Spirited Companion / 神憑く相棒 (1)(白)
クリーチャー エンチャント — 犬(Dog)
神憑く相棒が戦場に出たとき、カード1枚を引く。いくつかの陽気な精霊と友情を築くと、すぐにその「群れ」は永岩城で起きる悪戯の原因として知られるようになる。1/1
神憑く相棒とは噛みつく相棒である。
新セット発売恒例行事、ブースターブリッツをプレイしながら行った開封記事である。
”追い詰められた狐はジャッカルより凶暴だ”
ブースターブリッツ
セットブースター収録のマジックミニゲームカードに登場した、マジックミニゲームの1つである。
パック開封!3枚デッキ!4つ構築!5点ライフを削り切れ!マナは常に∞!!!!!
※僕たちはハウスルールとしてデッキ選択は自分で決めている。
ブースター1パックずつ持ち寄ればプレイ歴など関係なく、平等でお手軽に楽しめるのが最大の特徴である。
クリーチャー戦闘時のやりとり、いわゆる「コンバット」が重要でMTGの勉強にも役立ち、それでいて、マナ常時無限が織りなすブースターブリッツ独自のぶっ壊れ展開が発生し、実に味わい深いゲームである。
3なる弾薬
4の弾倉に装填
5のライフを削り切れ!!!!!!
それが!ブースター・・・

人・地・天…忍法!風遁の術!!!
天・人・地…忍法!土遁の術!!!
まだだ!活殺自在!!!
天・地・人!…忍法!水遁の術!だまし討ち!
うおおおおおおおおお!!!!!!!

・・・。
一陣の風がMTG:今日の一枚管理人を包み込む。彼の者は、もはやエオルゼアの地に吹く一分の疾風と化していた。睦月の半ば、疫病が成した十と四日もの時間。体調不備こそまるでなかったまでも、信じ難いことに「影響はあったか?」と問われれば、これが答えだった。『禁:不要不急外出』のお触れは、電脳空間神河でなく、電脳空間エオルゼア。蒼天なるイシュガルドで満たすに適していたのだ
今、筆記すると”究極幻想十四式”について埋まりかねない。手に触れた、職業すべてについて書き記す『14のハローワーク』を執筆しかねない。そんな言い訳を他所に、気づけば如月も地平へ降りかけている。ーーーその刹那。

・・・ブリッツ!!!!!
天を以て誅を成す。
メカニズム
本セットはカード同士のシナジー、アーキタイプ構築の趣が従来よりも強い。リミテッドを経験している方はすでに実感しているように思う。忍術は攻撃を通すための飛行クリーチャー。アーティファクトの参照、エンチャント誘発はそれぞれのカードタイプ。機体には搭乗員。換装もそれ単体でクリーチャーとして数えることはできるが、装備先となるクリーチャーがなければあまり強くはない。英雄譚はクリーチャー化するまでのターン数が長い上に速攻も無く、戦場へ干渉できる章がなければ厳しい。

↑は全部読み飛ばしていい。

!?

いいか少年。
例え3枚と言えども。いや、3枚だからこそ、シナジーは強力だ。
ボード・アドバンテージの確保は最も真っ当なブリッツと言っていい。
なれど、ネオ神河。米国企業ウィザーズオブザコーストはネオジャパンを期待した…いや、機体でした!!!!!!

消し飛ばせ《雷鋼の巨像》!!!!!!!
7/7速攻トランプルがコモンってマジかよ!!!!!!!!!

ふっ・・・。遅いね。
瞬速タッパー!?!?!?!あと数字全部おかしくね????????

充電完了。
兎電池摩天楼。
![]() |
![]() |
プレビュー段階の雑談からパワー修整と速攻、そもそも自身が速攻を持ち強化先としても優秀な《兎電池》のやばさはブリッツ界隈において定評だったが、真なる伏兵は《歩行する摩天楼》。長ったらしいテキストの末尾に呪禁が隠されている。
やはりサイバー。機体を筆頭としたアーティファクトのパワーイズパワーが尋常ではない。”飛行が弱い環境など存在しない”定説は本セットも健在ではあるが、小粒なものが多い。搭乗前提であるが故に良質な数値を持つ機体と摩天楼が傍若無人に立ち振る舞う。
『カラデシュ』以来の機体環境。かなり上質なバカゲーである。
無限パンプ飛行《墨昇の潜入者》、無限+1/+1カウンタートランプル《記憶の担い手》、1体でも通したら《毒血勢団の影歩き》が忍殺とか他にも凄まじさはある。本当にこれは経験してほしい。
今回の《精神腐敗》
手札二枚を捨てさせる基本呪文《精神腐敗》。構築環境で見ることはおおよそなく、現在では上位互換が作られだしている。だが、手札三枚で行うブースターブリッツにおいては、先手番最強格のカードとして著名で、上位互換収録の影響を存分に受けているのである。
今回もありました。《魁渡の追跡》です。
そう都合よく忍者が威迫で攻撃できるタイミングはないが、上位互換なことに変わりはない。また、戦場に出たときに1枚捨てさせる《ウイルスの甲虫》の存在も見逃せない。
共にコモン。手札3枚全部捨てさせた上に、1/1という勝ち筋まで残る。私思うんですけど、ウィザーズ社ってブースターブリッツ好きですよね。
開封結果
神話レア | 《漆月魁渡》《月の賢者の養子、ナシ》《鬼の刃》《夜明けの空、猗旺》通常とフルアート |
レアFOIL | 《二天一流、一心》《永岩城の修繕》《鏡の箱》 |
ショーケース | 《二天一流、一心》《貪る混沌、碑出告》 |
もう写しちゃってるから気付くと思うけれど・・・
《二天一流、一心》が通常、FOIL、ショーケースの計三枚でた一心箱でした。三振ってか!うるせえわ。
あと土地サイクル事態は4枚出たんだけど、《耐え抜くもの、母聖樹》だけがないという。こんなことあんのwと笑うしかなかった。
相手さんの箱の神話レアは《完成化した賢者、タミヨウ》《西の樹の木霊》《渦巻く空、開璃》《珠眼の寺守り》でした。何も言うまい。
正直、デザートとして用意したコレクターブースター1パックからショーケース版《ジン=ギタクシアス》FOILが出なかったら砕け散ってたと思う。
ドラフトブースター・セットブースターとの質の違いから、評価を落としがちなコレクターブースター産となるが、ファイレクシアン特有の金属質な肉体がコレクターブースター特有の強い光沢、ギラつきと抜群に噛み合っている。比べたわけではないが、このカードばかりはコレクターブースターから出てきてくれてよかったとすら思えた。
最後に
かっこよくて美しい女侍の点数は高い。
フレイバーテキスト
ギタクシアスかっこええな
こら!たかし!またFF14してるの!