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211枚目「開闢の使者」

開闢の巻物
Scroll of Origins / 開闢の巻物 (2)
アーティファクト
(2),(T):あなたの手札にカードが7枚以上ある場合、カードを1枚引く。

言葉から湧く言語、知識から生まれる思考、物語から編まれる歴史。

開闢の巻物とは禁止でも制限でもない。





『神河救済』レア。《Library of Alexandria》(禁止カードだ!)の調整版にあたるアーティファクトである。

Library of Alexandria
土地
(T):(◇)を加える。
(T):カードを1枚引く。あなたの手札にカードがちょうど7枚あるときにのみ起動できる。

《開闢の巻物》は《Library of Alexandria》と違い2マナで1ドロー。土地よりも対処されやすいアーィファクトとなった上に、他の能力は一切ない。条件を満たさずともマナを生み出す土地として問題なく機能する《Library of Alexandria》がいかに強力なカードなのか窺い知れる。一応、手札が8枚でも100枚でも使用できるがそこは大差ないだろう。

ドローアーティファクトの定番にして基本《ジェイムデー秘本》と比べて軽くはあるが、ドロー条件が厳しく使いづらい。


「開闢」とは世界の始まりを指し、この巻物は神河の成り立ちが書かれているであろう重要な書物なのだが伝説ではない。重版されたか展示用レプリカなのだろう。
よって、この巻物はなんの制限もなく使用することができる。

英語名は「Scroll of Origins」。MTGには「Origin」の付くカードは2枚しか無い。
《開闢の巻物》の後に登場した《Origin Spellbomb》は《起源の呪文爆弾》、「起源」と訳されているがこの巻物はあえての開闢。(※『イクサラン』に《起源の柱》が登場し3枚になった)

そして「オリジン」といえば最後の基本セットと銘打たれた『マジック・オリジン』。プレインズウォーカーたちの起源となる物語と説明されているが、同時に基本セット無きMTGの始まり=新たな世界の開闢でもある。
つまり、《開闢の巻物》が再録されるのは明らか。

追記

ーーー残念なことに『マジックオリジン』での再録は叶わなかった。(最後の基本セットでもなくなった)

しかし、『神河:輝ける世界』。電脳アーカイブ化した《開闢の巻物》が再録されるのはもはや確定事項。だってこれ古事記だし。





 

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発売日: 2022年2月18日
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フレイバーテキスト

  1. 終焉さんも開闢さんもついでにソーサラーまで
    今なら入れられますぞ!

  2. ΩΩΩ<な、なんだってー

  3. もし今スタンにあったら武器職人+魂込め+ジェスカイ隆盛で無限ドローか

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