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1285枚目「真紅契約魔城イニストラード」

不浄なる祭司

Unholy Officiant / 不浄なる祭司 (白)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) クレリック(Cleric)
警戒
(4)(白):不浄なる祭司の上に+1/+1カウンター1個を置く。


「この歪んだ式典は単に人間の儀式を嘲っているのか、それともオリヴィアは真似事に溺れているのだろうか?」
――ソリン・マルコフ
1/2

不浄なる祭司こそイニストラード最強の吸血鬼である。





新セット発売恒例行事、ブースターブリッツをプレイしながら行った開封記事である。

旧枠FOIL…美しいな!!!!!

ブースターブリッツ

セットブースター収録のマジックミニゲームカードに登場する改変マジックの1つである。

パック開封!3枚デッキ!4つ構築!5点ライフを削り切れ!マナは常に∞!!!!!

※僕たちはハウスルールとしてデッキ選択は自分で決めている。

ブースター1パックずつ持ち寄ればプレイ歴など関係なく、平等でお手軽に楽しめるのが最大の特徴である。

クリーチャー戦闘時のやりとり、いわゆる「コンバット」が重要でMTGの勉強にも役立ち、それでいて、マナ常時無限が織りなすブースターブリッツ独自のぶっ壊れ展開が発生し、実に味わい深いゲームである。

3なる弾薬を4の弾倉に装填・・・!

それが、ブースター・・・

ようこそお客人。お手数ですが、招待状の確認を。
・・・はい。
では、皆さん。パックを開けてください。

ブリッツ!!!!!!

血。

『真紅の契り』を象徴する吸血鬼たちと、式典にて振舞われる血液。カードを1枚捨てるだけで役立つことはない。
それでも血トークンを参照、起動コストに用いるクリーチャーのおかげで完全な死にメカニズムとはなってはいない。墓地にクリーチャーを送り込む手段、主に降霊などを利用する手もあるが、クリーチャーの頭数を確保できる濫用があることを祈った方が良い。

しかし、このセット。コモン除去がとにかく強い。

無限マナが作用した結果、白に純粋な除去が2枚も誕生する羽目となっている。切除が最も強く使えるメカニズムなのは間違いないだろう。

タフネス偏重なクリーチャーがリミテッドのメカニズムに取り込まれている影響で火力呪文は若干劣る。それでも、飛行クリーチャーを焼き落とすには充分な数値。

降霊が飛行スピリットではなくオーラへの変身となったことも含めて、珍しく飛行クリーチャーの活躍が乏しい環境となっている。

総じて、クリーチャーを介したシナジー形成は異常な難度である。訓練できた覚えがない

怪物

それとは逆に、圧倒的なサイズを誇る怪物には恵まれていた。

《戦慄光の大怪物》、カニ野郎は護法こそ無意味、追放領域参照だがブロック不可のパワー5。条件さえ満たせばワンパン。
後はもう見ての通りのパワーオブパワー。《繁茂の狩り手》はおおよそバニラだが、6/6を超えるのはクリーチャー同士では厳しい。

次いで《送り火の落とし子》が位置するが、悲しいことにタフネス4が絶妙な調整で信頼性が乏しく、悲しいことに3点ダメージでは人が死なない。
《不吉なとげ刺し》濫用でワンショットキルこそ決められたが、アンコモンなので再現性は低い。

しかし、このセット。コモン除去がとにかく強い。

不屈の意思》を以てしても。《不死なる悪意》を宿しても不安が残るこの世界。引き分けが多かったように思う。クリーチャー1枚では心もとなく誰でもいいからもう1枚添えておきたい。

スッ…(無限カウンター)

トントンッ

・・・。

変身

前回とは異なり、狼男たちの数が乏しく昼/夜があまり発生しない。一番活躍したので《恐れられる人狼》だろうか。それでも、アンコモン2枚が無限ダメージしだすので存在感はある。

正直、吸血鬼よりもはるかに脅威に感じる。怪物は量より質。

変身全体でいえば最優は《不貞腐れる農家》で間違いない。本命クリーチャーの隣に置くのにこれほど適した変身条件はないだろう。

今回の精神腐敗

手札3枚で繰り広げる関係上、先攻手札2枚破壊は9割方詰む。ブースターブリッツ最高峰のエンドカードが《精神腐敗》の系譜である。

今回もありました。

ここ最近のセット、《精神腐敗》率高くない???

ですが、ブリッツ評価はBランクです。
除去が優秀過ぎてしまい、メカニズム活用が難儀を極めました。

評価基準は以下の通り。
・コモン除去が優秀。
・3枚でもメカニズムが有効活用しやすい
・無限マナのバカゲーを味わえる。
・《精神腐敗》がある。

開封結果

ボックストッパー 《クインシー・ハーカー》
神話レアFOIL 《捜査員、ジェイコブ・ハーキン》《神聖なる憑依》
神話レア 《霊狩り、ケイヤ》(フルアート)《蝕むもの、トクスリル》(ショーケース)
《不笑のソリン》《捜査員、ジェイコブ・ハーキン》《オリバクの救済者》《墓所の照光者》
レアFOIL 《首なし騎手》

神話の枚数は多かった。FOIL2枚出たのは初めてかもしれない。

《不笑のソリン》は通常版だったが、どのイラストも素晴らしいのでそこまで痛手は感じなかった。《ケイヤ》フルアートがお目見えした回、「あれ、こいつ何もしなくね???」と嘆いてしまったことを詫びる。

あとーーー

この2枚見えてれば当たり箱に思える。

みんな開けような。





 

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