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969枚目「灯火屠りのガラク」

屠殺者ガラク

Garruk the Slayer / 屠殺者ガラク
〔黒/緑〕 プレインズウォーカー — ガラク(Garruk)
[0]:緑の2/2の狼(Wolf)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
[+4]:狼・クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに接死を得る。
[-10]:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。屠殺者ガラクの上にそのクリーチャーのタフネスに等しい数の忠誠(loyalty)カウンターを置く。
[-25]:屠殺者ガラクがコントロールしていないすべてのクリーチャーを破壊する。
20

屠殺者ガラクとは定形外である。





基本セット2015のプレリリースにて実施、配布された特殊カード。
プレインズウォーカーは挑戦者として呪いに黒く染まる彼へ挑むことができる。
だが忘れてはならない。彼は幾人もの挑戦者を屠ってきたのだ。
報酬に目が眩んだ命知らずのプレインズウォーカーこそ格好の獲物となる。

そんなガラクはいかにして最凶最悪の頂点捕食者へとなり果てたのか。

まだ明かされていない次元に生まれ、特務魔導士の父親と農場で暮らし魔法の手ほどきを受けていた。
ある日、その地の支配者に差し向けられた執行官がガラクを徴兵しに訪れた。
父はガラクに遠隔会話ができるアーティファクトを持たせて森の中へと逃がし、ガラクはそのアーティファクトを通じ、父の最期の言葉を聞く。

Nature is your best ally.(自然はお前の最高の味方だ。)
You must trust in the forest and what it has to offer.(森とその恵みを信じろ。)
And Garruk. Remember this most of all.(それと、ガラク。これだけは忘れるな。)

Anyone who can speak can lie…(人は誰しも嘘をつく。)
Expect deceit.(謀略を予想しろ。)
I love you son.(息子よ、愛している。)

この言葉通り森の中で7年過ごし逞しすぎるほどに成長する。魔法で森に棲むベイロスを率いて父親の復讐のため執行官の元へ訪れると、執行官は『父親は生きている』と言う。父親の最期の言葉を想い起こしながら地下牢へと案内される。

そこには剣が突き立てられた父親の亡骸があった。執行官はガラクを蹴り飛ばし、連れてきた獣もここには来れまいと高笑いする。
その瞬間、その場にワームを召喚し復讐を果たすと、戦利品として『父親の形見のアーティファクト』と『執行官の兜』を手にする。

webコミック THE WILD SON,

その後は強大な獲物を追い求める狩人となる。狩った獲物は殺すのではなく、魔法により『合体』することで自らの力とし、召喚魔法にも熟達する。
次元:シャンダラーにて狩り仲間の獣がある目的により偶然訪れていたプレインズウォーカー、リリアナ・ヴェスに殺され、憤慨したガラクは彼女を追い立て古代の霊廟にて襲い掛かる。
しかし、目的の品「鎖のヴェール」を手にしたリリアナに圧倒され敗北。その身に呪いを受けてしまう。

webコミック ハンターとヴェール
第1部 第2部 第3部

自身のみならず召喚した獣をも腐敗させる凶悪な呪い。リリアナの痕跡も無く後を追えないとわかると二度を渡らぬと誓った次元:ラヴニカへと向かう。
無限連合、ジェイス・ベレレン。奴なら居場所を知っているに違いないと。どういう繋がりかはわからん。

何かを解析するジェイスの元へ押し入り、おおよそ正気を失っていたガラクに治療が必要だと諭されるがそれを拒絶し、ジェイスに襲い掛かる。
すぐに正気を取り戻して謝罪し、改めて治療を促されるが身体的な病ではないと言う。
リリアナの居場所を聞き出すと、ジェイスが解析していたものはゼンディカーへの地図であることとゼンディカーの危険性を警告し次元を渡る。

webコミック ヴェールの呪い
第1部 第2部 第3部

ジェイスから聞き出した次元:ダヴェリアにて目隠しをしたゴルゴン(やたらと健全)(ジャッジメントの「仮面のゴルゴン」に似てる)(いや、似すぎじゃね?)の元へその世界の将軍の首を手土産にリリアナの情報を要求する。

