Teferi, Who Slows the Sunset / 日没を遅らせる者、テフェリー (２)(白)(青)
伝説のプレインズウォーカー — テフェリー(Teferi)
[+1]：アーティファクト最大１つとクリーチャー最大１体と土地最大１つを対象とする。あなたがコントロールしていて対象にしたパーマネントをアンタップする。あなたがコントロールしておらず対象にしたパーマネントをタップする。あなたは２点のライフを得る。
[-2]：あなたのライブラリーの一番上にあるカード３枚を見る。そのうち１枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-7]：あなたは「各対戦相手のアンタップ・ステップに、あなたがコントロールしているすべてのパーマネントをアンタップする。」と「各対戦相手のドロー・ステップに、あなたはカード１枚を引く。」を持つ紋章を得る。4
朝を貪る。
『イニストラード：真夜中の狩り』神話レア。話してるうち日没してしまうほどに長い歴史を持つプレインズウォーカー、テフェリーの最新版となる。
[+1]：アーティファクト最大１つとクリーチャー最大１体と土地最大１つを対象とする。あなたがコントロールしていて対象にしたパーマネントをアンタップする。あなたがコントロールしておらず対象にしたパーマネントをタップする。あなたは２点のライフを得る。
青と白が有するタップ、アンタップ能力をアーティファクト、クリーチャー、土地それぞれに施す。自分のパーマネントならアンタップ、対戦相手のパーマネントならばタップと効果が固定、さらに最大1個なので、仮に対戦相手にしか適切な対象が無くとも裏目となることはない。あなたは2点のライフを得る。
忠誠度を増やす目的として率先して使っていきたい能力だが、自分のターンに対戦相手のクリーチャーをタップしてもそのままターンが返ればアンタップされてしまい妨害能力としては機能しない。
中でも不在しがちなアーティファクトだが、現スタンダードではなにかと生成される宝物トークンをタップして1マナ縛れることは覚えておこう。
[-2]：あなたのライブラリーの一番上にあるカード３枚を見る。そのうち１枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
3枚見て1枚手札。青の基本的な呪文《予期》そのものの効果。《予期》自体がさほど強力ではなく、4マナのプレインズウォーカーが持っていてもそれは変わらない。
初期忠誠度４からの[-2]で自衛手段を持たないことから即使用していいものではない。[+1]で盤石に守りを固めた後、勝ち切るためのカードを求めて起動することになる。
[-7]：あなたは「各対戦相手のアンタップ・ステップに、あなたがコントロールしているすべてのパーマネントをアンタップする。」と「各対戦相手のドロー・ステップに、あなたはカード１枚を引く。」を持つ紋章を得る。
「対戦相手のアンタップステップに一緒にアンタップする」と「ドローステップに一緒に1枚引く」紋章。タイムアルター・ダブルアクセル。
相当なインチキの効果の詰め合わせなことに間違いは無いのだが、妨害能力を有しておらず、手札増強効果は[-2]。予め手札にインスタントを貯め込んでおかなければ紋章得た所でこれと言って機能しない。「だからなに？」的な側面は否めない。
歴代の青白テフェリーと比べると、戦場への影響力がとにかく乏しく、維持していれば勝てるカードではない。
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とにかく[+1]でいかにデッキを機能させるかが肝となる。相性の良いアーティファクトや土地を採用しつつ、クリーチャーを立ててテフェリーを守らせる。自分から動かす専用のデッキ構築が必要となってくる。
プレインズウォーカー・カードの記事は忠誠度能力の紹介で埋まりがちになる・・・。
ほら、もう夜も更けてきた・・・。
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