世界なのはいつもの通り。
制限オーラがいつでも機能する《捕獲球》、タップ状態のみという制限こそあるがコントロール奪取の《心酔される掌握》と、オーラに青らしい畜生さがある。

飛行クリーチャーが無難な中堅どころであるかわりに、5/7呪禁の《有刺メガロドン》がコモン。本格的にサメゲーになりつつある。
飛行は飛行で無難とは言ったが、《難しい滑空指導員》がよく読んだら全員に飛行とかいう簡単だし滑空でもないトンデモコモンで相変わらず飛行は強い。

《闇の掌握》がコモン。-4じゃ頼りないと思いきや確定除去の《とどめの一撃》がコモン。おまけに接死を選べる《錬金術師の贈り物》もコモン。流石除去第1色だ。

手札3枚のゲームで2枚捨てさせる、先手ほとんど必勝でおなじみ《精神腐敗》に加えて、強い《精神腐敗》である《悪い取引》が存在。

だが豊富な呪文以上にクリーチャーがやばいことになっており、8/6という環境最強のサイズに加えてブロックされたら2点ドレインが誘発する《憂鬱撒き》、瞬速に無限パンプを持たせる暴挙に出た《仮面の悪党》がともにコモンである。

今回の黒は白に匹敵する性能。オルゾフセットといえるかもしれない。

《ショック》《焦熱の竜火》以上に頼もしい火力である《金屑化》。
だが火力といえば、インスタントX火力《溶岩噴火》。打消し以外対処不能の今セット最強のカードである。

大味な《溶岩噴火》とは逆に《ゴブリンの魔術》はクリーチャー強化呪文との兼ね合いが非常によく、勝ちきれる性能を有している。

クリーチャーは飛行+無限パワーの《ヘルカイトの懲罰者》を筆頭に、『灯争大戦』からやってきた《砲塔のオーガ》、威迫4/5におまけがついてる《骨穴の粗暴者》と実に赤らしいクリーチャーが揃っている。

《巨大な戦慄大口》に簡単な説明不要。

《節くれ賢者》《森の守部》の到達組に、破壊どころか生贄という《巻き添え》で対飛行が相変わらず極まっている。特に、《スカイウェイの狙撃者》は推定で10万本の矢を持ち歩いている。

呪禁を付与する《レインジャーの悪知恵》は相変わらず便利だが、特筆したいのは《人生は続く》。
ブースターブリッツの華である「先攻、速攻クリーチャー強化して5点」を狙うデッキに対してインスタント4点回復は絶望的に強く、コモンなので出現頻度が高い。死亡時の8点回復は、同等サイズのクリーチャーによる膠着状態の打破には十分すぎる数値。

え、こんな強かった・・・?と錯覚するほどだった。
《人生は続く》のおかげで今回は必殺コンボがほとんど発生せず、このような記事構成となっている。

その他

リミテッドでアーキタイプを定義する役割を持つ多色カード、無難にもほどがあるアーティファクトは共に活躍していない。

パワー分のダメージを飛ばし続ける《枝葉族の報復者》だけが例外である。

総評

基本セットはクリーチャー、除去呪文共に満遍なく収録されておりブリッツ的に評価は高い。
今回は特にその傾向が強く、複数枚のカードに頼るシナジー重視のメカニズムが少なく、非常にパック内バランスが良い。

ブースターブリッツ初心者から上級者まで幅広くお勧めできる。あれ・・・。誰もやらないし、読んでない・・・?




総括

2箱あることからお互いに1箱開けて使用する、ブースターブリッツならぬボックスブリッツという、まったくお手軽じゃない暴挙に出た。(プレイ時間:約5時間

自分

 
神話レア
《不気味な教示者》ショーケース版
《不気味な教示者》《不連続性》《精霊龍、ウギン》
 
レア以上FOIL
特殊枠《バスリの副官》
《屍呆症》《忍耐の偶像》
 
 
ウギンがなかったらやば過ぎたと思う。

相手

神話レア
特殊枠《精霊龍、ウギン》
《峰の恐怖》《焦熱の解放》《死者を目覚めさせる者、リリアナ》
 
レア以上FOIL
《トレイリアの大魔導師、バリン》《精神迷わせの秘本》
特殊枠《時の支配者、テフェリー》(290)

神箱!!!!!!!!!!
2箱分行ってないか!!!!!!!???????





 

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発売日: 2022年2月18日
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フレイバーテキスト

  1. 相変わらず予想外のカードが強くて良くできたルールだなぁ

  2. ボックスブリッツ5時間はすげえ

  3. 神話レア3枚のはずれ箱を引いて涙した俺にはまぶしすぎる大当たり

今日の手札

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