知らないと答えたゴルゴンの元から立ち去るが、将軍の首に仕込んでおいて父親形見のアーティファクトにより会話を盗み聞きし情報入手に成功する。

その後、ついにイニストラードにてリリアナへと追いつき彼女と対峙する。
反動の恐れから「鎖のヴェール」を使わないリリアナに対し優位に闘うも、すでに呪いにより衰弱しきっており彼女を取り逃がす。

肉体的にも精神的にも限界を迎え死を覚悟するが、大天使アヴァシンが獄庫から解放されたことで次元を魔法の波が覆い、ガラクにかけられた呪いも緩和されたのだった。
しかしまだリリアナの痕跡は残っている。獲物を追うことができる。
ガラクは魔法の波(呪い黙らせ)に背を向け追跡を開始する。
その道中、アヴァシン教会の聖戦士に捕らえられアヴァシンの元へと移送されるが呪いはさらに進行しガラクは正気を失った。
「鎖のヴェール」とは破壊の力をもたらすのではなく、破壊者を造り出すものだったのだ。
大天使アヴァシンはプレインズウォーカーに覚醒した審問官、ヴロノスにガラク捕縛の任務を与えるが彼は返り討ちにあい斃れてしまう。
こうしてプレインズウォーカー狩りーーー頂点捕食者が誕生した。


この事態を重く見たジェイスが動き出し、ゼンディカーで肉尻した面晶体をガラクに埋め込むことで呪いを抑えつけた。(ゲーム:マジック2015―デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ)
しかしそれでもなお怪物で在り続け、リリアナに限らずすべてのプレインズウォーカーを追跡する多元宇宙最悪の狩人に成り果てている。

そして灯争大戦。ガラクは登場していない。
これはプレインズウォーカー殺しであるが故に、灯を求め計画を動かしたニコル・ボーラスがガラクを来ないようにしていたのだと明かされた。マローによって。

灯争大戦ミシックエディションに封入された8枚の特別仕様カードに登場していないのに「頂点捕食者、ガラク」が選ばれこれでもかと伏線を用意している。
ガラクの物語が再び動き出す時は近いだろう。
近いよな。あ、誓いはなさそう。

おまけ:独断と偏見によるプレインズウォーカーの強さランク。
ソシャゲーのwikiでよくある、キャラの強さランク。
これを私個人が独断と偏見で勝手に決める。リセマラの参考にしてくれ。
前提として、明確に最強であるラヴニカ襲来時のニコル・ボーラスを10/10、まだ若く発展途上故に際立った強さを描かれていないナーセットを5/5、俺たちゴリラを1/1。これらを基準として設ける。
ガラ
・「 [+1]:他のプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。」正気の沙汰じゃない。
・正気を取り戻してなお狩り続けているやべえ奴。
・獲物を狩り召喚する点はビビアンと同じだが、ガラクの場合自身の魔法でそれを行っている上、その身に力として取り込んでもいる。(『合体』と表現されている。)
・しかし呪いにより召喚する獣も呪われてしまう。
・リリアナに敗北し逃げられ続けているが、プレインズウォーカー狩りは進行し脅威としては計り知れない。そもそも強大な存在であるプレインズウォーカーを狩れる時点で規格外。
10/10 EX-RANK

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フレイバーテキスト

  1. ジェイスはホモダチが多すぎる

  2. この噛ませっぽいヴロノス君に、ガラクがプレイヤーのデュエルズオブザプレインズウォーカー2015のDLCで痛い目を見させられた記憶が…

  3. 1枚目のガラク見たことなかったからオリカかと思ったw

  4. 今日の手札のところに出て来て若干困った

今日の手札

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